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2016年8月11日の記事一覧(全8件)
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ビジネス

先進国の消費者は製品・サービスに無関心? 43

ストーリー by hylom
何を選んでも失敗はないという雰囲気かも 部門より

アクセンチュアの「グローバル消費者調査2015」によると、新興国では消費者が「わがまま化」しているいっぽう、先進国では消費者が「無関心化」しているという(Web担当者Forum)。

この調査は世界33か国、約25,000人(うち日本からの回答者は1,300人)から得た回答を集計したもの。これによると、「製品・サービスについて購入前によく検討をしますか?」という質問に対し、日本や米国の回答者の過半数が「検討しない」との回答し、また「購入している製品・サービスに興味・関心がありますか?」という質問に対しても過半数が「ない」と答えたそうだ。

さらに、「企業な応対で不快な経験をした際に他社に乗り換えた、もしくは乗り換えを検討した」と答えた日本の回答者は「検討・購入段階」で41%、「カスタマーサービス・サポート段階」で24%と少ないことも指摘されている。

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ソフトウェア

「アドウェア入りインストーラ」はマルウェアの3倍ダウンロードされている 36

ストーリー by hylom
あのビジネスはまだまだ続く 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

無料で利用できるソフトウェアにそれとは関係ないソフトウェアがセットになって付いてくる、というのは昔からよくあったが、こういったソフトウェアはマルウェアよりも多くダウンロードされている、という調査結果が発表された(The StackGoogle Security BlogZDNet Japan)。

これはGoogleとニューヨーク大学が共同で行った調査によるもので(論文)、付いてくるソフトウェアとして代表的なものに不要な広告を表示したり、Webブラウザの設定を変更したり、不安を煽って有償版やライセンスを購入させようとするセキュリティソフトウェアなどがある。

調査によると、このようなソフトウェアは1週間あたり6000万件もダウンロードされており、これはマルウェアのダウンロード数の3倍にも相当するという。なお、このようなソフトウェアを配布してインストールさせたソフトウェア配布者に対しては1件あたり0.1~1.5ドル程度が支払われるとのこと。

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ゲーム

オンラインゲームは成績アップに貢献しているという調査結果 20

ストーリー by hylom
バランスが大事 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

ゲームが人間や子供に悪影響を与えると信じている人が存在するが、オーストラリアのロイヤルメルボルン工科大学の研究によると、オンラインビデオゲームによって学生の成績が上がるという調査結果が出たそうだ。いっぽう、ソーシャルメディアは逆効果だという結果も得られたという(CNET JapanSlashdot)。

調査によると、ほぼ毎日オンラインゲームをプレイする学生は数学や理科と言った教科のテストで平均点を上回る得点を得ていたという。逆に、Facebookやチャットアプリを使用していた学生は、ソーシャルメディアをまったく使わなかった学生よりも平均点が20点ほど低かったという。

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テレビ

英BBC、iPlayerでのTV番組視聴に対する受信料義務化に伴い、Wi-Fiを監視すると報じられる 22

ストーリー by headless
不正 部門より
英国では法改正により、9月1日からBBC iPlayerを使用したBBCのテレビ番組視聴やダウンロードにTV License(受信料)の支払いが義務付けられ、違反者には最高2,000ポンドの罰金が科せられることになる。これに伴い、BBCが不正視聴者を検出するための車両を街に送り出す、とThe Telegraphが報じている(The Telegraphの記事)。

The Telegraphによれば、家庭のWi-Fiネットワークを探知して不正視聴者を検出する装置を搭載したバンが英国中に送り出されるのだという。この装置は通常であれば犯罪捜査当局のみ使用できるものだが、受信料徴収を徹底するため、BBCにも使用許可が与えられたとしている。一方、不正視聴者を検出する仕組みについてBBCは開示しないだろうと述べ、通信を復号しなくても暗号化されたパケットのサイズを見るだけでも不正視聴を検出できるといった専門家のコメントを紹介している。

しかし、The Telegraphが根拠とする国家会計検査院の報告書(PDF)では、BBCが現在使用している従来のテレビ装置による不正視聴を検出する装置がテレビ以外のデバイスにも使用できると述べているだけで、Wi-Fiの監視については触れられていない。また、検出装置を使用するのは不正視聴が疑われている住人が受信料を支払わない場合の最後の手段とされており、英国中に配備されるわけではない。The Registerの記事では、暗号化されたパケットを調査する方法はライブ視聴には使用できるかもしれないが、オンデマンド視聴には適用が困難な点も指摘している(The Registerの記事)。

これについてBBCでは不正確な報道であるとし、検出装置の詳細については当然開示しないものの、この技術に個人のWi-Fiネットワーク監視は含まれていないと述べている(BBC Pressのツイート)。
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ソフトウェア

MS-DOSはCP/Mのソースコードを盗んで作られたのか?証明できたら総額20万ドルの賞金 192

ストーリー by headless
賞金 部門より
MS-DOSとその前身のQDOSはCP/Mをモデルに作られたとされるが、CP/Mのソースコードを盗んで作られたのかどうかという点で論争が続いている。これについて、2012年にIEEE Spectrumで分析結果を発表したBob Zeidman氏が総額20万ドルの賞金をかけたそうだ(IEEE Spectrumの記事Softpediaの記事The Next Webの記事)。

Zeidman氏は2012年にフォレンジックソフトウェアを使ってCP/MとQDOSのソースコードを分析し、MS-DOSがCP/Mをコピーしたとの証拠は見つからないとの結論に達している。また、MS-DOSにはCP/Mの開発者Gary Kildall氏の名前を著作権表示する隠しコマンドがあるとも噂されているが、そのような隠しコマンドも見つけられなかったとのこと。分析結果は「Did Bill Gates Steal the Heart of DOS?」としてIEEE Spectrumに掲載されている。

記事が掲載されたのち、CP/Mのソースコードを所蔵するComputer History MuseumにMicrosoftがMS-DOSのソースコードを寄贈したため、Zeidman氏は再び同様の分析を行っている。この調査でもMS-DOSがCP/Mをコピーしたとの証拠は見つからなかったが、MS-DOSの22のシステムコールがCP/Mと同じ関数番号と関数を使用していることが発見されている。

しかし、記事が掲載された当時、Zeidman氏とMicrosoftとのコンサルティング契約の存在が明らかになった(この契約についてZeidman氏は古く、使われていないものであったと説明しており、その後すべての契約を解除しているという)こともあり、多くの反論を受けたそうだ。

このような経緯があってZeidman氏は証明に賞金をかけることにしたようだ。賞金は適切と認められるフォレンジック技術を用いてMS-DOSがCP/Mをコピーしたと証明できた場合に10万ドル、Kildall氏の著作権を表示する隠しコマンドを発見した場合に10万ドルとなっている。Zeidman氏による2回の分析結果については、詳細な資料がZeidman ConsultingのWebサイトからダウンロードできる。
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Facebook

Facebook、広告ブロックツールでブロックされない広告フォーマットを開発 49

ストーリー by headless
迂回 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

Facebookが広告ブロックツールでブロックされない広告フォーマットを開発したそうだ(Facebookのニュース記事The Wall Street Journalの記事)。

新しい広告フォーマットは広告と判断されにくいようになっており、FacebookのPC(デスクトップ)版サイトで広告ブロックツールを使用しているユーザーの環境でも広告が表示されるようになるという。また、特定の種類の広告を容易に非表示化できるよう、広告関連の設定も改善したとのこと。

Facebookは広告を見たくないと思う人々の意見を聞き、オンラインエクスペリエンスを台無しにするのではなく、補完するような広告フォーマットを作り出したと主張している。

これに対しAdblock Plusでは、広告ブロックソフトウェアを使用する理由をFacebookが理解する姿勢を見せつつ、広告をブロックするかどうかの選択をユーザーに与えない点を批判。その一方で、スパマーがスパムフィルターを通り抜けようとするようなもので、過剰反応することはないとも述べている(Adblock Plusのブログ記事)。

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お金

製品を出荷できないまま業務を停止したIndiegogoプロジェクト、創業者らの私的な浪費が原因か 33

ストーリー by headless
浪費 部門より
2年前にIndiegogoで多額の資金調達に成功したオートバイ用ハイテクヘルメット「SKULLY AR-1」だが、出資者に製品を出荷できないまま会社は破たん状態にある。SKULLY社で経理を担当していた元従業員が同社や創業者などを相手取った裁判の訴状によると、創業者らは会社の資金を私的に浪費していたようだ(The Next Webの記事訴状: PDF)。

AR-1はリアビューカメラやGPSなどを搭載し、情報をヘッドアップディスプレイに表示可能なオートバイ用のハイテクヘルメットで、Indiegogoのキャンペーンでは目標額の10倍近い2,446,824ドルを調達した。しかし、出荷の延期が繰り返され、8月5日には資金不足により業務を停止することをIndiegogoのキャンペーンページで報告している。同社の資産は担保権を持つ債権者にすべて差し押さえられており、AR-1の出荷や返金は不可能な状態だという。今後、同社は連邦倒産法第7章に基づく清算手続きを行う計画とのこと。

元従業員が提訴した訴訟は不当解雇や賃金未払、名誉棄損などに対する賠償を求める内容だが、訴状によれば業務の一環として創業者らの私的な費用を経費として計上する不正な会計処理を強いられていたという。創業者らによる私的流用の内容としては、個人用の高級車やオートバイ購入費、業務と無関係な旅費、個人の住居として使用していたマンションの賃貸料などが挙げられている。
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Windows

Windows 10 Anniversary Updateで問題は発生した?してない?使ってない? 130

ストーリー by headless
確認 部門より
Windows 10 Anniversary Updateがリリースされてから1週間、さまざまなトラブルが発生しているようだ(Infoworldの記事Windows Centralの記事)。

トラブルの内容としてはアップグレードが失敗する、起動完了直後にフリーズするといったものから、インターネットのアクセス速度が低下する、設定がリセットされる、ストアアプリを起動してもすぐに閉じてしまう、ユーザーインターフェイスの変更で操作に戸惑うといったものまである。Windows Centralの記事では、Anniversary Updateで発生するトラブルと解決法をまとめている。

Linuxとのデュアルブート環境でLinuxのパーティションが削除されてしまうという話もあったが、NTFSパーティションがRAWパーティションになってしまうといったトラブルの報告もある。AvastではCPUがSkylakeの場合、Intel VTを有効にしているとブルースクリーンエラーになるトラブルが発生し、緊急パッチをリリースした。Change.orgでは以前のリリースブランチで使用できていた管理機能を新しいブランチで削除しないよう求める署名運動も行われている。

9日には累積的な更新プログラム(KB3176495)の配信が始まり、適用するとビルドは14393.51となる。Insider Program参加者にはすべてのリングで別の累積的な更新プログラム(KB3176931)が配信され、ビルド14393.67となっているが、いずれも報告されているようなトラブルへの対応は含まれないようだ(Windows 10 Update History)。

スラドの皆さんは、Anniversary Updateで何か問題が発生しただろうか。それともまだアップグレードしていないだろうか。Windows 10自体使っていないだろうか。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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