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2016年5月29日の記事一覧(全6件)
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広告

Googleマップの検索結果に広告を表示する「ローカル検索広告」 28

ストーリー by headless
purple-pins-all-in-my-map 部門より
Googleは24日、Googleマップの検索結果に近くの店の広告を表示する「ローカル検索広告」を発表した(Inside AdWordsブログの記事Ars Technicaの記事Consumeristの記事ITmediaニュースの記事)。

広告は「promoted pins」と呼ばれており、店のロゴとともに紫色のピン(マーカー)として表示される。検索結果や詳細情報ページにも紫色で広告であることが明示されるようだ。また、ビジネス情報ページには、セール情報の表示や在庫確認機能などが追加されるとのこと。

検索時点で近隣のビジネスが何かを宣伝していなければ広告は表示されないが、今後Googleマップでルート表示をした場合などに広告を目にする機会が出てくるとのことだ。
12795465 story
アメリカ合衆国

米政府機関、古いITシステムの運用と維持に予算の75%を費やす。8インチフロッピーディスクは来年退役の計画 51

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if-it-works-don't-nuke-it 部門より
米政府機関が数十年前のコンピューターシステム使い続けていることはスラドでも何度か話題になっているが、米会計監査院(GAO)の調べによると、連邦政府では年800億ドルを超えるIT予算の約75%を古いシステムの運用と維持に費やしているそうだ(GAOの報告書: PDFThe Vergeの記事Neowinの記事The Guardianの記事)。

GAOでは特に問題があるレガシーITへの投資として、多くの省庁が使用しているCOBOLで書かれたプログラムと国防総省が使用する8インチフロッピーディスクを使用するシステムを挙げている。

国防総省ではICBMや爆撃機といった核戦力の運用を連携させるために8インチフロッピーディスクを使用しており、1970年代のIBM Series/1上で実行されているが、全体としては53年前のシステムだという。ただし、これについては2017年度末までの更新が計画されているそうだ。

COBOLを使用したプログラムの置き換えについては省庁や部署によって対応が異なる。退役軍人省だけをみても、職員の給与計算システムは2017年に置き換えが計画されている一方、退役軍人に対する恩給支給などのシステムについては置き換えが計画されていない。

すべての省庁が現在のITシステム導入時期を記録しているわけではないが、リストアップされている中で最も古いのは財務省が使用しているもので、納税情報などを記録する個人用のマスターファイルと企業用のマスターファイルだ。

財務省のマスターファイルシステムはアセンブリ言語で書かれており、ハードウェアはより新しいIBMのメインフレームに置き換えられているものの、全体としてはおよそ56年前のシステムだという。これらのシステムの置き換えは今後の予定となっているが、具体的に計画されてはいないとのことだ。
12795708 story
NASA

米議会、NASAに恒星間探査機の開発を要請 67

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要請 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

共同通信の報道によると、米下院の予算委員会がNASAが要求していないにも関わらず、光速の10分の1の速度で航行できる恒星間探査機の研究開発費を2017年度予算に盛り込み、開発を求める異例の形となっているという(毎日新聞の記事)。

委員会の報告書には「太陽系から最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星へ向かう無人科学探査機を、アポロ11号の月面着陸から100年となる2069年の打ち上げを目指して開発すべきだ」と記されているということで、なんとなく技術的難易度を理解せずに政治主導で要請が出されてしまったようにみえる。予算が実際に認められるには本会議や上院の承認も必要となるので確定ではないが、50年も先のこととはいえ、何か技術的な目途があっての話なのだろうか。

実際に予算委員会の報告書(PDF: 該当部分は60ページ)が求めているのは、光速の10分の1程度での航行が可能な推進技術の研究・開発だ。現在のところ、このような推進技術で技術的成熟レベル(TRL) 1~2を超えるものは存在しないが、概念上は光速の10分の1を実現可能な推進技術の研究にNASAも出資している。これを踏まえて、恒星間航行に向けた推進技術の評価報告書を2017年度中にまとめるよう求めている。Scienceの記事では、先日話題になったNanocraft計画を念頭に置いたものとみている。

12795754 story
Windows

Windows 10 Anniversary Update、開発の最終段階へ 74

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段階 部門より
MicrosoftではWindows 10 Anniversary Updateのリリースに向け、開発の最終段階に入ったようだ(WinBetaの記事Softpediaの記事)。

WinBetaへの情報提供者によれば、Anniversary Update(Redstone 1)に対する新機能追加は終了し、バグ修正と安定化に集中する段階に入っているという。細かい機能追加や改善は行われる可能性もあるが、現時点で実装されていない大きな新機能については、2017年第1四半期にリリース予定の大規模アップデート(Redstone 2)へ先送りされるとのこと。なお、Build 2016で発表された新機能の主要なものは、現在のInsider Previewビルドに実装されている。

なお、先日更新されたWindows 10のハードウェア要件では適用対象のバージョンが「1607」となっているが、MicrosoftではAnniversary Updateの内部ビルドを「バージョン1607」と呼んでいるという。Anniversary Updateのリリースは2016年夏とのみ発表されているが、2015年11月の大型アップデートが「バージョン1511」となっていることから、実際にWindows 10が1周年を迎える7月のリリースとなる可能性が高そうだ。
12795769 story
テクノロジー

SpaceXのFalcon 9ロケット、ドローン船上への着陸・回収に3回連続で成功 22

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高速 部門より
SpaceXは27日、Falcon 9ロケット第1段のドローン船上への着陸・回収に3回連続で成功した(SpaceXのニュース記事The Vergeの記事The Washington Postの記事GeekWireの記事)。

Falcon 9はタイ・Thaicomの商用通信衛星「THAICOM 8」を搭載し、米国・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。THAICOM 8は超同期トランスファー軌道に投入され、打ち上げは成功。Falcon 9ロケットの第1段はやや傾いたものの、大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」に無事着陸した。

今回のミッションは衛星を高軌道に投入することから、ドローン船上への着陸は前回2回ミッションよりも難易度が高い。イーロン・マスク氏のツイートによれば着陸時の速度は設計上の最高速度に近く、Falcon 9の脚に組み込まれた衝撃吸収用のクラッシュコアが破損したようだ。クラッシュコアは容易に交換できるが、ケープカナベラルへの帰路でFalcon 9が倒れる可能性もあるとのこと。
12795775 story
Android

次期Android「N」の名前募集、インドの揚げ菓子が人気を集める 75

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甘味 部門より
Googleが実施している次期Android「N」の名前募集で、インドのお菓子「Neyyappam(ネイヤッパム)」が人気を集めているそうだ(Mashableの記事The New Indian Expressの記事)。

NeyyappamはGoogleの名前募集ページにも掲載されているが、米とジャガリー(含蜜糖)を主原料とするケララ州の伝統的な揚げ菓子らしい。昨年ニューデリーで開催されたトークセッションに参加したGoogle CEOのサンダー・ピチャイ氏は、次期Androidの名称決定にオンライン投票を検討していることを明らかにし、すべてのインド人が投票すればインドの食べ物の名前を付けることも可能だと述べていた。

Googleの募集ガイドラインでは得票が名称の決定に影響するかどうかを明らかにしておらず、得票数も発表されていないが、地元ケララでは投票を呼び掛けるキャンペーンサイトも立ち上げられており、実際に得票数上位に入っているとのことだ。
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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