PukiWikiのtrackbackプラグインで使用される"skin/trackback.js"にライセンス上の問題があるとPukiWiki-announce及びトップページで報じられています。 詳細については BugTrack2/62 をご覧下さい。
対象となるのは PukiWiki 1.4 - PukiWiki 1.4.7 で、上記のファイルを削除するか、PukiWiki 1.4.7_notbを適用することとなっています。
また、PukiWikiから派生されているWikiについても同様の対応を求めています。

このファイルはSix ApartのMovable Typeに含まれているものの単純コピーであり、Movable Typeはオープンソースではないため、ライセンス上の問題が生じます。

利用者の方、配布物をお持ちの方は情報を参照の上、対応しましょう。

RimArtsによると、Becky! Ver.2.22.02～Ver.2.23においてメールで指定したものと異なる宛先に送られてしまう不具合があるようだ(窓の杜)。
IMAP4のアカウントを利用しており、メールの送受信を定期的に行うように設定している場合に発生する可能性があるとのこと。
Ver.2.24以降ではこの不具合は修正されているので、IMAP4を利用されている方はアップデートを行いましょう。

YOMIURI ONLINEによると、ネットバンキング取引のID等の認証情報をスパイウェアで盗まれないようにするため、7月中に防止プログラムを導入する。
ネットバンキング取引でユーザがID等を入力する際、「被害に遭わないために推奨する方法を取りますか」という表示をクリックすると、ユーザのPC内のログにはIDやパスワードを変換したデータを残す機能を取り入れるらしい。

具体的にどのあたり(ログ、履歴?)を加工するのか、どのタイミングでダミーコード化するのかが読み取れないし、キーロガーのようなものには太刀打ちできないように見える。 果たして効果はどうなるものか、そして同じような状態のまま他行にも取り入れられていくのか疑問に感じ得ない。

PCパーツをはじめ、多分野での最安値情報が集積、後悔されている価格.comが改ざんされ、現在はセキュリティ対策を施すために一時閉鎖している。また、この改ざんされた状態において、「trojandownloader.small.AAO」及び「PSW.Delf.FZ」の2種類のウィルスが仕掛けられていた為、この期間にアクセスしたユーザには対処するよう呼びかけている。
現在、サイトで公開されている情報によると、5/11頃からプログラムに異常を発見、調査を行った結果として不正アクセスであると判断した。24時間体制で監視・対策・調査を行ったものの、防ぐことができず、やむを得ず14日を以て一時閉鎖とのことだ。

アレげな方々は常日頃からチェックしていたサイトで不便かもしれないが、セキュリティ対策を強化して再び利用できる日を待ちたい。

以前、/.Jでも話題に出ていたGoogle Desktop Searchの日本語版、Googleデスクトップ検索のベータ版が登場した。(参考: ITmediaの記事 過去のストーリ: Googleがあなたのコンピュータの中身も検索、Google Desktop Searchに検索結果が漏れる脆弱性)
昨年10月に英語版ベータが登場してから初めてとなる今回の日本語版ベータは3月7日の英語版と同等の機能とのことなので、英語だから敬遠していた方は試してみてはいかがでしょうか。

Movable Typeにスパムメール送信を幇助してしまう現象が発生することをMovable Type 日本語版サイトが伝えています(ITMediaの記事)。
出荷済みの全ての日本語版と2.661以前の英語版にこの脆弱性が存在している。
対象のバージョンでメール通知を使用しており、MailTransferの値がsendmailの場合に、コメントや題名に特定の文字列を入力することで任意のアドレスにメールが送られてしまうものです。
対策としては、日本語版サイトにおいて配布されている英語版2.6x、日本語版3.01D,3.121向けのプラグインを導入するか、最新の3.122にアップグレードすることとされている。

Movable Typeを利用してblogを書いている方はぜひともチェックして頂きたい。

ブエナビスタホームエンターテイメントが劇中ナウシカや風の谷の人々が使用する「単発レバーアクションの長銃」をリアルに再現し、100丁限定で販売する。
スタジオジブリの鑑定書、シリアルナンバーがついており、オプションとして名前を入れることもできるそうだ。お値段が35万円(税別、送料込み)となっており、なかなか高いと思える。/.J住民で買う方はおられるのだろうか。

ヤフーオークションで著作権を侵害する商品が出品されていた場合、メールで削除依頼を受け付ける体制を整えたと日経が伝えている。
ガイドラインで著作権や肖像権を侵害する商品の出品を禁じているが、1日に約450万件と膨大な出品数のために違反するような出品を防ぐことができていない。
このメールでの削除要請は事前にヤフーと契約が必要としており、また削除要請が頻繁になることが予想される権利団体や企業に限られるようだ。
一般ユーザからの通報、ヤフーのスタッフでは排除しきれないと言うことで権利団体や企業自身にその探す役割を担わせるということになるのだろう。果たしてこれで違反出品は減少するのだろうか?

松下電器産業の子会社、ピンチェンジが机の上にキーボードを映し出し、そこに触れれば入力できる「バーチャルキーボード」を開発した(asahi.comの記事)。PDAや携帯電話では小さなキーを押さなければならず、入力に手間がかかるが、これを接続するとPCのキーボードと同じような操作感で入力できる。
キーボードは赤色の半導体レーザーで机上に投影され、画像上のキーに触れるとレーザー装置に内蔵された赤外線センサーがどのキーに触れたか感知して識別する。装置の大きさは高さ6.5cm、幅3.2cm、奥行き2.4cm。価格は2万円から3万円とのこと。
実際にキーに触れた際の感触がないので違和感が多いとは思うが、実際使ってみるとどんな感じであろうか。