shibuyaの日記: 「他己」という語の出現する書物 2
日記 by
shibuya
曹洞宗の開祖、禅僧道元の著した『正法眼蔵』に自己、他己ともども登場する
ということを今日放送のNHK ETV『宗教の時間』で紹介していた。
// 以前、ストーリーコメントにてクールな議論あり
曹洞宗の開祖、禅僧道元の著した『正法眼蔵』に自己、他己ともども登場する
ということを今日放送のNHK ETV『宗教の時間』で紹介していた。
// 以前、ストーリーコメントにてクールな議論あり
コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell
興味深い (スコア:2)
http://soto-tokai.net/cgi-bin/kotoba.cgi?page=50&bl=0 [soto-tokai.net]
と思って調べてみたけど、私の国語力ではいまいちピンとこないです。
現在使われる他己の意味は、「他人から見た私」だと思っていましたが、
道元のニュアンスは違うような気がします。
自己≒自分の自我(?)に対して、他己≒他人の自我(?)みたいな感じでしょうか。
Re:興味深い (スコア:1)
コメントありがとうございます。
人口に広く膾炙というものでも、ましてや誤解が拡大中でもない独特の用語。
(#2868797)で紹介いただいたURIから引用すると:
ここで道元さまは「他己」ということばを使われました。これは自己以外の自己をあらしめているすべてのものをいいます。他己にもすべてそれをあらしめている意義があるのであります。そして「自己即他己」であり、自他は不一不異一如ということになります。
簡単に流用しづらいというのがファースト・インプレッション。