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erizabeth133の日記: 部屋の中心で愛を叫ぶ。 2

日記 by erizabeth133

♯このエントリはショートストーリィでお届けします。

都内某有名私大卒の26歳まさる(仮名。
卒業し、某有名ラーメン店に就職のち、
都内ベルギィビィル店に転職、いまはそこの店長を勤める。
 
なかなかの男前で性格も明るく、機転も利く。
昼夜逆転の仕事柄、これといった出会いもなく、
仕事一筋で頑張ってきた。

そんなまさるに新しい風を舞い込んだのは、
昨年のこと。

仕事帰りにふらっと店に立ち寄ったあゆみ(仮名)は、
近くの某有名病院勤務の22歳看護士である。

あゆみは、その店で初めてベルギィビィルを知り、
その魅力にひきつけられて毎日のように店に行くようになる。
あゆみが店に通う理由はそれだけでなかったことは言うまでもないが。

そんなこんなで2人は恋人とし意識するようになる。
同棲も始めた。結婚も意識しながら...

でもまさるは頭を悩ませた。
給料も低い、休みも週一日、夜中の仕事であゆみとの時間もほとんど作れない。

まさるは転職活動をはじめた。
某IT関連のベンチャー企業に出会った。
究極のアナログ人間まさるにとってその企業に合格するのは
難しいよと周りからも言われた。

第一次面接突破、第二次は社長面談だった。
志望理由について他の受験者は、なんとやら難しい事を語っていたのだが、
まったくの初心者まさるにそんなことが言えるわけもなく、

「志望理由は、愛のため、愛する人のためです!
 愛する人との結婚を考えたら、ちゃんとした給料も欲しいし、
 休暇もほしいのです。
 だから御社を志望しました。」

数日後の結果発表、   合格。

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これは、あたしの妹とその彼とのショートストーリィです。
しあわせになれ!!がんばってね。

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目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond

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