yasuokaの日記： DIN 32708はヘボン式になるのか

「ISO 3602をヘボン式に改正要求」の読者から、DIN 32708はどうなったのか、とのお問い合わせをいただいた。DIN 32708『Information und Dokumentation - Umschrift des Japanischen』は、昨年11月までの公開レビューも無事おわって、規格の最終調整中だ。ドイツの国内規格なので、あるいは「Jūsō」を「じゅうそう」じゃなくて、間違って「ゆーぞー」とか読んじゃうんじゃないか、と私(安岡孝一)個人は心配したりもしたのだが、そんなことは全然なくて、どうやら予定通りヘボン式に落ち着くようである。

ただ「なんば」は、「Namba」ではなく「Nanba」になってしまう可能性が高そうだ。あるいは「Namba」がオプションになるかも知れないし、今後の審議で逆転する可能性も0ではないのだが、正直なところ見込みは薄そうだ。でも、それをISO 3602の改正案として提案されるの、ちょっとイヤだなぁ…。