Brujoの日記: 師の言葉 4
日記 by
Brujo
「おまえはいつも私が実在するかどうかを気にしている。
そんなことより、おまえ自身が実在するのかどうかを気にして
みてはどうなんだ?」
「テレビのドラマのような現実を夢見ているな。
やめるんだ。チャンネルを替えて、電源をきれば終わるような
そういう現実におまえは生きていたいのか?そういう世界に
描き出される喜怒哀楽や愛情みたいなのがほしいなら、おまえも
ブラウン管の中に放り込まれればいいのだ」
「いくら誰かが狂っているように思えたところで、造物主の狂気
にくらべればかわいいものだ。なにしろ、無からすべてを創造
したんだからな。わかるか?無というのは最上の完全さなのだ。
誰も頼る必要もなければ、誰かの存在で自分の実在を対比して
実在を示す必要も無い。その完全さから、不完全な世界を作る
なんて、全く狂気だ!」
「リアリティはひとつだけなんて幻想は捨ててしまえ。
誰かのリアリティを否定するなんてことも止めてしまえ。
誰かと誰かが全く同じ現実を生きているなんて幻想だ。
幻想を止めなければ、自分のリアリティと他人のリアリティの
どちらが優位かということばかり考えてしまうぞ。
それは巧みな罠なんだ。」
カスタネダ? (スコア:0)
はっはっは (スコア:1)
Re:はっはっは (スコア:0)
Nagual and Brujo (スコア:1)
カスタネダ著書ではおおむね程度の低い呪術師を指すときに使われている。
「ナワール」(nagual)はカスタネダ著書では一種の「尊称」。
あるいは、「トナール」(tonal)に対する対比概念。
ドン・ファン・マトゥスと彼が姿を消した後カスタネダ自身に対してもこの尊称が使われていた。
で、あなたは私が実在するとでも?