いい加減ウンザリなネタだが，とにかくまたも噂。

先日の日記に書いたSun Studio 11がリリースされた。気になるお値段は何とフリー。Sun様偉い！
サポートするLinuxディストリビューションがSLES9，RHEL4のみなのが気になるが，まずは試してみたい。
…と言いつつ，まとまった時間が無い(涙)。日本語版も12月19日リリース予定だそうだ。

SPEC CPU2000のライセンスを持っていることも忘れかけていたのだが，SPECからSPEC CPU2000 v1.3リリースのハガキが来た。ベンチマーク結果は従来のv1.2と比較可能だそうだ。しかしながらわざわざ物理メールを送ってくる割には，欲しかったら受付宛にその旨電子メール頂戴ね，と微妙に要領の悪い対応である。

最近のAMD。Athlon FX-60の噂，Athlon 64 X2の新ステッピングなど細かい動きは色々あるが，主だったものは以下か。

• SpansionのIPOについて
• K10コアの開発遅延もしくは中止について

Intelの方もサーバプロセッサロードマップの書き換えに大忙しだったようだが，AMDは逆に，このところ新プロセッサコアの話題が全く聞こえてこない。K10も上記のような状況。大丈夫か？

NVIDIAの方は，9日のCC絡みで上がったものの翌日にはそのぶんキッチリ下げと，何とコメントしていいのやら状態。

最近，泣かず飛ばずだったベンチャービジネス投資法人投資証券が快調でちょっと嬉しい。

HP xw9300 Workstation のCTOメニューに，Opteron 280が追加されていた。お金持ちな方はぜひ，標準構成で8GB RAM，2TB HDD (！)なプラチナモデルをどうぞ。

「AMD、米デスクトップでCPUシェア首位獲得」

AMDのIntel提訴以来，米国内の小売店頭でAMD搭載製品の取り扱いが急速に増えたことは，以前からYahoo! Finance USのAMD板で話題になっていたのでそれほど驚きではない。とはいえわかりやすい数字で示されたのは朗報か。

新Mac発表のストーリー。

このコメントには激しく身に覚えがあって限りなく共感したので「すばらしい洞察」モデさせて頂いた。ちなみに私は'91年にMac IIciを75万はたいて購入した。

肝心の新Macの出来は仕様を見る限り，2.5GHzデュアルコア，DDR2，max 16GB RAM，PCI Express対応と，まさしく久しぶりに欲しいけど買えない，購買希望意欲をそそる力作だと思う。プラットフォーム全体として，2年は使い回せそうだ。本当にこんな力作を捨てて来年にはIntelに移行してしまうのだろうか？

Opteronと違ってメモリバスが全コアで共有なのは惜しいが，4-wayの"ダブルコア"Xeon 2.8GHz機は軽く吹き飛ばせそうだ。

そんなこんなで，投資家も歓迎。

追記:
Appleには従来のような自社webサイトでの俺様SPECベンチ結果提示でなく，spec.orgへの正式なSPECベンチ結果のsubmitを望みたい。G5プロセッサの性能が客観的に優れていることが証明されれば，CAEソフトをポーティングしたいベンダはきっと多数いると思う。

またG5のプロセッサのポテンシャルを最大限に引き出すコンパイラの開発も望みたい。AMD64がHPCやCAE分野で受け入れられた理由の一つは，Intel，PGI，PathScaleといったコンパイラの自由競争による急速な改良がある。ハードとOSはAppleがコントロールするにしても，コンパイラは競争させる価値があると思うのだが。

昨日通常取引終了後に発表されたIntelのQ3 2005 earnings reportによればEPSは$0.32，アナリスト予想の$0.33に届かず。お決まりの株価下落。律儀にAMDも連れ安。Intelの業績悪化はAMDのお陰，というAP電の一文はアナリストの目に入らないらしい。

それどころか本日のフィラデルフィア半導体指数構成銘柄，はてはTOPIX＆日経平均まで押し下げた諸悪の根源。どうにかしてくれ。

AMDのFab36グランドオープンが/.Jのストーリーになっていた。ちなみにこのニュース，実は株主にとっては微妙にネガティブサプライズである。その理由はこちらに詳しい。

要は，以前のアナリストへの説明では操業開始から65nmプロセスで製造ということだったのに，Fab36グランドオープン時のアナウンスでは90nmで製造開始して2007年中に65nmへ移行と，いつの間にかスケジュールが後退してしまっているということ。

…話が違うじゃん！！

相変わらず日本で発売されないデュアルコア搭載HP dx5150であるが，BIOSの方はデュアルコア対応版がダウンロード可能になっていた。