niqueの日記: Windows Mobile の日本語入力環境 3
ソフトバンクのX01Tを購入してみた。
いろいろもっさりなんだけどWindows Mobileとしてはこんなもんだと思うしイイ。
ただケータイとして使ってみるとそのチープな日本語入力環境に唖然とする。いまどき予測変換のないケータイがあるとは。
フルキーボードが付いてるんだから入力はこれでいいでしょ、って考えてるんだろうな。
古川blogやMSMVPな開発者さん達のサイトでMS-IME2007関係のコメントを立て続けにみて、いろいろ思うことがあった。
確かにMS-IMEはぜんぜん賢くない。でも使い込んで辞書を鍛えるとそこそこな入力はできるようになる。
確かに日本に特化した開発はされなくなっているのかもしれないが、すぐ後ろにATOKがある限りユーザーおいてけぼりな放置はできないだろうし、そこそこなブラッシュアップはされ続けると思える。
ATOK(というかジャストシステム)にしてみればデスクトップWindows下での日本語入力システムとして、市場で支配的な位置につくことはまあ期待できないわけだが、なにせパイがでかいから製品を開発し続けるモチベーションにはことかかないんだろうなと思う。
わりとうらやましい状況だと思う。
Windows Mobileはそうじゃない。POBOXにしろATOK for WindowsCEにしろ、開発は止まったまま。POBOXはシンビアンで十分食えてるんだろうし、ATOKはデスクトップがある。なにも無理してWindows Mobile向けの開発をする必要がない。
開発にリソースをかけて作って売ってそこそこ売れたりしたらタブン、思い出したようにマイクロソフトがOS標準でのっけてくると思うとまあモチベーションがあがらないのも無理はない。
マイクロソフトが作ってくれるのを待つ以外選択肢がないとっても悪い状況だ。
ツールはあるし自力で開発してみるべきなんだろうか。
でも辞書はコストがかかる。
デジタル署名も。
苦労して作って、でも使ってもらえなきゃ無駄だし、開発費用をペイするまえにマイクロソフトが乗り出してきたらアウトだしなぁ。
結局、まあWindows Mobileケータイは2台目用にしとくかってことになりそう。
みんなそうなんだろうな。
ATOK for WM (スコア:1)
#予測変換は大嫌いなので切っていますが
Re:ATOK for WM (スコア:1)
みんながんばってつっこんでるようですが。
http://ryo243ki.2.dtiblog.com/blog-entry-1121.html [dtiblog.com]
かゆいうま
ATOKはesとEM ONEだけじゃないっけ? (スコア:1)
新しく開発したとかってジャストシステムのニュースか何かで見ましたが、UIはATOK for PocketPCのままですし、変換エンジンが向上したなどの記述もなかったし、なにより辞書の構成が同じだったのでまあ、InRomでセットアップされるようシャープ側が対応しただけなんじゃないかと思ってるんですけどね。
それともせっかく作ったんならジャストシステムももっと商売すればいいのに・・・。
HTCと東芝、カシオに売り込めば国内Windows Mobile携帯市場では占有できるのにね。
より省ストロークで文章を入力するニーズは携帯にもっとも求められる機能だと思うんだけど、なんで本気にならないのかなぁと考えたとき、まあジャストシステムはマイクロソフトが出てきてパクっと持ってかれるのがいやなのかな、と思ったんですがじゃあマイクロソフトはなんでやらないの?サボってるの?やる気がないの?
というのが日記の趣旨でした。