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日記

kondouの日記: How Google Works

日記 by kondou

How Google Works ★★★★
会社によってこうも雰囲気が違うのかと。将来の働き方、という意味では『WORK SHIFT』と似たようなターゲットだが、現場の意見と学者の理論では具体性に基づく説得力が違う。グーグルはスマート・クリエイティブ(ビジネスセンス、専門知識、クリエイティブなエネルギー、自分で手を動かして業務を遂行しようとする姿勢)を集めて、彼らに任せて、ダントツのプロダクトを作るのだ、ということ。多産多死で適切に止めること(失敗は減点されず挑戦の結果を生かす考課)。問題に気づいたら担当に関わらず行動を起こすこと(それが非難されずに称賛される風土)。一番嫌な質問を自分自身にする。
そのプロダクトは、ユーザー中心、市場がある、技術的に優れていて実現可能があること。テクノロジーの破壊力はとても強力で従来企業の参入障壁を打ち破ることができる(参入障壁の蓄積量が質的障壁になっていると困難だが)。

Readable Code ★★★★
基礎的なことが書かれているが、読んだことがなかったら読んでみよう。実践できてなかったら、すぐ取り入れよう。ほとんどの人はすでに身についていると思うが復習のために。

V字回復の経営 ★★★★
経営書。著者の主張はシンプルでわかりやすい。勤務先の自部門の状況は好調な会社の中にある赤字部門で、本書の状況と酷似しており興味深く読めた。組織全体を何とかできる立場ではないが、少なくとも自分と仲間が生き残れるように取り入れられることはあると思う。

世界史を変えた50の機械 ★★★
この本で特徴的なのは、発明のインパクトだけではなく、事業面を重視していること。素晴らしい発明でも、事業化して大量生産し、世の中が変わらなければ意味は無い、というスタンス。
そういう意味で特徴的な発明が取り上げられているが、機構面での解説は1件あたりのページ数も少なく不十分である。

名作住宅の解剖図鑑 ★★★
建築の文法を学べる。上の本もそうだが、図鑑形式の解説は、一件あたりの掘り下げが不十分になってしまい、あまり好みではない。もっと數を絞り込んで代表的なものを掘り下げ、残りはイラストで並べるというスタイルの方が好みだ。

海辺を食べる図鑑 ★★★
磯遊びの友に。漁業権で捕まらない程度に。

データの見えざる手 ★★★
ウエアラブルセンサとビッグデータの話。本格的なウエアラブルセンサ時代を迎えるにあたり一読の価値はある。
著者の意見にはあまり納得できなかったがデータは素晴らしい。一番の注目は、動作、幸福感、業績の関係だ。幸福感を感じている人、業績が上がる組織はよく動く。逆に、意図的によく動くようにしたら、幸福感が上がって業績が向上した。
勤務先でも筆者らのグループのウエアラブルセンサ(ビジネス顕微鏡)を導入していたが、結果がフィードバックされたという話は聞かない。相変わらずPDCAが苦手だ。

臆病者のための億万長者入門 ★★★
勤務先で確定拠出年金がスタートしたので。

はじめてのトライボロジー ★★★★
初級教科書。理論的なところから丁寧にかかれているので、もし何も学んだことが無ければ、最初の一冊にちょうど良い。たしか、私も学生時代に、トライボロジーをひとコマ取ったはずなのだが…。大学時代の後輩が著者の一人なので、★サービス。

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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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