パスワードを忘れた? アカウント作成
11725667 submission
政治

小学4年生を騙った選挙特設サイト、気合の入れ過ぎで速攻ばれる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
12月の総選挙に向け政治がらみの動きが活発になる昨今だが、小学4年生が作りましたという触れ込みで21日にオープンした政治サイト「どうして解散するんですか?」が、その気合いの入った作りから速攻で嘘が露呈し、閉鎖する珍事がさっそく発生している(Togetterまとめ, ITmediaの記事, スポニチの記事)。

このサイトは21日に突如として公開されたもの。サイトの内容自体はオフトピなので特に言及しないが、Twitterの公式アカウントによれば、小学4年生の作者が友達と一緒に作成したものだとされていた。が、サイトは独自ドメインを取得してAWS上で運用されており、日英2言語に対応、google-analyticsによるアクセス解析まで埋め込まれた本格的なもの。画像にはPhotoshopを用いて編集の上Web用に容量を削減した形跡も残されており、公開当初からそのあまりに無理のある設定に総ツッコミ状態となった。

公式アカウントは、それでも断固として私は政治に関心のある小学4年生ですと強気な主張をしていたものの、最終的に類似ドメインのwhoisからNPO法人との関連が露呈したところで、あえなく謝罪文を公開してギブアップとなった模様である。サイトは既に閉鎖状態となってしまっているが、各方面によるソースの分析などは見てみると面白いかもしれない。

情報元へのリンク
10836080 comment

Selenaのコメント: 安いことはいいこと(?) (スコア 4, 興味深い) 115

発注側の視点で言うなら、料金が同じなら安い方に頼むのは自然なことですし。
頼んだ先が炎上したところで発注元は知ったことじゃないわけで……。

受注側の視点ではケースは色々あるでしょうけど、たとえば「案件が取れなければ社員を遊ばせておくしかないから、赤字だとしても収入がある方がマシ」として無理に受注をしちゃう、というケースは割とよく聞きます。
でも社内評価の関係で赤字を出すとプロジェクトリーダーなんかは評価が下がるので、ダメ元でも何でも「赤字前提の人員配置」ではなく「うまくいってしまえば黒字になる」人員配置ではじめるしかない、とか。

相場より安い額で受注した先が炎上した責任は発注元にもある、なんて判決(前例)でも出ない限り、こんなのいくらでも続くのではないでしょうかね。

10814689 comment

Selenaのコメント: 悪いことしてなければ何ら問題はないわけで (スコア 0) 179

>顔認識されないメイクが必要とされる時代
何か万引きでもする予定があるのでしょうか?

強いて言えば正当なクレームだった筈なのにカッとした店員が悪質クレームとして処理して顔を登録された、みたいな事案をどう防ぐかは課題でしょうけど

10671812 comment

Selenaのコメント: 日本では (スコア 1) 60

日本では血液型で性格が決まる、なんていうのが信じられちゃったりしてますし。
むしろTVや雑誌なんかもそういうのを煽ったりしてるのを考えると、アメリカより酷い気がします。
中小企業だと採用面接で血液型聞いて判断したりするところすらあるらしいですから……。

10399461 comment

Selenaのコメント: Re:イベントでの有給申請 (スコア 1) 84

時期変更権の行使には配慮義務がありますから、単に忙しいから駄目、というのは通りません。

元コメントの状況からは読み取れませんが、たとえばコミケに行きたがってたメンバーが何ヶ月も前からそれを表明していて、かつ納期が近いことが明確であったなら、代替の人材を雇う余裕はあったと見なされるでしょう。
行きたい、という話がが出たのが数日前だったとか、急な受注を受けてしまって納期が突然発生したとか、そういう状況なら時期変更権の行使もやむなし、ですが。

少なくとも「慢性的な人手不足は、事業の正常な運営を妨げる場合に当たらない」(=時季変更権の対象にはならない)とされていますから、中小零細企業で代替要員が出せないから、というだけでは無理でしょうね。

10399185 comment

Selenaのコメント: Re:イベントでの有給申請 (スコア 1) 84

納期の性質によると思います。

たとえば突発的に取引先が急な要求をしてきて、というなら「急な仕事だから数名抜けても困る」というのはアリだと思います。
ただ年末だから忙しい、というだけの状況で、しかも元コメントの方みたいに、抜けたがるメンバーが複数出ることを予期しているメンバーすら居る状況なら、流石にそれは管理職の怠慢かなと。
それこそアウトソーシングなり短期のバイトを雇うなり方法はあります。それができない専門性のある分野だから、というのであれば、適切に人材を集められないような中小でそういった業務を行うこと自体が間違いかと。

10398894 comment

Selenaのコメント: Re:イベントでの有給申請 (スコア 0) 84

一番の問題はそういう状況が起きる程、人をきちんと確保してなかった会社そのものだと思います。

もちろん現場の管理職やリーダーは、その危機的状況を上に伝えて増員して貰う等の対処を取らなかった責任はありますが、人事権まではないでしょうから、かなり限定的な筈です。
無断欠勤した人も、無断欠勤自体は肯定すべきことではありませんが、そもそも会社が「諦めて欲しい」と要求できるか、と考えると「どっちもどっち」かな、と。

有給そのものが権利として明確にある以上、「有給休暇の取得を我慢してもらわないと仕事が成り立たない」という事態が発生しているのなら、それ自体が「有給休暇という制度がありながら、それを想定せずに仕事を回している」ことから来る根本の歪みです。
納期直前の追い込みだからといってそこまで無茶なスケジュールになったり、病院をキャンセルしないといけない人が出たり、無断欠勤かプライベートを犠牲にするかの二択を迫られる人が出るのはその結果でしかありません。

10394570 comment

Selenaのコメント: Re:製造者責任 (スコア 1) 132

> 少なくともOSの購入時にユーザーはサポート期限がいつまでなのか確認できますし、
そんなの確認してXP搭載のPCを買った人は何人いるやら。

確認せずに買ってる人の方が多いでしょうね。
でもそれがイレギュラーなことであり、確認してない人が多いからその情報がなかったことになるわけではありません。

> 耐用期限が事前に告知されていたもの
サポート期限は告知されているけど、耐用期限なんか見たことも聞いたこともないですね。

サポートを受けつつ使うのが「OSの使い方」なので、サポートが切れるまでが耐用期限だと思いますが。そういう趣旨で前のコメントは書きましたし。

> だからといって未来永劫OSをサポートすべき、というのは無理筋です。
シェア至上主義で他のOSを押し退けて多様性を排除してきたMSなんだから、
シェアが1/4も残っているXPのセキュリティくらい面倒見ろよと言いたい。

IEやOfficeに関してはその主張も通ると思いますが、OSに関しては単に「対抗馬がなかっただけ」だと思いますけどね?
いや、実際にはあったのかもしれませんけど、それこそ売り込みが悪かっただけで。そして「売り込みが悪くてユーザーに知られなかった」ことを問題ないとするなら、OSのサポート期限の告知方法が悪くてユーザーに知られなかったことも問題にする理由、ないですよね?

10393171 comment

Selenaのコメント: Re:製造者責任 (スコア 1) 132

そもそもOSの不具合って、他産業分野で言うところの不具合とは違う気がします。

というのは、一般ユーザーは兎も角、コンピューターを勉強する人の間では「OSにはきちんとパッチを当てて、パッチが提供されなくなる前にリプレイスする」のが常識だからです。
(もちろん、そういった「常識」が一般に普及していない側面は否定できませんが、それはまた別の問題です)

たとえば、90さんのおっしゃる「他の産業分野」でも、条件によっては問題が免責されることはあります。
一番判りやすい例が食品の品質保持期限で、これを過ぎた食品を食べて体調を壊したところで、製造上の瑕疵がなければ食品会社が責任を追及されることはないでしょう。

それと同じで、少なくともOSの購入時にユーザーはサポート期限がいつまでなのか確認できますし、サポート期限の間に適切にパッチを公開していたのであれば、それ以上の責任を追及するのは不合理ではないでしょうか。完全な互換品ではないにせよ代替品はあるのですし、食品が古くなって食べられなくなっていたら新しいものを買うしか無いのと同じように、OSもサポート期限が切れたら買い換えればいいのです。

少なくとも例示されている石油ファンヒーターのように、家電製品は「何年経ったら買い換える」という一般的な定義はありませんから、言ってしまえば「壊れるまで使い続けるのが当たり前」でもいいと思いますが、それを、耐用期限が事前に告知されていたものを一緒くたにしてはいけないと思います。

その告知が弱かったとか、サポートが切れたOSを使い続けてはいけないことが「常識」であることが浸透していない、というのは確かに問題ではあるのですが。だからといって未来永劫OSをサポートすべき、というのは無理筋です。

10357082 comment

Selenaのコメント: Re:医師や司法、弁護士と同じ (スコア 2) 159

by Selena (#2509530) ネタ元: エンジニアは倫理的責任を負うべきか

賃金もですが、社会的な保護もでしょうね。

違法や、違法でないにせよ世の中に悪影響を与えるシステムを開発するよう指示された時に、それを断ったり、その依頼を受けたことを公表したエンジニアが居たとして。
たとえば依頼主から守秘義務違反の責任を問われた時にどうなるのか、と考えると、「実際そのように行動できるか」にかなり制限がかかると思います。

たとえ世間一般からは賞賛されたとしても、損害賠償を請求されて多大な負担を受けることになったり、あるいは守秘義務違反で仕事を失ったり。
その上、IT業界の中では「守秘義務違反をやったエンジニア」というレッテルを貼り続けられるようなことがあるなら、倫理に期待するのが間違い、というより倫理を優先した行動を取るよう求めるのは「自殺しろ」に等しいことになりますから。

結局は「守秘義務や依頼された仕事を完遂するという職業意識」と「社会に害悪を与えないようにする倫理観」のどちらを優先するべきか、ということですが。
日本だと前者のウェイトのほうが大きいように思えます。それが正しいのかどうかは判りませんが。

10324173 comment

Selenaのコメント: Re:善良なプロジェクトが止めていきそう。。 (スコア 2) 62

別にドイツだから起きるっていう話ではなく、ソフトウェア開発に内在する普遍的なリスクだと思いますよ。

プロジェクトオーナーが責任を取るか、あるいは混入させたメンバーが責任を取るかの違いはありますが、どちらにせよ、オープンソースに関係することにリスクは出てきます。
リーダーの責任と見なされることでリーダーが萎縮するならオープンソースのプロジェクト自体が立ち上がらない(リーダーを引き受ける人が居なくなる)し、コミットした人間の責任とされるなら、皆が萎縮してコミットしなくなるかもしれません。
なので、対策を取らなければ、どちらにせよ「オープンソース」という仕組みはそこで潰えます。

だからといって「オープンソースだから特許侵害も仕方が無い」とは言えませんし、おそらくそんな判決ほとんどの国で出ないでしょうから、オープンソースという仕組みが生き残るには、それこそオープンソースの支援団体等が法務的な作業を引き受け、特許を侵害していないかなどのチェックを支援する、ぐらいしかないと思います。
それもかなりのコストがかかるとは思いますから、それを何とかして調達することでリスクを下げるか、諦めて特許侵害してしまうリスクを抱えたままプロジェクトを続けるか、の二択でしょうか。

10323148 comment

Selenaのコメント: オープンソースにも (スコア 4, 興味深い) 62

オープンソースにも「開発者」だけでなく、「法務」的な立ち位置の人がいないとやっていけなくなるのでは、と思いました。
法的なリスクを助言したり、必要に応じて開発だけでなく、ソースコードのチェックにリリースを割くよう提案できる人が居なければ、こういう問題はどんどん起きるでしょうし。
他にも、オープンソースとして開発中のソフトウェアのソースが、適合しないライセンスの製品に使用されてしまった、といったありがちな(?)トラブルの時も、開発者だけで戦うのは難しいと思います。

10237585 comment

Selenaのコメント: とにかく動作が軽かった印象が…… (スコア 2) 58

by Selena (#2498919) ネタ元: Winamp終了のお知らせ、来る

探せば他にあったのかもしれませんが、とにかく動作が軽かった印象があります。
出た当時のPCの性能では、普通の再生ソフトでちょっと重い音楽ファイルを再生すると、他の作業に支障が出たりしましたし……。

最近だとAndroidのスマートフォンにMP3を転送してWinampで聴いているのですが、これが使えなくなるのは少し残念です。
今の機種では使えるでしょうけど、買い換えたらDLできなくなりますからね。

typodupeerror

アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

読み込み中...