Kei_Watanabeの日記: BYODがトレンドとはいうけれど 4
日記 by
Kei_Watanabe
労働者の手持ち機材の善し悪し(たとえば解像度の高いスクリーン)、またその人が自宅に引いている回線の善し悪しがパフォーマンスに現れるのではないかと考えると、IT労働者の間でもBYODに耐えられる労働者と、そうでない労働者で「勝ち組」「負け組」が分かれるのではないかと思うのです。
もしかして、これからのブラック企業は、マンションの一室にファイルサーバーしか置いていないような形態で、パソコンも回線も勤務に適した物を自前で用意しているというのが採用の前提となり、労働者はネギを背負って面接に臨むことになるのではないかと。
「カンバン方式」は、道路を倉庫として利用しているイカサマだという解説を読んだことがあります。
「ノマドワーカー」というのがもてはやされつつあるけれど、執務スペースを自宅などに押し込まれた、ただのオフィスレスワーカーではないのか。
ただのコストの転嫁ではないのか。
そんな悪い夢のような気分がするのです。
もっと極端にいうと (スコア:0)
> もしかして、これからのブラック企業は、マンションの一室にファイルサーバーしか置いていないような形態で、
> パソコンも回線も勤務に適した物を自前で用意しているというのが採用の前提となり、労働者はネギを背負って面接に臨むことになるのではないかと。
DropboxやGitHubのようなクラウドサービスを利用し、
採用ではなくプロジェクトごとに請負契約を締結するので、
残業代も労働基準法も関係なく、デスマで無限に働く羽目になると。
Re:もっと極端にいうと (スコア:1)
やっぱりこういうデストピアのほうが現実味がありますよね。
日経とかが「成果報酬」を大々的に宣伝したのをまだ私は恨んでいます…。
「動かないコンピュータ」特集に成果報酬制度を取り上げるべきではないのかと。
採用とか雇用ではなく (スコア:0)
単に下請けだろ
個人事業主のノウハウを知らないから、形だけ雇っている
Re:採用とか雇用ではなく (スコア:1)
請負契約というのはなんというか、何でも許されてしまうパンドラの箱といいましょうか。
最近 My Japan Newsだったかで、制服を支給され朝会にも出て、大手メーカーの歯車として組み込まれた労働者が全く保護されていないというので裁判をやって負けたニュースがありました、
でも労働環境の水質汚染は、川を遡って自分のコップに注がれる日まで話題にならないようです。