GPUは絶滅危惧種
先週のAndo's Microprocessor Informationにて The Inquirerの GPUs are a dying breedという記事が取り上げられている。 GPUの性能は1〜1.5年に倍増というペースで向上しているが,ディスプレイのピクセル数の増加のペースはもっとゆっくりであり、更に 人間の目の解像度は実質上一定であり、リアルタイムで十分リアルな3D描画が出来るようになると、それ以上の進歩は必要なくなる。 その結果、GPU業界はこの崖に向かって全力疾走しており、オーディオカードが辿った道と同じということである。 確かにGPU業界はここ数年で收斂が進み、NVIDIAぐらいしか独立ベンダーとしてすぐ名前が出てこないが、 そのNVIDIAは高い成長を維持している。 いつかはAndo氏が言うようにCPUに集積ということで終わりな気もするが、それは何時の日のことだろうか。