yellow tadpoleの日記: monoマガジンは恥ずかしい? 19
日記 by
yellow tadpole
昨日の日記では家電を選ぶというのがどうでもよくなったというお話をしました。
これは実のところ家電に限らずほとんどの商品がそうなってきてます。
拘束とか拘禁とかいうように拘(こだわ)るってのはあまりいい字じゃありません。
それをポジティブな言葉として使うようになったのは80年代後半くらいからじゃないかと
思いますが、
自分の中では「こだわり」はもう本来のネガティブな意味に戻ってます。
「○○アイテム」とか「男の○○」や「○○ギア」なんかも恥ずかしい言葉です。
誰かが書いてたけど「プレミアム」も貧乏人のお楽しみ程度の意味に堕ちてしまいました。
そういうmonoマガジン的な言葉が総崩れなんです。
どうやら世間でもそういう人が増えているらしく、物に対するプチブランド信仰って
ほんとうに無くなってきてる気がします。
バーバリの傘をさしてる人もアウトドア用マルチツールを腰に下げてる人も見ません。
長く不景気が続いたせいだとか、お前の年のせいだろとか理由はいろいろあるでしょうが、
なんとなくそこに「卒業」って言葉が浮かぶんです。
モノにこだわる時代からの卒業。うんちくからの卒業。
○○ギア (スコア:2)
メタルギアが出現
Re:○○ギア (スコア:1)
そこに反応ですか(笑)
○○ギアというとこの業界ではネットギアでしょうか。
〜◍
アウトドア用マルチツール (スコア:1)
街中でそれを腰にぶら下げていると職質されそう。
仕事中かブレードレスモデルなら言い訳できるけど、自分を格好良く見せたいだけならきっついなぁ。
Re:アウトドア用マルチツール (スコア:1)
アウトドア用品を街中で装着してる人が昔はけっこういたんです。
ミリタリー趣味というのではなさそうなんですが。
〜◍
Re:アウトドア用マルチツール (スコア:1)
昔はいたというか、それが普通でしたね。
こどもでもボンナイフや肥後守をポケットに入れて遊んでたし。
それらが凶悪犯罪に使われてたわけでもないのに姿を消してしまってる。
そういう時代。
どうなんだろう? (スコア:0)
モノマガジンで扱われているような小物を持ちたいという気持ちの多くは、
自分を少しでも格好よく見せたいという所から来ているんだと思うんですよね。
自分を格好よく見せたいという気持ちがなくなった人は卒業です。
もしyellow tadpoleさんが、若い頃なら絶対に外に出なかったような姿で
外に出られるようになっているのなら、自分を格好よく見せたいという気持ちが
減衰してしまったのかもしれません。
Re:どうなんだろう? (スコア:1)
そこのところがなかなか難しいんですよ。
身に着けてるもので恰好よく見せようとする事が恰好悪いという感じです。
「俺はモノの良し悪しがわかってるぜぃ」的なのが。
〜◍
Re: (スコア:0)
カネを上手に使えるのがかっこいいっていう風潮ですよね。
キャラに合わせた演出力が求められているのであって、
モノに主役を取らせちゃダメなのです。
若い人はモノマガジンで紹介してるような小物を持ちたがってるはずっていうのは
私もはなはだおっさんくさい見解だと思います。
Re: (スコア:0)
>キャラに合わせた演出力が求められているのであって、
>モノに主役を取らせちゃダメなのです。
あー、なるほど。たしかにそうですね。
そして「持ち物ラックアップで自分もランクアップ」という勘違いもありそうです。
Re: (スコア:0)
服でも髪型でも小物でも見た目ってとても大切ですよ。
まず第一印象がかわってきますから。
Re:どうなんだろう? (スコア:1)
第一印象大事ですね。
まめに散髪に行くようにします。小物は主張しない範囲でなんとか。
〜◍
ご心配なく、それはあんたらに関係ない (スコア:0)
まずそもそも論として、モノマガジンとか、コンバットマガジンとか、メカニックマガジンってのは、
あんたらおっさん向けに作ってない。
あれらの本は全て、10代~20代前半向けに作ってる。あくまでも学生がターゲット。
この頃に「欲しい」と思ったものは大人になっても欲しいままになる。
だからあれこれ見せつける。その為の本。
例えばメカニックマガジン読んでたような手合は、若いころや結婚したばかりの頃はなんでもないが。
息子が中学、高校くらいになって、やっぱりモノマガジンとか読むようになった頃に思い出が爆発し。
「子供の頃、こういうことがしたかった」とかいって、スナップオンツールズのレンチセットとか衝動買いして、
モンキー買ってきてエンジンチューンとかやり始める。
別にバイクでなくとも自転車でも何でもいい。要するに乗る方よりいじくる方がメインになる。
だからもはや人生もろとも枯れ果てた、爺さんやおっさんに今更見せたって何も欲しくならないのも当然。
いくら精神年齢がそこで止まったままだからといって、おっさんが未だに買ったら恥ずかしいのも当たり前。
そこいらのBBAがセブンティーンやノンノ買ってたりしたら恥ずかしいのと同じ理屈。
いい歳して何買っとんの?って話。
自分が子供の頃を思い出してごらんよ?
自分の今の年齢の人間を「すごく大人」っていうか、間違いなく「おっさん」カテゴリだと思ってたろ?
おまえが気づかないフリをしてるだけで、おまえの時代はとっくの昔に終わってたんだよ。
家電選びがつまらないのも、モノマガジンがつまらないのも、全てはおまえが老化しただけの話。
いつまでしょうもない持論繰り広げてるんだ? 気づけよおっさん。
# こういうやつって、ホント見苦しい
Re:ご心配なく、それはあんたらに関係ない (スコア:1)
そんな風に反発する方がいるだろうとは思ってました。
でも私の周囲にいるmonoマガジン的な2人は50代なんですよね。
広告のモデルはチョイ悪みたいなオッサンだったりしませんか?
「日本酒はこうして呑め」とか「年末年始を乗りきる胃腸薬」という記事があることから
意外と年齢層が広いようですよ。
〜◍
Re: (スコア:0)
若い人向けに売ってる紙媒体なんて存在するんですかねぇ
そこにあげた雑誌、どれも40代か50代のおっさん以外の読者が想像できないんですが
Re: (スコア:0)
×10代~20代前半向け
○30代~40代前半向け
あなたの年がいくつかは知りませんが、今時の中高生はmonoマガジンなんて読んでませんよ。彼らの多くは本よりインターネットを利用する機会が多いし、だからこそ企業もソーシャルネットワークでの広報に力を入れています。
まあ、若者=バイクが好きなんて固定観念抱いている時点であなたも既に若くないのはバレバレですよ。もちろん今でもバイクが好きな若者もいますが、昔に比べればだいぶ減ったはずでしょう。「若者のバイク離れ」が叫ばれて久しいですし。
というか学生がほいほい一眼レフやブランドものを買えたんですかね、昔ってのは?
Re: (スコア:0)
あれらの本は全て、10代~20代前半向けに作ってる。あくまでも学生がターゲット。
モノマガジンの主力読者層は30~40代みたいですよ。
どちらかといえばおっさん向け。
50代になりおじん化した人は読まなくなるようで。
http://www.zasshi-ad.com/media/mono/monomagazine.html [zasshi-ad.com]
Re:ご心配なく、それはあんたらに関係ない (スコア:1)
おお、データがあるんですね。これはわかりやすい。
どうやらピークは40歳前後ということのようです。
他の雑誌はどうかなと思ってみると「特選街」が面白いですね。
非常に年齢層が幅広いです。30代後半から70代以上まで。
ちょっと立ち読みしてみよう。
そしてやはり若い人は読んでないんですねえ。
〜◍
Re: (スコア:0)
購読を続ける読者が多くて、全体的に高齢化している可能性はないでしょうか。
それはさておき、知っている雑誌をちょこちょこ見てみました。
HOBBY JAPANは特選街ほど高齢な方は少ないですが幅広い印象。
40歳前後がピークかな。予想では20歳前後でした。
「少年」とついているマンガ雑誌の、大人の読者も意外と多い感じ。
そういう層に向けて広告を出すという戦略もありうる、てことですかね。
(週刊少年なジャンプ・サンデー・マガジンは主人公がほぼ高校生なので、
メインターゲットは高校生でしょうけど)
Re:ご心配なく、それはあんたらに関係ない (スコア:1)
なるほど特選街は継続読者スライド方式ですね。
HOBBY JAPANも確かに幅広いですね。47歳でやっと卒業のようです。
私ももっと若いだろうと予想したので驚きました。
プレジデントは平社員が多くピークが30代というのもビックリです。
ざーっと眺めると50代男性の読者がガクッと減ってるケースが多いですね。
オッサン連中は雑誌を読む暇もないということでしょうか。
しかしこのサイトでずいぶん時間をついやしてしまいました(笑)
〜◍