tada 曰く、

中国が24日、長征-3Aロケットにより月探査衛星「嫦娥１号」を打ち上げた。ロケットは正常に飛行し打ち上げは成功したが、役割を終え分離されたロケットの１段目が、中国国内の民家を直撃した。落下予測域の住民を避難させていたため死傷者は出ていないが、中国政府は被害を受けた農民に賠償金２万元を支払った（産経MSN、壊れた民家の写真、落下物の写真）。 中国の海岸線は韓国、日本、台湾などの陸地や島に囲まれているため、日本やアメリカのように海岸近くから発射してロケットの１段目落下点を海に設定することが難しい。このため中国ではロケット発射場を全て内陸の奥地とし、１段目を中国国内の農村部に落下させている（過去の例）。 めざましい発展を続ける中国では農村部の負担が大きいと言われいるが、その例に漏れない中国の宇宙開発は今後どう対処していくのだろうか。

tada 曰く、

JAXAメールマガジンから、「環境観測技術衛星「みどりII」の運用異常について」情報が来ました。「みどりII」は、昨年12月にH-IIA F4によって打ち上げられ、すでに成果を出してきましたが、25日7時28分頃、地球観測センターでデータが受信されませんでした。その後テレメトリデータも受信できなくなっています。また、衛星の運用状態が軽負荷モード(観測機器等を全てオフにして衛星の電力消費を最小限にするモード)へ移行していることが確認されました。22日に発生した太陽フレアの影響で24日に磁気嵐が予報されており、関連性が心配されます。やはり太陽電池パドルの故障により失われた先代「みどり」と同じ運命を辿ってしまわない事を祈ります。私は去年、初めて種子島でH-IIAの打ち上げを見学し、この「みどりII」の打ち上げを見届けただけに、祈る気持ちも一際です。

tada 曰く、

新機関、宇宙航空研究開発機構の英語名、略称がJapan Aerospace eXploration Agency / JAXA（ジャクサ）に決定したようだ。「研究開発」から「exploration」という訳に、凄い思いきりを感じるが、以前は安直に「Space and Aeronautics Research Development Organization (SARDO)」という噂も流れていたから、それよりはましな名前かも知れない。JAXAという略称も、文字数や'A'の配置が微妙にNASAを意識している感がある。NASDA程あからさまではないからまあ良いか。 ちなみに、jaxa.jp、jaxa.go.jpというドメインはまだ存在していない。

tada 曰く、

宇宙科学研究所で来年春に「第１回・君が作る宇宙ミッション」という高校生（と同等年齢の人）向けの体験学習（４日間）が行なわれます。高校生が宇宙科学・工学の研究者がしている研究と同じことを(資料集め、実験、解析、発表)を４日間泊り込みで行なうという非常に面白そうな企画です。この手のイベントは面白さの割に地名度が低くて「知っていれば応募したのに！」とよく言われるらしいです。是非、宇宙に興味のある高校生に知らせてあげましょう！

tada 曰く、

ZDNetの記事に、RICOHの NY74+MA という、一枚8000円もするCD-Rメディアについて書かれています。これで音楽CDを作ると高音質になり、プロユーザからも高い評価を得ているそうです。信頼性や耐久性の面でメディアの良し悪しがあるのは分かるのですが、音質の方はデジタルで記録されている以上、メディアには影響され得ないだろうと思うんですけど。記事の方にも明快な理屈がなく、納得できません。それにもしメディアによって音質が変わるとするならば、最近CCCDとかで話題になっている音楽CDのコピーの問題も解決してしまう気が。

tada 曰く、

5日に住基ネットがスタートし、皆さんの所にもそろそろ住民票コードの通知が届いているかと思いますが、青森県八戸市では、通知はがきを光にかざすと中に書いてある住民票コードが透けて見えることが発送前に分かり、通知延期になったそうです。そりゃいかんなー、と思って帰宅してみると、私の所（東京都北区）にも遂に通知はがきが届いていました。シール式のはがきでしたが、まさかと思って蛍光灯にかざすと、ばっちり透けていて、開封せずとも全桁読めてしまいました。そもそも発送方法からして、普通の郵便でポストに入っているだけというのもどうかと思いますし、こんなんで良いのでしょうか？皆さんのはどうでしたか？

tada 曰く、

嫌な雰囲気の漂っていた、宇宙研のDASHですが、 最終的に、実験を断念せざるを得ないようです。サンプルリターンに必要な再突入技術に関するデータ取得に大きな期待をされていただけに、本当に残念！。もう一つの衛星「つばさ」や、正念場で失敗が許されなかったロケット側には大きな問題はなかったので万々歳ですが、複雑な気持ちです。

tada 曰く、

本家の記事より。Free Software Magazineという、"with the direct support of Free Software Foundation"なWebマガジン（英語）が創刊されたそうです。PDF版もあります。よく分かりませんが中国語版もある模様？興味深い記事がたくさんあります。

tada 曰く、

asahi.comの記事より。ノーベル賞作家の大江健三郎さんが、新潟県立三条高校での講演を一度引き受けたものの、校長が『政治的なことについては話をしないでほしい』という注文をしたため、激怒したのか（？）講演を断ったそうです。大江さんの声明。校長は「一般的な講演をお願いしたつもりだった」と言っているのですが、一般的な講演なら誰だって出来るでしょうに。