yooseeの日記： 編集者日誌 宇宙暦 -318878.12

久しぶりの編集者日記。ここ2日の掲載分を。

大手ISP各社、ダイヤルアップAPから撤退へ
ダイアルアップの廃止、と間違われないように気をつけて編集したつもりなのだがそれでもやはり間違う人は結構いたらしい。今読むと確かに気をつけて読まないとそう読めてしまうか。あくまでこれはダイアルアップ用に各地域(市外局番)毎に設けられたアクセスポイントの廃止であって、ダイアルアップ自体は全国共通番号(大抵は0570)を使って利用することが出来る。/.J ユーザなどならば、ADSL が使えない地域の人でも少なくとも フレッツISDN 等の定額サービスを使っているのではなかろうかと思うので影響なさそうなのだが、プロバイダの契約内容内訳を見ると、思いの外ダイアルアップ契約者はまだまだ多い。ISP的には収益になりやすい「ブロードバンド」に注力していきたいところだろうけど。
文面などはほとんど変えていないが、最後のスケジュールなどの部分の語順、及び改行などの見栄えを多少変更して掲載。

未踏15ソフトウェアのシンポジウム開催迫る
面白そうだなとは思いつつ、なかなか最近はこの手のイベントには行けない。IPAのこの企画自体は非常に面白いアウトプットを生んでくれているし、オープンソフトウェア開発のスタートダッシュの手助けにはなっているのではなかろうか。今後の問題は、スタートしたその後に日本企業がこれからどれだけそうした開発者を使いこなせるか、と言う部分かもしれない。
ほぼ変更無しで採用。

いよいよ燃料電池が身近に？
8-10時間ではまだあまりインパクトが無いが、実用レベルに着々と近づいている雰囲気があって楽しみだ。しかしPDAなどの小さな機器に搭載可能になるのはいつだろう。そもそも、そうした機器に燃料電池が向いているのかどうかから考えるべきなのだろう。
ほぼ変更無しで採用。発表へのリンクの部分は長すぎるので変更しようか悩んだが、うまく削った形に出来なかったのでそのまま掲載。

ネアンデルタールは人間の先祖ではないらしい
この手の話にはあまり詳しくないのだが、しばらく前から「ネアンデルタール人は人類とは別に枝分かれした種のひとつ」と言う話はあったように思う。今回のは形状分類的な面からの裏づけになるのだろうか。ネアンデルタール人とクロマニヨン人と言うと、2001年宇宙の旅が思い浮かんでしょうがない。
改行と句読点、数箇所の仮名遣いを編集して採用。文面はほぼそのまま。

DebianベースのLinux製品に初のLSB認定
商売で使うサーバに Debian ベースを使いたい私のような人間には喜ばしいニュースであるが、コメントにも書いたように「RHL x.x」ではなく「LSB x.x」での動作保証をうたうベンダが増えないと今ひとつ有り難味は薄い気がする。まぁそれでも保証まで言わなければ RHL で動く商用パッケージが Debian でもそのまま動く可能性は高くなるので、LSB には頑張って欲しいものである。
前半の文面はそのまま採用。編集者追記として、Debian の lsb パッケージなどによる対応状況を追加した。この辺りは Google で 15 分ほど調べればそれなりの情報が集まるので、きっちり書いてタレこんでくれると採用の可能性はもちろん高くなる。とは言えそこまで書かずにタレこんでもらっても、編集者が頑張ってくれる可能性も無いではない。

気象衛星「ひまわり」後継機が納入されるが...
実は後継機の開発に、日本側で知っている人が携わっていたようなのでちょっと話は聞いていたのだが、相当な苦労があったようだ。やっと納入されると思ったら今度は H2A のトラブル。つくづくついていないが、これは完全に「実用として必須な技術」なのでなんとか頑張って宇宙に上げて欲しいものだ。アジア地域の国際貢献としても「ひまわり」は頑張ってくれていたので、その後継としても重要だろう。
読売新聞記事へのリンク文字列や、以前のコメントへのリンク文字列などを 記事 リンク と言ったものから掲載時のようなタイトルへ変更。その他、H2A 打ち上げ失敗へのリンクなどを追加して掲載。タレこみ時には「関連リンク」として右側に表示される、文中のリンクの抜き出しのことも意識してもらえると良いタレこみになると思う。確かに結構面倒ではあるんだけど。なおもう一件同様のタレこみがあったが、時間的に早かった記事のほうを掲載させてもらった。