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2016年11月30日の記事一覧(全12件)
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電力

ナノ技術を使った新たなスーパーキャパシタ 34

ストーリー by hylom
まだ実用化までは長そうではある 部門より

昨今、急速充電が可能な新たな二次電池として「スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)」が注目されている。スーパーキャパシタはコンデンサの一種であるため短時間で充放電が可能で、また充放電による劣化が少ないとされている。一方で現時点では蓄えられる電力が少ないといった問題があり、まだ既存の蓄電池を置き換えるには至ってないが、このたび高エネルギー密度を実現できるという新技術が開発されたそうだ(ACS Nano掲載論文GIGAZINEEngadget)。

今回開発された技術は、ナノサイズのワイヤに2次元的な金属素材を巻き付けた円筒をキャパシタとして使用するもの。これにより、微細なキャパシタを高密度に実装して高いエネルギー密度を実現できるようだ。ただしまだ実証実験段階であり、直ちに製品化できるというものではないという。

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ビジネス

ブラックフライデー、日本でも普及なるか 132

ストーリー by hylom
ついでにその辺りに連休も導入してください 部門より

米国では11月の第4木曜日が「感謝祭(サンクスギビングデイ)」として祝日となっているが、その翌日は「ブラックフライデー」と呼ばれセールが行われるのが恒例となっている。日本でもこのブラックフライデーを導入するという動きがあるそうだ(ハフィントンポスト読売新聞TBS時事通信)。

米国においてはブラックフライデーは年末商戦の始まりとされており、米国では「1年で最も物が売れる日」などとも言われている。この日は休暇を取る人が多いことも関係しているようだが、日本でも新たな需要喚起策としてブラックフライデーを活用したい企業によってセールが行われるようになっているという。たとえばイオンでは、全国約2万店舗で3日間のセールを行ったそうだ。GAPやトイザらス、ユニクロなどもセールを行っているとのこと。

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インターネット

10代の多くは偽のニュースやSNSへの投稿を見分けられない 94

ストーリー by hylom
広告とは 部門より

10代の多くは「偽のニュース」や「SNSへの虚偽の投稿」を本物と見分けられないという(ウォール・ストリート・ジャーナルスタンフォード大学のニュース記事研究レポートPDF)。

スタンフォード大学の研究者らが中学生以上の生徒・学生を対象に行ったニュースリテラシに関する調査によると、たとえば中学生の多くは「広告記事」とそれ以外の一般ニュース記事の区別ができなかったそうで、その80%以上が「スポンサー付きコンテンツ」との表示が付いているいわゆる「ネイティブ広告」と一般ニュース記事を見分けられなかったそうだ。

また、SNSではその運営側が著名人に対し本人であることを確認した場合に「本人確認済み」のような表示が行われるが、30%以上の高校生がこのような表示が行われた本人のアカウントとそれ以外の偽アカウントとを見分けられなかったという。

研究レポートでは対象とした生徒・学生の回答も掲載されており、たとえばネイティブ広告については「商品を売ろうとする文言がないから広告ではない」と認識したり、「スポンサー付きコンテンツと表示されているが広告ではない」と回答する例もあって興味深い。

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犯罪

ウイルスなどを使って個人情報を盗み嫌がらせなどを行っていた高校生が逮捕される 29

ストーリー by hylom
これはひどい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

チートツールに見せかけたコンピュータウイルスをネットで公開し、感染したPCから個人情報を盗み取った長野県在住の高校生が、不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕された(毎日新聞)。

容疑者は盗んた個人情報を使ってオンラインゲームサイトにアクセスしたり、「生きたコオロギ50匹や乾燥コオロギ600匹」を送りつけたり、個人情報を勝手に投稿すると言った行為を行っていたという。

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人工知能

富士通が人工知能「Zinrai」を提供へ 20

ストーリー by hylom
IBMに対抗か 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

富士通が開発する人工知能「Zinrai」をさまざまなアプリケーションに向けて提供する「Zinraiプラットフォームサービス」を提供すると発表した(ITmedia富士通の発表)。まずはZinraiの画像認識や音声認識、自然言語処理や情報検索、推論や予測といった機能をクラウドサービス上でAPI経由で利用可能にし、またオンプレミスでの提供も予定しているとのこと。

また、世界最速クラスの学習処理能力を実現したというNVIDIAのGPGPUを使ったディープラーニング基盤「Zinraiディープラーニング」の提供も行う。これとは別にディープラーニング専用のプロセッサ「DLU」の開発・提供も行うという。

12996807 story
アニメ・マンガ

「ラブライブ!」の非正規グッズをクレーンゲームの景品として提供していたゲームセンター運営が逮捕される 19

ストーリー by hylom
なるほど著作権法違反になるのね 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

人気アニメ「ラブライブ!」関連の非正規グッズ約140点をクレーンゲームの景品として使用していたゲームセンター「秋葉原クレーン研究所」の経営者らが著作権法違反(頒布目的所持)で摘発された。ゲームセンターが著作権法違反で摘発されるのは警視庁では初めてだという(朝日新聞)。

「偽グッズを入れたゲーム機は1週間の売り上げが約170万円あった」ことにびっくり。今回はラブライブ!なので摘発されたが、他にも怪しい景品を提供しているありそうな気もする……。

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医療

NICT、「つらい経験の記憶を無意識のうちに消去できる」という技術を開発 26

ストーリー by hylom
報酬(金)の力はすごい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

情報通信研究機構(NICT)が災害や事故、戦争、被暴力といった「恐怖記憶」を消去する手法を開発したと発表した(京都新聞ねとらぼ)。

この手法は、脳の活動を監視し、恐怖を生じるような脳活動を確認した際に報酬を与えるというもの。これは「Decnef(デコーディッドニューロフィードバック法)」と呼ばれている。

20代を中心とした男女17人に実施した実験では、まず被験者に対し特定の図形を見た際に微弱電流を与えるという方法で「恐怖記憶」を形成。その図形を見ただけで恐怖反応が生じるようにしたうえで、報酬として金銭を使用したDecnef法を使って恐怖の緩和を試したという。その結果、その図形への恐怖反応が減少していることが確認できたという。なお、仕組みや訓練の目的が恐怖記憶の消去であることは被験者には伝えられていなかったという。

研究チームは、一歩間違えれば洗脳とみなされる可能性もあり、安全性を期して慎重に研究を継続するとしている。

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医療

ビールに含まれるホップ由来の苦み成分にはアルツハイマー病の予防効果がある? 32

ストーリー by hylom
かといって飲み過ぎるとダメですよね 部門より

ビールなどに含まれているホップ由来の苦み成分に、アルツハイマー病の予防効果があることが分かったという(ITmediaキリンの発表)。

この予防効果が確認されたのは、「イソα酸」という成分。この成分はホップに含まれる「α酸」が加熱されることで異性化したもので、ビールの苦みの元となり、また静菌作用を持つことで知られていた。

今回アルツハイマー病を患ったマウスに対し3ヶ月間「イソα酸」を含む飼料を投与したところ、アルツハイマー病の原因物質の一つとされる「βアミロイド」の脳内の量が低下したという。また、脳内の老廃物を除去する細胞「ミクログリア」の活性化や、神経細胞のシナプス量の増加も確認できたという。これにより、イソα酸にはアルツハイマー病の進行を抑制する効果があると示唆されるという。

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政府

一部の自治体で屋外での餅つきを規制する動きが広まる 77

ストーリー by hylom
屋外はしょうがないかも 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

一部の自治体で、屋外での餅つきイベントを禁じる動きがあるそうだ(日本農業新聞)。餅は毎年死傷者を出している危険な食べ物であるために規制する、というわけではなく、屋外での餅つきの作業過程で菌やウイルスが付きやすく食中毒が発生する恐れがあるからだそうだ。実際、餅の温度が下がった状態ではノロウイルスが発生する恐れがあるという。

禁止とまではいかなくても、危険性を注意喚起する自治体も少なくないとのこと。手洗いや器具洗浄などを適切に行って屋内でやる分には大丈夫のようで、確かによく考えれば屋外で温い温度の食べ物をこねくり回すのは衛生的には微妙な感はある。屋内でやりましょう。

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書籍

岩波文庫が旧訳と新訳で同じISBNコードを使っている点が問題に 47

ストーリー by hylom
版ごとに番号を変えるのがルールの模様 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

岩波書店の岩波文庫シリーズで、翻訳者が代わっている版(新訳版)にもかかわらず同じISBNコードが使い回されている例があり問題となっている(Togetterまとめ)。

現物が手に取れる書店や古書店ではあまり問題になっていなかったのが、昨今ではAmazon.co.jpやネットショップなどISBNで商品管理を行っている店が増えており、そのため新訳版が欲しいのに旧訳版が届いた、逆に旧訳が欲しいのに新訳版が届いた、といった問題が出てくるようになってきたようだ。

そのほか改版でページ付けが変わって引用の際に署名とページ番号だけでは参照元を正しく指定できない例や、同じ本でISBNをころころ変える出版社の存在などもまとめでは話題にされていて興味深い。

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お金

NTPプロジェクトの資金難、現在も改善せず 28

ストーリー by hylom
忘れられやすいインフラ 部門より
headless 曰く、

昨年、深刻な資金難が伝えられたNTPプロジェクトだが、資金難は現在も改善されていないようだ(Infoworld)。

NTP(Network Time Protocol)はその重要性にもかかわらず注目度が低く、「時の翁」ことプロジェクトマネージャーのHarlan Stenn氏に資金面・運営面ともに依存している状態となっている。11月21日にリリースされたntp-4.2.8p9のリリースノートによれば、今年はGoogleからの資金援助が得られず、Linux FoundationのCore Infrastructure Initiative(CII)によるサポートもNTPの開発に限定されており、Stenn氏の毎週の作業時間のおよそ25%程度しかカバーできないのだという。そのため、通常の作業の継続やドキュメンテーションの改善のほか、Network Time Security(NTS)プロジェクトやGeneral Timestamp APIの開発を進めていくためには現在よりも相当多くのサポートが必要になるとのこと。

ntp-4.2.8p9で修正された脆弱性の中には6月に報告されたものもあり、9月には発見者のMagnus Stubman氏が修正に時間がかかればかかるほど、悪用しようとする人々に知られる可能性が高くなるなどと催促。これに対しStenn氏は、深刻なリソース不足が続いていると述べ、作業が遅いことを批判してもよいが、自ら作業を手伝ってくれてもよく、誰か助けてくれる人を探してくれてもよいと回答している。

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プライバシ

タクシー業者が容疑者に無断でタクシー車内のドライブレコーダー映像を提供して問題に 107

ストーリー by hylom
アウト 部門より

覚醒剤使用の疑いで、歌手のASKA氏が28日夜逮捕されたのだが、容疑者が逮捕直前に乗ったタクシー車内のドライブレコーダー映像がTVで放映されたことが物議を醸している(日刊ゲンダイ)。

この映像は容疑者に無断でタクシー会社からマスコミに提供されたものと思われるが、本来ドライブレコーダーは車内でのトラブルの際にのみ利用されるものであり、こういった提供は不適切ではないかとの声が出ている。これに対しタクシー業者の組合組織であるチェッカーカブが、「当グループ加盟の1社よりマスコミへ提供された」と発表、こういった提供は不適切として厳罰をもって対応すると発表している(ITmedia)。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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