Ryo.Fの日記: 小石川シンイチの東條輝雄批判は、血縁による差別
日記 by
Ryo.F
小石川シンイチの記事『“三菱グループの天皇”が息子の三菱自動車社長擁護のため「燃費なんてコマーシャル、誰も気にしていない」と暴言!』
本筋には特に反対はしないが、次の部分は血縁による差別だ。
80年代の社長は、三菱重工・ゼロ戦の設計チーム員で東條英機元首相の次男・東條輝雄が務めるなど、まるで戦前の三菱重工の権威主義を残したままだった。
東條輝雄は、端的に言って、立派な技術者だ。
軍人として陸軍大将にまで上り詰めた父・英機は、息子・輝雄が軍人になるのを望まなかった。
父の意を酌んだ輝雄は、東京帝国大学航空学科に進み、三菱重工入社、堀越二郎の下、ゼロ戦の設計にもたずさわった。
以上は、上の引用にも触れられていることだが、これだけでも輝雄が優れた技術者であることが解る。
優れた技術者が、自動車メーカの社長を務めるのに何の問題もないだろう。
要するに小石川シンイチは、東条英機の子が偉くなるのは我慢ならない、という醜い差別意識をさらけ出しているだけなのだ。
ところで、輝雄は戦後、日本航空機製造株式会社の技術部長としてYS-11の製作にも携わっている。
もちろん、ゼロ戦の設計など、技術者としての実績を買われてのことだ。
いずれにせよ、小石川シンイチは、東條輝雄が技術者として優れていなかった、という証拠を提出しなければならない。
そうでなければ、自らの差別発言を認め、記事を撤回すべきだ。
# 敬称略
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