patagonの日記: [読書]ローカル線ガールズ(Local Line girls)/嶋田郁美(著) 2
日記 by
patagon
ローカル線ガールズ(Local Line girls)
嶋田郁美(著)
単行本(ソフトカバー): 191ページ
出版社: メディアファクトリー (2008/1/16)
ISBN-10: 4840121257
ISBN-13: 978-4840121255
発売日: 2008/1/16
商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.6 cm
先週読んだ本。著者は福井県に2路線、計約50kmで営業を行うえちぜん鉄道のアテンダント。鉄道でアテンダントというのは珍しい。彼女達は他にそのようなサービスもなく、また第1期生(12人、2003年)で前例がない中で、どのようにしたらお客さまを安全に、そして快適に鉄道を利用してもらえるか、一生懸命考えて試して、サービスを作り上げた。そして日々、改善していっている。大変そうだけど、楽しそうだ。「等身大」という表現は手垢がついて嫌いだが、彼女たちにはその表現を気兼ねなく使える。本当に彼女たち、そして鉄道会社の人、利用者、地元の人達で作り上げたんだなぁ、と思う。北陸に行くことはないが、いつか利用してみたい。
創立当時はアテンダントの仕事内容は会社側も明確に決めておらず、まずは「切符販売、観光案内、乗降補助」だったようだ。
同じ県内にある別の私鉄 福井鉄道の経営状況が取りざたされている。えち鉄も楽観的ではないとは思うが、頑張って欲しい。
がんばって欲しいですね (スコア:1)
マイカーに押されて、あらゆる面で不利な立場に追い込まれている、福井県のバス・鉄道路線。
通勤・通学の足としての機能を維持しつつ、観光化して採算が取れるようにして欲しいところです。
Re:がんばって欲しいですね (スコア:1)
公共交通機関には頑張ってほしいです。