アマゾンジャパン、アマゾンジャパン・ロジスティクスと合併し合同会社に組織変更へ

caret 曰く、

アマゾンジャパン株式会社およびアマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社は、2016年5月1日を効力発生日として、アマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社を存続会社として合併し、株式会社から合同会社に組織変更した上で、社名をアマゾンジャパン合同会社へと変更する予定であるとAmazonアソシエイトパートナー向けに通知した。メールは3月16日付けで送信されている（ネットショップ担当者フォーラム）。

この組織変更により、日本での体制は2社体制から1社体制になる。ネットショップ担当者フォーラムではアマゾンジャパンに取材を申し込んだものの、「コメントは控えさせていただく」との回答があったようだ。

合同会社はアメリカのLimited Liability Company (LLC)をモデルに2006年5月1日より設けられた企業形態で、株主総会や取締役会を開催する必要がなく、自由な意思決定がしやすい。また、定款の規定が自由で、新たな事業領域への参入障壁が低いのがメリットだ。
外資系企業では採用例が増えてきており、Appleも、2011年にアップルジャパン株式会社をApple Japan合同会社に吸収合併し、合同会社に移行している。

なお、米国法人2社と日本法人2社が担当する販売業者に関しては特に組織変更の旨は伝えられていない。
関連企業のアマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社やアマゾン・キャピタル・サービス合同会社も特に変更は伝えられていないようだ。