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580326 journal

securecatの日記: らくらくウェブ散策とWebUD

日記 by securecat

専用ブラウザというか、IE5.5SP2以降辺りに寄生して動く(ActiveX)ような感じの、アクセシビリティ向上ブラウザてのがあるわけだけど、それといえば「らくらくウェブ散策」を思いつくだけだったが、知らんうちに「WebUD」ていうのも出ているんですね。

機能も値段は、まあどっこいどっこいか。前者は1ドメイン版で80万くらいから(従業員規模によりもっと増える)、後者も同じようですね。WebUDのほうは、ソリューションパッケージじゃないのだろうか。なんか書いてないというか。書いてないだけ?(謎)

らくらくの場合は、ソリューションの提供ということになるので、保守費がかかります。1ドメイン版で40万から(これも従業員規模によりもっと増える)。

こういうの、安いんだか高いんだか、費用対効果の判断が難しいですね。これらを導入する以前の段階で、もともとアクセシブルなサイト実装になっていて、そのうえで、IE5.5SP2以降のユーザーはさらによりアクセシブルな環境を享受できる、っていう位置づけに過ぎないことをよく理解・認識しておかないと、これらを導入するだけでアクセシビリティが高まった状態になった、みたいなことになって、IE5.5SP2以降のユーザー以外には何のアクセシビリティも提供できないということになってしまう。

この辺、プロジェクトリーダー/マネジャーなり、運用担当者たちの経験が求められるところでもあるんだろうな。最初はとりあえずアクセシブルなサイトをつくって、さらにらくらく導入してプレスを打ち出す!みたいなところまではいいけど、あとはそのクォリティの維持(あるいはさらなる向上)て難関があるわけだから。

らくらくのソリューションパッケージといっても、アクセシビリティ維持のための監修みたいなのを継続してくれるわけじゃなくて、単にらくらくのバージョンアップなどに伴うメンテだけだろうから、なんつーか、びみょーん(謎)。

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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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