ドナルド・トランプ氏をイメージしたプログラミング言語「TrumpScript」 48
~ 部門より
TrumpScriptはPythonベースで、米ライス大学のハッカソンのために学生が24時間以内で作成したものだという。ハッカソンで優勝することはできなかったが、よりトランプ氏らしくするためのさまざまな提案がGitHubのIssuesに寄せられており、改良も進められているようだ。
TrumpScriptの主な特徴は以下のようなもの
- 浮動小数点値は半端なので使用できない
- 100万未満の数値は使用できない
- インポートは絶対に認めない
- True/Falseではなくfact/lieを使用する
- プログラムは「America is great.」で終わる必要がある
- 45億は100億に修正される
除算により数値が浮動小数点値となった場合にはそのまま処理されていたが、指摘を受けて小数点以下を切り捨てるように修正された。一方、除算の結果100万未満の数値になった場合は、現在のところそのまま処理されている。
変数名として使用が認められるのは、最も一般的な英単語、トランプ氏の好きな単語、現在の政治家の名前のみで、計2,164個の単語がallowed_words.pyに定義されている。大文字小文字は一切区別しない。余分な単語はコンパイル時に自動で削除されるため、任意の位置にコメントを入れることが可能だ。ただし、認められない単語を使用するとエラーメッセージで批判される。また、「is/are」が代入演算子/比較演算子として定義されているので、コメントに入れる場合は注意が必要だ。