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hixの日記: 天皇杯3回戦 モンテディオ山形×明治大学 2

日記 by hix
天皇杯3回戦
モンテディオ山形0-3明治大学

苦戦どころか完敗。
ここまで何も出来ない試合も珍しい。リーグでもこんなのは無かったですわ。

試合始まって15分も経ったかな?アタマ15分で1点取れてればあとの時間は楽に進むかな?と思って時計を見たら10分しか経っていなくて、15分まではあと5分有るんだと思ったと同時に、このペースで120分もやったら随分と長く感じるなぁとも思って、それからは明治大学の攻撃がずっと続いたワンサイドゲームになって、それはある意味いつも見慣れている光景ではあるのだけれど、相手が分らない分だけ(というより相手の勢いでの押されっぷりに)、いつもと違った居心地の悪さは感じた。
で、前半30分あたりの失点。
明治大学の前の対戦で湘南ベルマーレ相手にこの時間帯に1点を取って守りきった事を思い出したり、この展開は下位カテゴリを相手に失点で目が覚めるとか、そういう試合じゃない事は感じていて、延長含めて2点取らなきゃ勝てないんだよねえとか、何をどうするではなく漠然と思った。

相手の一生懸命さは圧倒されんばかりに溢れ出ていて、それで随分と玉際の当たりが速かったり脚が伸びてきたり、勢い余ったファールも確かに多かったけれど、例えば10回ファールになって1点取れれば御の字。

風が強くて長いボールは選択肢から外さざるを得ないみたいなところは多分有ったと思う。そこでひとつ条件が不利になったかな?
明治大学の守備は、ウチの横パスが相手に時間を与えるどころかトラップひとつで充分だった。
リトリートは早くて適切で「これがウチと対戦する相手が嫌がる守備なんだね」と変に感心してみたり、序盤は当たりが厳しくなかったから、囲み方は巧いけどウチがわざと囲まれて相手を引き付けているのかな?と思ったら、きっちりコースを消す囲み方をしていて試合が進むにつれて当たりのタイミングを早くしてサクっと持っていかれるわ、おまけにウチはテクニカルな選手ってあんまり居ないから、それで何とかなったのは財前ぐらい。
セカンドボールを拾うポジショニングも正確で、そこでウチが完全に後手に回っているし。
走らせるとやたらと速くて、だから今日はレオじゃなく章吾だったのかと思ったのだが、それでも気合が入ったスピードで振り切られるし。

「フェアプレー」という観点を厳格に適用すれば、相手の一生懸命さに比べたらウチは一生懸命さは足りなかったとは思うがそれは結果がそうであったというだけで、カテゴリの違いから油断していたわけでは決して無い。

試合が始まってすぐに、ウチが如何に泥臭いことをするか?が勝機を見出す要素かなと感じたのだけれど、それそのものは間違っていないどころか、もはやそれのみが勝てる唯一の要素であったと、試合が進むごとに確信した。
ただ、それを出させてもらえなかったのは、相手の怖さだなと今にして思う。

しかしそれにしても、こういう試合展開になると真っ先に諦めるのが石川君。
理想が高くてそこから外れるととたんに何も出来なくなる。
「そこは絶対に取られるだろ!」って厳しい所にパスを出したり、プレーや判断が雑になる。
それを言ったって仕方が無いのだけれど、歳をとれば変わるのかも知れない。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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