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映画

hixの日記: 映画「かぐや姫の物語」 6

日記 by hix
「竹取物語」は物語として好きなほうではある。
映画になってみると、やはり物悲しい結末である。

月はインドか?
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  • かぐや姫という病とそれを取り巻く群像劇の部分が強調されていて、それが考えオチに繋がっているのかなあと
    でてくる女性は幸せというものに対してそれぞれの立場で現実的で救いだったりヒントを与えているだけれども、
    かぐやもまた自分の幸せに対しては保守的であるが故に周囲を余計に巻き込んでしまい
    社会的には無垢な立場をいつまでも無垢であろうと居続けてしまう。

    今日においてはああいう作り方のアニメは少ないので本人は変っていないけど時節においては余計にそういう面が強調されるのが面白いかなと
    そういうものまで含めて「そういう映画を作りました」的なメッセージになっているのが面白い。

    • 「病」とは言い得て妙ですね。

      山奥で育った環境からすると都で高貴な暮らしなんて「身の丈」を大きく逸脱するもんだから、身動き取り難くて保守的で無垢にしか動けないのかも。
      いまさら山に帰れないし。

      名付けの宴の夢のシーンは、叶わぬ望みを表すタイミングという点で良かったと思います。
      あとは朝倉あきの声ですね。月から迎えが来るというのは不可抗力ではあるのですが、それを止めることは出来ないと説明する様は、自らの決意のような力強さがあって良かった。
      親コメント
  • 換言すると、どれほど下界を突き放した視点で人としての温かみを欠いていたかということに興味が。

    • どうですかねぇ?
      娘のみならず金や衣装も授けて翁の心を欲に狂わせたという点ではそうかも。

      物語はトレースしつつ現実的にこうであったであろうという所が具体化されたと解釈しました。
      山で授かった娘が、都に出て、数々の高貴な殿方の求婚を受け、仕舞いには御門をも虜にする様子とか。

      月世界ではお釈迦様のような風貌が普通のようです。
      親コメント
  • と思うようなパンクな音楽に聞こえた。

    個人的な感想

    話の流れはあっさりしすぎている上に、
    思想は込み入っているのですぐには理解できない。
    考えオチ。
    宮崎監督より左思想なんだろうかとも思う。
    絵は薄目・細めで印象が薄い上に背景もあっさり。

    同じ「生きろ・生きたい」がメッセージである風立ちぬの圧勝。

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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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