失礼しました。
たまたまGW中に何年も放っておいた、徳間文庫の『自選短編集3パロディ篇 日本以外全部沈没』を読んだために、知ったかぶりしてしまいました。
あとがきのインタビューの中で、
筒井 これは、「日本以外全部沈没」というタイトルそのものを星真一さんから
いただいたんですよ。みんなでわあわあしゃべっているときに、
「どうだ『日本以外全部沈没』というものを書かんか」と言われて(笑)、
「それ頂き!」って、もうそのときにすぐにアイディアが浮かんできたような
状態でしたね。だから、タイトルだけでできちゃったみたいなもんです。
筒井 これははっきりとしておかなきゃいけない。あとで小松さんに言われちゃった。
「星さんのアイディアだということを言わなきゃいかんぞ」って。
でも、タイトルだけでどう言えばいいかなあと思って(笑)。
この言葉を鵜呑みにするならば、
>「星新一か筒井康隆なら1行で終わっていた話」ってのが当時のSF界にあって...
というのは、この小説に関しては後付けなんじゃないかとの印象を持ちました。