10分間の送金などの記録データがブロックに書き込まれます。
ブロックの内容は偽造が不可能で、本物の検証が出来ます。
ブロックは、公開の状態に置かれて共有されます。
これが、計算力を駆使して行われていることです。
つまり、銀行システムの運営と思って良いかな?
このビットコインの送金管理システムが、ビットコインの価値ですね。
このシステムは、中央管理なしで行われ、送金管理システムには、
誰でも参加することができます。
偽造不可能で、本物の検証が可能で、データが公開に置かれる、
送金システム自体に価値があると思われます。
言ってみれば、共有かつ公開の銀行システムのような感じ。
そうして、そのような送金の管理システムの単位:ブロックの生成は
価値があることなので、ブロックの生成に対して、一定のビットコインが
与えられます。
ブロックによる送金管理システムが、ビットコインの価値になります。
システムに価値を見いだす人が増えてくると、ビットコインの価値が上がります。
また、ビットコインの価値は、そのネットワークに参加している、計算力にあります。
この計算力ゆえに、偽造が難しくなるのです。
ですので、ビットコインに似たシステムを作ったとしても、ビットコインに関わっている
ネットワークの大きさと、計算力が、ビットコインの価値を際立たせます。
後発の、似たシステムは、よっぽどの利点があったり、
ビットコインに問題がみつからない限り、ビットコインをよりも多くの参加者を得ないでしょう。
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さて、ここで、デフレーションや、暴落の問題があるんだが、
これは、僕も心配している。
この問題を解決した別のシステムが出来て、
なおかつ、ブロック生成の参加者が収入を得るような仕組みも入って入れば、
ビットコインを置き換えることが出来るのかも知れないですね。
誰かが、価値を保証するような必要はないと感じています。
あくまで、先に始めたものが、多くのパイを取り過ぎてしまう(しまった)のが、
ビットコインの問題かな?と感じています。
ビットコインは、あと140年ほど発行が続くのですが、
最初の4年で(今年の11月29日で)、全ビットコイン総量の半分が発行されてしまった。
次の、4年間で、次の25%が発行されます。
でも、最初は、普通のCPUで生成できたブロックも、
今は、最先端のGPUを駆使しても、約に立たないくらいの競争状態。