Limbodotの日記: ラビットホラー3Dって映画を観た
日記 by
Limbodot
安く映画を観られる鑑賞券があったので、「ラビットホラー3D」という映画を観ました。
よくは知らないが世界初の3Dカメラ使用とか、撮影監督がクリストファードイルで
監督の清水崇と喧嘩しながら撮ったとか、前評判にそれとなくピン!と来たので行ってみました。
ストーリーについては特筆すべき点はない(が、個人的にはストーリーも良かった)ですが、
何気ない場面の3D表現にハッとさせられっぱなしでした。
日本家屋の独特な暗い廊下や急な階段。
子供達の下校中の構図。
外からガラスごしに室内の奥を見せつつ、ガラスに映った外を見せたり。
「影」を3Dで見るってのも、こんなに3Dだと体験として違うものなんだなと興味深かった。
アクション映画に3Dだとカメラが切り替わりまくって酔いますが、
止め絵にじっくりと活用する事こそ、実は3D表現の良さなのかなと思った次第です。
ホラーに3Dって合ってると思いました。食傷気味の3D乱発に、ちょっとしたブレイクスルー感。
いっそラブストーリーとかヒューマンドラマにこそ3D使うべきかもしれないと思いました。
観賞後、ネットで「3D表現には(視差的な意味で)これから規制が入ることになるので
そういう意味では最後の作品かもしれない」というような監督のコメントを読みました。
んー残念。
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