cyber205の日記： 電脳コイル(黒いオートマトン) 2
次々と予想を裏切ってくれるこのアニメ、目が離せないっつか、やはり展開が「面白すぎる」。
別に美少女キャラや有名な声優でひっぱってるわけではないから、ここまで引き込まれるのは
もともとのシナリオの良さだろうね。
|-- 以下、おもいっきりネタバレ＆無責任な予想なのでそういうの嫌いな人は見ないこと --|
とうとう、話の核心を握っていると思われた4423が忽然と消滅した。
4423の存在は真実なのか、眼鏡の見せた虚構なのか…(このへんほとんど攻殻機動隊だな)
とりあえず、あからさまな敵対行動を取る駅むこうの少年たち一派に当面の黒幕がいる。
執拗に中傷を繰り返し、敵意を煽るのは真実を叩き潰すために必死なのだろうと考えられる。
だが、タケルあたりは離反して何か重要な情報を流してくれる可能性があるな。
猫目は裏切ったのか、それとも本当にメガマスと交渉しているのか。
多分自分の予想では、何か裏がありながらも、完全に裏切ったわけではないと見た。
恩師の実験をトレスして異空間を開いたことからして、眼鏡の開発者に近い場所にいる人物だろう。
たくさんの人間が「あっち」に行ってしまったのを連れ戻す方法をまだ模索しているのだと思う。
前回あたりで赤いオートマトンが黒いオートマトンにとって代わられたが、これまでの主役、
馬鹿で迷惑でもまだ愛嬌がある赤と違い、黒は冷酷で容赦がなく、これまでの対抗策が通じない。
これはどういうことだろうか。神社エスケープが効かない所を見ると既に黒マトンの運用は
郵政局の管轄ではないことが考えられる。多分、このサーチマトンも民間企業が運営して
いるのだろうが、その動きからは警察か公安(特高警察？)がバックにいるような感じがする。
事件(事案)とみなせばどこにでも踏み込んで捕まえたり脅威を無力化するのが警察だから、
神社や一般家庭に踏み込んでくるとしてもおかしくはない。
(実際には強制捜査する場合、簡易裁判所の許可がないと動けなかったかも＞日本の場合)
おそらく、黒を運用する連中は情報操作や証拠隠滅によって事態を収拾するタイプだな。
そういう意味では諜報部のようなスパイ組織のセンも捨てがたい。
とにかく彼らはメガマス内部で事態のもみ消しを図る一派として動いていて、
重大なバグが存在する電脳空間について、一般市民に気付かれぬよう証拠を隠滅するために
活動している。
おそらく真実は、まだ明らかになってない。(もちろん、先が読めるシナリオでは面白くない)
きっと彼女たちは、これから自分の目で見て確かめることになるに違いない。
既にあっちの世界に行って帰ってきたヤサ子は、呪われるとかなんとか言う中傷が
決して真実ではないことを知っているし、あっちの世界が本当に存在していることも、
戻ってくる方法があることも知っている。話の通じないキョウコを除くと暗黒面の真実に
ハラケンと共に一番深く潜入し、あっちの連中の声まで聞いて、それでも生きて戻ってきた。
それはもうかなり特別な存在なわけで、無知で踊らされるだけの無責任な連中と違い、真実に触れ、
一番イサ子を元気づけられる立場にいると思うのだが、イマイチそのへんの積極性が足りないな。
わざわざ黒い生物に捕まってまであっちに行く勇気があったのだから、かなり度胸もある人物かと
思ったのだが、フミエに余計なこと吹き込まれてまた優柔不断になったように見える。
ま、名前からして優子だし。「優しい」というより本当は「優柔不断」の「優」なのかも。
法マーク (スコア:1)
Re:法マーク (スコア:1)
見落としてました。こりゃ本格的にヤバいのが出てきたんだなぁ。