JAGMOというゲーム音楽をメインに扱うプロのオーケストラを鑑賞してきました。(参考)
今回の題材となったゲームタイトルは次のタイトルでした。
「スーパーマリオブラザーズ」「MOTHER」「サクラ大戦」「キングダムハーツ」「クロノ・クロス」「クロノ・トリガー」「FFシリーズ」
オーケストラではありますが、扱うモノが最近の楽曲と言うことでビートを刻むためにドラムセットやカホンを置いていたのが印象的でした。
指揮を執られていた方がゲーム好きと言うことでこの企画がはじまったとのことで一過性の企画ではないと期待が持てます。
ゲーム音楽をオケで鑑賞するということは、クラシックを鑑賞することと違いゲーム内の思い出と共に鑑賞ができるメリットがあるように思えます。
今回私はゲームオケの鑑賞は初めてでしたが、マザーの曲が流れた際にはゲーム内の冒険の”思い出”を感じることができました。
これは未プレイゲームの曲を聴いた場合では味わえない感動かも知れません。(それが故に門戸が狭くなってしまいそうですが。。。)
パンフレットの表紙に書かれていた「もう一度、冒険の旅に出よう」はなかなか深い意味を持っているように感じました。
クラシックは好きですがオケを聴きに行こうとは思わなかったこの頃、こういった手法ならまた行きたいなぁと思えるコンサートです。
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印象に残った曲目をいくつか。。。
スーパーマリオの水中BGM:元々はワルツが故に、オーケストラで演奏してしまうと水中なんて勿体ない。大きなお城の晩餐会といった豪勢なアレンジになっていました。
MOTHER:初っぱなにポリアンナが流れたことで私は猛烈に感動しました、スマブラでのアレンジも素敵ですがそれ以上に明るく元気なアレンジは私好みです。Bein' Friendsも摩天楼に抱かれても私の脳内思い出補正を上回る素敵な演奏を聴けて感激です。スマイルアンドティアーズで泣くだろうと覚悟を決めるも、エイトメロディーズの冒頭ビブラフォンで涙があふれ出てきた事だけメモ。(マザー名曲多すぎるんや)
サクラ大戦:ゲキテイと御旗のもとにをミックスアレンジ、セリフパートを回避するような形で上手いこと編曲してました。やはりこの曲もオケに合う曲で御旗のもとにのサビ部分は特に印象的でした。
キンハー:タイトル画面で流れる曲、もともとオーケストラっぽい曲が多かったので個人的な印象は薄めでした。どちらかと言えばリトルマーメイドのアンダーザシーとかが聴きたかった(キンハー関係n)
クロノクロス:OPで流れるCHRONO CROSS ~時の傷痕~やマップで流れる夢の岸辺になど、やはり思い出補正を上回るry
クロノトリガー:風邪の憧憬、印象的な曲です。もともとジ●リっぽい曲がますますジブ●っぽく感じてしまう不思議な現象ががが
FF:定番のプレリュードから始まり、ゴルベーザ四天王戦など戦闘BGMを織り交ぜながら進行していました。もともとメドレーに編曲されているのでいくつかアレンジが加えられているはずなのですが、途中エイトメロディーズやゲキテイのメロディを感じる場面がありました。空耳だったのかなぁと思いつつも確認する術がなし。
次回公演を見る際には是非ともヴァルキリープロファイルの楽曲も聴いてみたいものです。