F-Secure社員、政治的理由で他者の個人情報を晒すも自分の個人情報が晒されて炎上

あるAnonymous Coward 曰く、

ネット上での政治的行為による炎上は取り立てて珍しいことではないが、政治的理由で他者の個人情報を晒した人物が、逆に個人情報を特定された結果、セキュリティ企業F-Secure社の日本法人の社員とみられる人物だったことから、一騒動となっているようである（F-Secure社プレスリリース, ITmediaの記事, J-CASTの記事）

発端となったのは、「レイシストをしばき隊」（現C.R.A.C.）を名乗る男性が、政治信条が異なる漫画家・はすみとしこさんのイラストをFacebook上で「いいね」したユーザーらの出身地や勤務先を含む個人情報をリスト化して公開したこと。当然のことながら、この行為には批判が殺到。すぐに報復として本人の個人情報が調べ上げられ、結果セキュリティ企業F-Secure社のマーケティングマネージャーである可能性が明らかになったことから、あるまじき行為として多方面からしばき挙げられることとなった。

タレコミ時点ではF-Secure社による社内調査中とのプレスリリースの他、当該人物がワーキンググループリーダーを務めていた日本スマートフォンセキュリティ協会からは、事実関係が明確になるまで職を外される旨のプレスリリースが出されている。しかしAmazonのF-Secure社の製品ページでは「社員が個人情報をばら撒く会社のセキュリティソフトなど信用できない」としてレビューが急落するなど、事実であれば会社の責任問題は避けられない様子である。

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