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医療

カナダの風邪薬Cold-FX、その臨床試験結果は偽薬以下だったことが裁判で明らかに 40

ストーリー by hylom
怪しいサプリメントだったということか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

米Valeant Pharmaceuticals Internationalsという製薬メーカーが販売する風邪予防薬「Cold-FX」は、偽薬以下の効果しか無いという調査結果が話題になっているという。(FortuneCBCnews)。

Cold-FXはカナダで広く使われている「風邪予防薬」だそうで、North American ginseng(北米ニンジン)由来の成分を含み、毎日飲むことで風邪を予防できるという。しかし、最近の集団訴訟により法廷に開示されたデータによると、メーカーが非公開としていた2004年の臨床試験では、Cold-FXを使用した際の主要症状継続日数(duration of primary sympthons)は偽薬使用時よりも長かったという(National PostglobalnewsYahooFinance)。

この結果を見て、ブリティッシュコロンビア大学のJames McCormack薬学教授は「この試験結果からは何の利益をも見出すことはできない」とコメントしている。

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  • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 11時45分 (#2973328)

    使ってる人からこう評されてますね。
    http://ameblo.jp/masakishiba/entry-10984141324.html [ameblo.jp]

    しかしこの人も「風邪を引いてから毎日十分に摂取することが出来なかった」と言ってますが、
    効能が周知されてないのか、売る側が風邪治療にも効くと言ってるのがいかんのか。
    風邪引いたら素直に「風邪薬」を飲みましょう。

    • リンク先の文章を見てると、

      カナダでは、あらゆる都市に国で運営するNational Sports Centreがあり、
      種目に関わらず、ナショナルチームの一定以上の指定を受けている選手であれば、
      Cold-FXが無償で提供してもらえます。

      また、オリンピックの公式スポンサーもしていたようです。

      ドーピングテストでも引っかからないので、
      多くのカナダ国内のトップアスリートが、体調管理の為に使用しています。

      何と言うか、唖然としたんですが…

      --
      --暮らしの中に修行あり。
      blogはじめました。 [hatena.ne.jp]
      親コメント
      • by Anonymous Coward

        「カナダ オリンピック ドーピング」とくれば、IOCと反ドーピング機関の大物でカナダ人で疑惑のデパートのディック・パウンド氏を連想するな。

  • ちなみに風邪を引いた時の発熱などにはオタネニンジンは避けた方がよい。
    予防薬としてはどうかは分からないが,風邪の引き始めからは飲むものじゃない。
    なので,主要症状継続日数が偽薬よりも長い,というのはある意味納得。
    • by Anonymous Coward

      確かに「予防薬」とは一体、どのような効果を持っているのだろうか。
      普通に受け取る印象は「風邪を予防する」効果だけど、風邪症状を呈する一般的なウィルスに対する抵抗性をあげるなんて、相当むずかしい。
      しかし、その効果判定は「主要症状継続日数」ではなく、前向き研究で服用群と対照群で風邪に罹った率を比較する、という方法でなされるべき。
      罹ってから早く治ることと、予防することは厳密には違うのだから。

      まあ、予防効果もそもそも怪しいわけだけどね。

    • by Anonymous Coward

      そうなんだよね。
      「毎日飲むことで風邪を予防する」が効能なら、
      「風邪を引いた後飲んだけど治らなかった偽薬だ」は的はずれな指摘。
      インフルエンザにかかってからワクチンを打つようなものだからだ。

      論点がよくわからない。

    • by Anonymous Coward

      東洋医学でも、病気の予防のために「漢方薬を毎日飲む」のは、そもそも大間違いですけどね・・。
      そういうのは薬じゃなく食品のカテゴリなので。商売人はホラを吹きますけど。

  • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 8時38分 (#2973233)

    効かないというより、飲んだほうが結果的に悪い症状だったってこと?

    • by ma_kon2 (9679) on 2016年03月02日 9時07分 (#2973242) 日記
      そもそも,主要成分が朝鮮人参(オタネニンジン)なら,
      血圧高める作用があるだろうし,
      んなもん,侵襲・発熱期に飲むなよ,ということではある。

      原文にざっと目を通すと

      1)罹患した風邪やインフルを治療する効果はないよ
      2)一応予防薬としての効果はあるよ
      3)2カ月以上飲んでると呼吸器疾患に罹患しにくくはなってるよ
      4)効能に「風邪とインフルを止めるよ」って書いてあるよ
      5)罹患したときに飲むとむしろ長引くよ

      てな感じですかね?
      だとすりゃ「4」でアウトとなりますわな。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 11時13分 (#2973313)

      タレこみ人ですが、これが裁判で開示された治験データです(National Postから辿れる)。
      http://ja.scribd.com/doc/297485687/Court-Copies-Cold-fx [scribd.com]

      二重盲検法をやったら、Placebo(偽薬)よりもCold-FXのほうが、0.5-1日ほど症状が長引いたのだそうで。

      親コメント
    • 本来、患者側はどちらを飲んでいるか判らないので
      これが厳密な試験の結果で有れば、
      「風邪を悪化させる薬としての効果がある」
      という結論でいいかと

      ただし、悪化の定義が「長引くだけ」だとしたらですが。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 11時07分 (#2973312)

        元の論文ではもっとちゃんと記述されているのかもしれないのに書いてしまいますが、雑談として。
        「偽薬群より実薬群が効く、ということが否定された」ということと、
        「偽薬群より実薬群の方が悪化する、ということが証明された」ということは異なります。

        例えば

        ケースA
        偽薬群・・・全体の中の95%以上が3~5日で回復、平均は4日
        実薬群・・・95%以上が6~8日で回復、平均は6日

        という場合と、

        ケースB
        偽薬群・・・95%以上が2~7日で回復、平均は4日
        実薬群・・・95%以上が4~8日で回復、平均は6日

        という場合ああったとします。

        ケースAでは95%の区間が重なってないですよね。
        なので、「偽薬群と実薬群は(統計的には)明らかに異なる」と言えて、「実薬は風邪を悪化させる」と言えます。

        でもケースBでは平均でも分布でも実薬群は悪化させていますが、区間が重なっているので、「偽薬群と実薬群は明らかに異なっているとは言えない」となります。
        (真の母集団の平均値は、偽薬が6日で実薬が5日かもしれない=偽薬より実薬の方が効くのかもしれない)

        もし今回がケースBのような結果なのであれば、「偽薬群より実薬群の方が悪化する」ということが証明されたわけではないことに。
        ちょっと上(?)のコメントどおりなら、その辺も考慮して試験されたのかなぁ(他人任せ)

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      とりあえず、
      ・飲んだ結果、体力や抵抗力が低下する。
      ・飲んだ結果、症状に気付くのが遅れ、悪化するまで気付かない。
      ・飲んだから安心と、うがいや手洗いなど他の対策をしなくなるので悪化しやすい。
      ・単純に統計上の誤差。
      などが考えられるかな。でもこれだけじゃなんとも。

      それに「予防薬」であって「治療薬」じゃないんだろ?もし本当に感染自体を予防してても、
      感染後の治療にかかる日数は関係ないんじゃないかなあ。

      • by Anonymous Coward

        > 飲んだから安心と、うがいや手洗いなど他の対策をしなくなるので悪化しやすい。

        これは偽薬でも条件は同じ。
        ちゃんとした実験なら誤差は誤差っていうはずだから、
        実験を信じるならほんとに薬が悪かったと思うしかないような。

        • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 13時38分 (#2973429)

          大本のコメントも含め誤解してる気がするよ。

          効かないというより、飲んだほうが結果的に悪い症状だったってこと?

          違うわ。「効いたけど偽薬のほうがよく効いた」ってことだ。

          実験を信じるならほんとに薬が悪かったと思うしかないような。

          「薬は悪くなかったけど偽薬のほうが優秀だった」ってだけだ。

          プラセボ効果の脳科学 [nikkei-science.com]

          プラセボ効果として知られる偽の治療が驚くほど効くことがある。例えば,うつ病に対する偽薬の効果が,抗うつ剤を使う場合の80%を超える例がある。偽薬は,脳において期待や注意,情動をつかさどる各回路を働かせている。将来,医師たちは日常的に偽薬を使い,承認薬や治療法の効果を増し,場合によっては偽薬がそうした薬剤や治療法に取って代わるかもしれない。

          親コメント
          • by Anonymous Coward

            偽薬の方が優秀だったってことは、その薬には負の効果があって
            偽薬の効果を相殺してた以外になにがあるの?

            • >偽薬の効果を相殺

              偽薬と一緒に服用したの??

              親コメント
              • by Anonymous Coward

                偽薬は実体が無いイメージの存在だから、一粒しか飲まなくても一緒に服用したと言えるんじゃない?

              • by Anonymous Coward

                「自然治癒」に対して
                「自然治癒+偽薬効果」で少し治癒時間が短くなり、
                「自然治癒+今回の薬」で少し治癒時間が長くなったというのであれば、
                偽薬効果を打ち消し、さらに悪化させる効果があったんでしょ?

                ・・・という主張だと思われます。
                しかし、他でも書いたように、今回は「偽薬より今回の薬が優れている」という命題が否定されたのであって、
                「偽薬より今回の薬が悪化させる」ということが証明されたわけではない可能性が高い。
                (今回の実験結果の平均値が+1.5日であろうが何だろうが、誤差範囲である可能性がある)
                「治療薬として飲む意味はない」ということは確認されたと言っても良いですが、「飲まないより飲む方が悪い」ことは確認されていません。

    • by Anonymous Coward

      「偽薬を飲めば風邪を予防できます!」

    • by Anonymous Coward

      風邪促進薬?

    • by Anonymous Coward

      夏バテ予防にはウナギがきくと聞いて
      夏バテになってからウナギを食べたら下痢して夏バテが酷くなった。
      そんなお話ですよね。これって。
      用法用量をまもって正しく御使いください。 ピンポーン

    • by Anonymous Coward

      理解する気の無いバカに論理を説明することがどれほど不毛なことかよくわかるツリーですね…。

    • by Anonymous Coward

      好転反応です!

  • by iwakuralain (33086) on 2016年03月02日 10時24分 (#2973286)

    なんで薬として承認されてるかよく解らない

    # 予防薬だから位置付けが違うのかな

  • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 11時16分 (#2973316)

    風邪ひき薬だよね。サボりたい時に使える。

  • 何の(あるいは「誰の」)利益について言ってるのかがわからん。効果がないと判明したということなら機会損失が防げる。

  • by Anonymous Coward on 2016年03月02日 18時14分 (#2973579)

    ちゃんと治験したら、漢方薬の大半が落とされるでしょ。

    • by Anonymous Coward

      漢方を通常の治験の仕組みで評価したら落ちるものが多くある、のは事実でしょう。
      (実際、治験を行い普通に認可されたものもあるし、治験の結果ダメだったものもある)
      細かく見ていくと色々話はあるのですが、いずれにせよ今回の話はそういうものではありません。

      #2973242の記述を信じ、推測するなら、
      「予防薬として治験を行い、予防薬として認可された」が、
      「治療薬として宣伝されていた」上で、「治療薬としては効果が認められなかった」(悪化する、というのは先走り)
      治験の結果が否定されたわけでは(一応)ありません。

      #一応、というのは、この予防効果の程度が臨床的にどこまで意味があるのか、コレを日常的に飲み続けることにどれだけ意味があるのか、という点は別の評価だから。

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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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