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sakaki101の日記: 『人月の神話』と訳

日記 by sakaki101

いまさらとは思いつつも、『人月の神話』を読み始めた。
しかし、どうもところどころ詰まってしまう。
読み進めていく内に理解が曖昧になって、前のページから読み直すということがたびたびあった。
頭の働きが鈍くなったかなと思って、たまたま手に入れた原文を読んだんだが、これ訳が悪いんじゃないかな。

実際に気になった例をいくつかあげると
・"architecture, implementation, and realization"の訳。"アーキテクチャ、インプリメンテーション、そして実現"という訳は少し奇妙だしわかりにくい。"設計、実装、そして実現"ぐらいに訳して、その上で注をつけて解説すべき。この3つの区別をしっかりつけないと、後の話がさっぱり分からなくなる。
・"milepost"の訳が一定してない。"チェックポイント"と訳されてたり、"マイルストーン"と訳されてたりする。
・p22の"最初の二つの例は"という誤訳。原文は"the foregoing"だが、"前の例"と訳すべき。該当する例は1つしかない。

2003年10月2日の第五版ってことは結構新しいんだけど、どうしたものかな。

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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