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日本

mujiの日記: 二月大歌舞伎・幕見

日記 by muji

源太勘當。
あれ、そんなに観る演目? と自分で突っ込みたくもなるが、何しろ歌舞伎座では11年振り、トータルでも6年振りだし、ここで観ておかないと次回は何年後か判らんしね。無間の鐘なんて更に出てない訳で。

平次の声がやや持ち直した感。でも甲で張ると抜けるしがさつく。きっちり治ってないというか、なまじ完調でなくてもある程度声が出せるようになってしまった弊害というか。なまじスライダーを覚えてしまったばっかりにカーブが曲がらなくなってしまったってヤツだろうなあ…
そこがしっかり出てないばかりに、せっかくおかしみのある役どころだというのにもうひとつ見物側に訴えてきていない感。や、個人的には十二分に笑えてるんだけど、客席をぐいっと掴めてないなあ、てな。まあそれは主要登場人物6名全員がそんな感じだから仕方ないか。義太夫狂言なのに淡々。先陣問答なんてもっともっと面白くなるはずなのに。話がつまらない訳じゃないんだから!

てなことはさておき、ホント最初にあの柄合わせと色合わせを思いついた役者のセンスにはただただ脱帽だわ…勘弥が着たそうだが勘弥が平次を演じたのって1966年5月歌舞伎座。50年前! で、11年前の歌舞伎座が勘三郎襲名時で七之助が傷害罪で捕まってて千鳥が芝のぶでー、なんて大騒ぎだったヤツなんだが、勘太郎当時の勘九郎源太に海老蔵平次で、rさん教示の海老蔵衣装が今回と同じ。ということは海老蔵も勘弥に倣った訳か。6年前の御園座での又五郎がどうだったかは判らないが、通常は黒羽二重に金襴の袴のようだ。むきみの隈は取ることが多いようだが辰之助が平次を演じたときの写真を見ると隈も取っていない。なるほど、上演機会があまり多くない話だと「型」とまではならない、ということか。
それにしても臙脂の地に橙に金糸枠の六弥太格子…しかも袴が白黒のひだにそれぞれ龍…キッチュにも程があるwww

 #キッチュといえば突然のモシ、おっかさん! もキッチュだよなあw他は母者人呼ばわりで通しているのにw
 #おあにいさんが、いけないよぉ! って要はアレでしょ、ママーお兄ちゃんがいぢめるーでしょやっぱり地だよ(ちょwww
 #…でもって源太もおっかさんの膝にすがってさめざめと、だもんなあ兄弟してマザコンな(身も蓋もないw

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