パスワードを忘れた? アカウント作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2016年6月21日の記事一覧(全12件)
12818522 story
Ubuntu

フリーソフトウェアの利用、運用コストの上昇によりトータルでのコストは上がっている? 58

ストーリー by hylom
前からという気も 部門より

Ubuntuを開発する英Canonicalの創業者Mark Shuttleworth氏がInterop 2016での講演にて、「フリーソフトウェアは高コストになっている」と述べたそうだ(ZDNet Japan)。

氏によると、ソフトウェアのコストは下がっているいっぽうで運用コストは上昇しており、それによってトータルでの利用コストは上がっているという。運用コストが上昇している理由としては、小さいモジュールを組み合わせてサービスを構築するという現在のトレンドが影響しているそうだ。

そのため、Canonicalでは「オーケストレーション」と呼ばれる、ソフトウェア運用を自動化するツールや管理ツールに注力しているという。

12818523 story
情報漏洩

米民主党、ロシア系組織からサイバー攻撃を受けトランプ氏の調査資料を流出させる 26

ストーリー by hylom
セキュリティ関連でもトランプ氏が話題に 部門より
caret曰く、

米民主党全国委員会 (DNC) のコンピュータが、ロシア政府系とみられる2つの組織からのサイバー攻撃を受けたという。この攻撃によって、米大統領選の共和党候補であるドナルド・トランプ氏について同党が調査した資料が盗み出されていたそうだ。ワシントン・ポスト紙(電子版)が6月14日、DNC関係者やセキュリティ専門家の話を元に報じた(Washington PostEndpoint Protection Blog from Crowdstrikeの投稿時事通信日経新聞CNN.co.jpAFPロイターブルームバーグ)。

同紙によれば、一連のサイバー攻撃は1年間にわたって行われた非常に大規模なもので、DNCのシステム内の電子メールやチャットが外部からすべて読める状態になっていたという。この攻撃の痕跡をDNCが発見したのは今年4月で、その後調査依頼を受けたセキュリティ企業・米クラウドストライク社によると、攻撃を行ったのは「コージー・ベア」と「ファンシー・ベア」という名称だそうだ。ロシアの情報機関と密接な関係を持ち、ロシア政府に有利な政治的・経済的スパイ活動を行っており、高度な技術を有しているという。

うち1つはホワイトハウスや国務省の非機密ネットワークの侵入にも成功していたという。また、両グループは協力しておらず、それぞれ独立して侵入したとみられるという。さらに民主党の大統領候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン氏やドナルド・トランプ氏本人、共和党の複数の政治活動委員会も標的にしていたとワシントン・ポストは報じている。なお、財務データや資金提供者などの個人情報を盗まれた形跡はないとしている。

先週末にDNCのシステム修正が行われ、またクラウドストライク社による監視も行われているとのこと。なお、ロシアのペスコフ大統領報道官は、モスクワで「政府または政府機関がこの件に関与していた可能性を全面的に否定する」と述べたという。

なお、今回盗まれた200ページ超のドナルド・トランプ氏に関する調査資料が、「Guccifer 2.0」を名乗る人物により、ネットメディア企業Gawkerに送付されたという(GawkerCNET Japan)。この人物は100GBに及ぶ財務報告書、資金提供者の一覧、選挙綱領、共和党対策、個人のメールなどのデータを所有していると主張しており、Gawkerが報じたところによれば、ほかにも寄付の登録台帳や戦略ファイルなどさまざまな文書が送られてきたという。この報道は、前述の財務データや個人情報は盗まれていないというワシントン・ポスト紙の報道と矛盾する。

なお、ロシア政府系クラッカーとしては、今回の動きは異例だという。

12818525 story
ニュース

ペプシ史上最強炭酸「ペプシストロング 5.0GV」発売 97

ストーリー by hylom
強力な二酸化炭素水 部門より
masakun曰く、

サントリー食品インターナショナルがペプシ史上最強炭酸を謳う「ペプシストロング5.0GV」シリーズを6月21日より全国で発売するという(サントリーの発表)。

昨年発売した強炭酸×強カフェインのペプシストロングシリーズが好評で、今年は強カフェインはそのままにさらなる刺激を提供するために、充填時の最高ガスボリューム5.0GVに耐えられるペットボトルを採用(1gas volは1Lの液体に1Lの炭酸ガスが溶けていることを意味する)。さらにより刺激を高められるよう香料の配合にも一工夫がされている。有糖コーラ「ペプシストロング5.0GV」とゼロカロリーコーラ「ペプシストロング5.0GV〈ゼロ〉」は490mlペットボトルで1本税別140円にて発売されるという。

なお6月16日よりPEPSIガールが「ペプシストロング5.0GV」を20万本配布する「#ジュードロウのおごりと聞いて」プロモーションを全国7都市にて展開しているという。発売前に史上最強炭酸を味わわれた方はおられるだろうか。

12819492 story
電力

運転開始から40年を超えた高浜原発、20年間の運転延長が許可される 90

ストーリー by hylom
いきなり20年延長は長すぎませんか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

1974年に運転を開始した高浜原子力発電所1号機および1975年に運転開始の同2号機が、原子力規制委員会から運転延長の認可を受けることが決まった(読売新聞)。運転開始から40年を超えた原発に対し運転延長が許可されるのは初めて。

なお、高浜原発については3号機および4号機に対し、大津地裁から運転停止を命じる仮処分が出ている。関西電力は執行停止の申し立てを行っているが、17日に却下されている(読売新聞の別記事)。大津地裁側は「原子力規制委員会が策定した新規制基準に基づく審査に合格しても安全性が確保されたとはいえない」と主張している。

12819508 story
Twitter

Twitterユーザーの多くは、リンク付きツイートのリンク先を見ずにリツイートしている 41

ストーリー by hylom
見た目ほどの誘導効果はないということか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

今や多くのメディアがTwitterで情報発信を行っているが、リンク付きのツイートをリツイートするユーザーの多くはそのリンク先を自分では見ずにリツイートを行っているという(ITmedia)。

米コロンビア大学と仏国立情報学自動制御研究所(INRIA)の研究結果によるもの(論文)で、2015年夏にCNN、The New York Times、The Huffington Post、BBC、Fox Newsの記事を対象に調査を行ったという。その結果、リツイートされている投稿のURLのうち59%はクリックされないことが分かったという。

12819520 story
任天堂

任天堂のVRへの参入はまだまだ先? 65

ストーリー by hylom
デバイスがまだまだお高いですしね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

VRがよく話題になる昨今だが、任天堂はまだVRに対し消極的なようだ(Mogura VRUploadVRExtremeTech)。

これはNintendo of AmericaのReggie Fils-Aime社長がE3でBloombergの取材に対し答えたもの。同氏はVRについてはまだ普及している段階ではなく一般消費者に浸透するまでには時間がかかるとし、任天堂のVRへの参入時期について「VRがゲームの主流になる可能性が示されてから」との消極的な回答を行うに留まったという。一方で「任天堂がVRに参入する際には、VRをゲームの主流へと引き上げるようなプロダクトを送り出すだろう」という自信に満ちた発言も行っているようだ。

なお、任天堂の次世代ゲーム機「NX」について「発売予定時期が延期されたのはVRに対応させるため」という話もあったが(ギズモード・ジャパン)、上記の発言を見る限りその説は怪しいようである。

12819530 story
医療

豪州の病院で使われているMS-DOS上で動くシステム、あまりに古いためメーカーがライセンス更新を拒否してトラブルに 89

ストーリー by hylom
何が起こっているんですかね 部門より
taraiok 曰く、

オーストラリアの国立病院で使われている「CHIRON」という患者情報管理システムソフトウェアのメーカーが、ソフトウェアのライセンスが昨年3月に期限切れになったとして裁判所に訴えているという。このプログラムは90年代初めから使われており、MS-DOS上で動作しているそうだ。そのため、メーカー側がライセンスの延長は不可能としているという(ABCPULSE ITSlashdot

裁判所はこれを受けて病院に利用停止命令を出したが、南オーストラリア州は「ソフトウェアの利用停止を行うと患者に危険が起こりうる」として従っていないという。

CHIRONは南オーストラリア州にある64箇所の国立病院などで使用されている。法廷文書によると、CHIRONが使用不能になった場合、患者のアレルギーなどの重要な情報へのアクセスが不能になる。

このソフトウェアは2003年にWindows版も作られているそうだが、南オーストラリア州はさまざまな理由からアップグレードを拒否していたという。

12819566 story
政府

政府機関に対するセキュリティ脅威、2015年度は前年度比1.5倍に 2

ストーリー by hylom
狙われる政府 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

政府・サイバーセキュリティ戦略本部が2015年度の「サイバーセキュリティ政策に係る年次報告」を決定した。これによると、2015年度の政府機関に対するサイバー攻撃といったセキュリティ脅威発生件数は前年度比1.5倍の約613万件だったという(日経コンピュータDigital)。

また、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が対象機関に対応を促すために通報した件数は前年度比約3分の2となる163件だった。このうち4割が「不審な通信の検知」によるものだったという。なお、通報には深刻な事態を引き起こした年金機構事案関連のものも含まれている。

今後は「政府機関等の情報セキュリティ対策のための統一基準群」の改定も行う計画で、「情報システムの重要な情報を扱う部分のインターネットからの分離」「クラウドサービス及び提供事業者の信頼性の確認」などが検討されているという。

12819546 story
テクノロジー

人工知能Watsonを搭載した自動運転マイクロバスOlli 16

ストーリー by hylom
事故ったときの安全性は大丈夫なのか 部門より
maia 曰く、

2014年9月に3Dプリントで作る自動車「Strati」(Make:の記事)を発表したLocal Motors(アリゾナ州)が3Dプリントで作る自動運転マイクロバス「Olli」を発表した(GIGAZINEEngadget Japanese)。

Olliは最大12人乗りで運転席が無い。中を向いたベンチシートだけで、座席のあるロープウェイのキャビンのようだ。3Dプリントには10時間がかかるという。Olliの興味深い点は、IBMの人工知能Watsonを搭載して乗客との対話型コミュニケーションを担わせていることだ。行き先の指示確認だけでなく、観光案内もできるという。商業運行時には有人のコントロールセンターが走行を監視するようだ。Olliの完成度は既に高いように見えるが、とりあえずワシントンDCからフィールドテストを実施していくとのこと。

12819680 story
宇宙

米国のレーザー検出器、2例目となる重力波の直接検出に成功 47

ストーリー by hylom
すごいエネルギー 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

米国が2例目となる重力波の直接検出に成功したそうだ(AstroArtsthe guardianPhysical Review LettersSlashdot)。

今年2月の発表(2015年9月の現象)に続くもの。検出を行ったのは米国のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」で、2015年12月26日に測定されたものだという。

観察された重力波は、地球から14億光年離れた場所で「太陽質量の7.5倍と14.2倍のブラックホール」が合体したために生まれたものだと推測されている。合体後に太陽の20.8倍の質量を持つブラックホールができ、残りのエネルギーが重力波として放射されたという。今後観測例が増えれば、どのようにしてブラックホールが合体するのかといった疑問の答えが得られる可能性があるようだ。

12819844 story
プライバシ

マイナンバーカードに付属するカードケースに対しマイナンバーが格納されているQRコードを隠していないとの指摘 66

ストーリー by hylom
隠せてなかった 部門より

マイナンバーカード(個人番号カード)の交付時に一緒に渡されるカードケースでは、カードの個人番号が記載された部分を隠すようになっており、カードケースに入れたまま利用することで個人番号を提示せずに本人確認に利用できるとされている。しかし、このカードケースで隠されていないQRコードには個人番号が格納されており、スマホ等で撮影することで簡単に個人番号を得ることができるとの指摘がされている(ITmedia日経ITpro)。

これを受けて、特定個人情報保護委員会が個人番号が格納されているQRコードを読み取る等して収集しないよう注意喚起を行っているようだ。なお、ケースを作成したのは個人情報保護委員会ではないとのこと。

12819868 story
スパコン

世界スーパーコンピュータランキング「TOP500」2016年6月版、中国製CPUを採用したスパコンが新たに首位に 142

ストーリー by hylom
金をつぎ込んでいる感 部門より

6月20日、世界のスーパーコンピュータ性能上位ランキング「TOP500」の2016年6月版が発表された。このリストでは、新たに中国・無錫国立スーパーコンピューティングセンターの「神威太湖之光(Sunway TaihuLight)」が性能トップとなっている(時事通信)。このスーパーコンピュータでは、中国が独自で開発したCPUが使われているという。

top500.orgに掲載されているニュース記事によると、このCPUは「SW26010」という64ビットのRISCプロセッサで、1CPU当たり260コアを備えるという。動作クロックは1.45GHz。アーキテクチャについては不明だが、DECのAlphaから派生したものだと推測されている。SIMD命令を処理でき、また命令のout-of-order実行も可能だそうだ。これはIntelのXeon Phiと同レベルの性能だという。

Sunway TaihuLightでは、1基のSW26010を搭載したノードを4万960台使用しているとのこと。各ノードに搭載されたメモリは32GBで、採用されているメモリはDDR3メモリだという。

また、ピーク時性能は12万5435.9TFLOP/秒だそうだ。これは2位に付けた中国・天河二号(Tianhe-2)の2倍以上という数値となっている。いっぽうで消費電力は1万5371kWと天河二号を下回る水準だ。

なお、前回結果と比較すると、トップ10については1位にSunway TaihuLightが入り、それ以外が1つずつ順位を落とすだけの変動になっている。日本の京は5位。また、同時に発表された1ワット単位のパフォーマンスで順位を決める「GREEN500」の2016年6月版では、理研の「菖蒲」が1位、「皐月」が2位。3位はTOP500首位のSunway TaihuLightだそうだ(日経テクノロジーonline)。

typodupeerror

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

読み込み中...