パスワードを忘れた? アカウント作成
11915075 submission
Android

Android 4.3 以前に任意のアプリのインストール・実行が可能な複数の脆弱性があることが判明

タレコミ by Printable is bad.
Printable is bad. 曰く、
Android 4.3(Jelly Bean)以前のバージョンの Android OS(4.3 を含む)に、悪意のあるコードを含むWebページをロードしただけで、Google Play ストア上の任意のアプリをインストール・実行可能な脆弱性が複数あることが判明した(Silent but violent: Foul Google Play flaw lets hackers emit smelly apps)。

攻撃の手法には、標準ブラウザ または WebView を利用したブラウザ・アプリ内の広告表示枠等で UXSS(Universal Cross Site Scripting)を行う方法の他、GPS 機能の XSS(Cross Site Scripting)脆弱性を突く方法がある(R7-2015-02: Google Play Store X-Frame-Options (XFO) Gaps Enable Android Remote Code Execution (RCE))。

脆弱性を回避するには、下記の対策を全て行う必要がある。
  • 標準ブラウザや、WebView を利用しているブラウザアプリ(Sleipnir、habit、Yahoo!ブラウザー等)を使わない。代わりに、Android 用 Opera ブラウザAndroid 版 FirefoxChromeブラウザ 等の WebView を利用していないブラウザアプリを用いる。
  • 広告の表示等に WebView を使用している可能性のあるアプリを使わない。代わりに、広告表示が無く(もしくは WebView 以外を用いて広告配信を行っている)、信頼できるアプリのみを使う。
  • GPS 機能は Google マップを使う場合など、やむを得ない場合を除いて無効にしておく。また、GPS 機能を有効にする前に、不必要なアプリ(特に信頼できないアプリ)を全て終了する。

Google 公表の統計データ(2015年1月27日~同年2月2日)によると、脆弱性の影響を受けるバージョンの Android OS のシェアは、58.7% にも及ぶ。それにもかかわらず、Google は今後 Android 4.3 以前の脆弱性を修正する気はない ようなので、世界の半数以上の Android ユーザーが危険に晒され続けることになる。


情報元へのリンク
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

読み込み中...