医療費支援を募るクラウドファンディング的システム、米病院が導入 2
ストーリー by hylom
送金側のメリットは 部門より
送金側のメリットは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
米ペンシルバニア州ハリスバーグにある病院で、患者の債務を減らすためクラウドファンディングサービスの提供が行われているそうだ。日本でも国内では難しい手術において、募金で資金を募ることが行われている。それを小規模にした仕組みをクラウドファンディングを使って提供できるようにしている模様。このクラウドファンディングサービスは金融会社と提携しており、医療情報や個人情報の扱いはHIPAAに準拠しているという(COMPUTERWORLD、PinnacleHealth HOPE、Slashdot)。
病院主催のクラウドファンディングサイトにログインすると専用のWebページが提供され、ここから資金援助依頼や、お見舞いカード、花などの提供依頼といった要望を伝えることができるという。パブリックに設定しておくと誰でもアクセスできるため、見ず知らずの人に対しても支援を求めることが可能。
米国の医療業界では未払い医療費が不良債権化しており、その金額は400億ドルにも及ぶ。サービスの提供会社はこの負担を減らしたいと考えているようだ。
ジョン・スミス氏の心臓移植手術を成功させよう キャンペーン! (スコア:1)
Goal $1,875,000, 185 days to go
・Pledge $5 or more:
お礼のE-mailを送らせていただきます
・Pedge $100 or more
お礼のスミス氏の写真付き直筆サイン入り絵葉書をお送りさせていただきます。
・Pledge $1,000 or more
スミス氏からのお礼のビデオメッセージが入ったUSBメモリ付き直筆のお礼の手紙をお送りさせていただきます。
・Pledge $10,000 or more (Limited 30)
スミス氏の入院する病院訪問ツアーにご招待。スミス氏との歓談、また担当医からスミス氏の病状や
予定している手術に関する詳細な説明のプレゼンを受けることができます。
・Pledge $100,000 or more (Limited 10)
病院訪問ツアーに加え、スミス氏の手術中のビデオライブストリームへのアクセス権が与えられます。
・Pledge $500,000 or more (Limited 2)
スミス氏の手術中に手術室内で術式を見学することができます。
・Pledge your heart (Limited 1)
スミス氏が回復した後、毎年あなたのお墓に献花します。
チャリティー (スコア:0)
集まった募金額の数倍の額をどこかの大富豪が寄付して水増しししてくれます、みたいなチャリティーによくあるやつは付けないのかな。
ただ手広く募金を募るのをみんながやり出すと、全体が薄まって最終的に効果が無さそうだし。