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日記

shibuyaの日記: 「他己」という語の出現する書物 2

日記 by shibuya

曹洞宗の開祖、禅僧道元の著した『正法眼蔵』に自己、他己ともども登場する
ということを今日放送のNHK ETV『宗教の時間』で紹介していた。

// 以前、ストーリーコメントにてクールな議論あり

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  • by bghtyu67 (46369) on 2015年08月22日 15時36分 (#2868797) 日記

    http://soto-tokai.net/cgi-bin/kotoba.cgi?page=50&bl=0 [soto-tokai.net]
    と思って調べてみたけど、私の国語力ではいまいちピンとこないです。

    現在使われる他己の意味は、「他人から見た私」だと思っていましたが、
    道元のニュアンスは違うような気がします。
    自己≒自分の自我(?)に対して、他己≒他人の自我(?)みたいな感じでしょうか。

    • by shibuya (17159) on 2015年08月22日 15時49分 (#2868804) 日記

      コメントありがとうございます。
      人口に広く膾炙というものでも、ましてや誤解が拡大中でもない独特の用語。
      (#2868797)で紹介いただいたURIから引用すると:

      ここで道元さまは「他己」ということばを使われました。これは自己以外の自己をあらしめているすべてのものをいいます。他己にもすべてそれをあらしめている意義があるのであります。そして「自己即他己」であり、自他は不一不異一如ということになります。

      簡単に流用しづらいというのがファースト・インプレッション。

      親コメント
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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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