
JTBが1億円への減資を実施。中小企業化で税負担を軽減へ
一時しのぎ 部門より
JTBははコロナ禍の影響により、2020年9月中間連結決算で781億円の赤字となっている。1年間のグループ全体の業績については1000億円の赤字となる見通し。同社はグループ従業員2万人を超えるとされるが、このうち6500人の社員の削減や店舗の統廃合などの合理化も計画しているという。
アカウントを作成して、スラドのモデレーションと日記の輪に参加しよう。
個人情報の送信などの問題が指摘された結果、昨年12月にサービスの提供が終了した「Smooz」。運営のアスツールは2月19日、Smoozが得たユーザーデータの取り扱いに関する発表を行った。第三者による調査結果から情報の取り扱いについて不適切な点が複数見つかったとし、この後に記載するプレミアムサービス・Smoozポイントの返金に必要なデータ以外は全て削除をしたとしている。また返金処理が終了後、関連するすべてのデータを削除するとのこと(SMOOZユーザーデータの取り扱いに関する調査結果とお詫び)。
同日にプレミアムサービスとSmoozポイントの返金手続きについても発表を行った(プレミアムプラン返金・SMOOZポイント交換についてのご案内)。返金の内容は次の通り。
- 返金の対象
- 返金対象プレミアムサービス:2020年12月1日以降のお支払い済みの期間分を日割りで返金
- Smoozポイント:残っているSmoozポイントを1ポイント単位で交換
- 返金のお支払い方法
- 返金額分のAmazonギフト券を発行
- 返金の受付期間
- 2021年2月19日から2021年4月20日まで
教育用途向けに頑張ってる様子。端末固まっても、リセットでなんとかなるみたいだし。
Samsungは22日、同社のAndroidスマートフォン・タブレットで最初のリリースから最低4年間のセキュリティアップデートを提供する計画を発表した(プレスリリース、 Android Policeの記事、 Neowinの記事、 Softpediaの記事)。
対象機種のリストには2019年以降に発売された機種の大半が含まれ、AシリーズやMシリーズといった低価格シリーズも含まれる。ただし、A0x型番やM0x型番のローエンドモデルで対象となっているのはA02のみ。2019年よりも前に発売された機種は含まれていない。対象機種は定期的に見直されるが、今年4年目に入る2018年モデルが今後リストに追加される可能性は低いだろう。最低4年間のセキュリティアップデート提供はGoogle Pixelのセキュリティアップデート提供期間(最低3年間)よりも長い。
セキュリティパッチは月毎または四半期毎に提供され、機種や市場によって提供状況は異なる。国内で発売されているSamsung製品はほぼキャリアモデルなので、実際に提供されるかどうかはキャリア次第になると思われる。たとえば2018年発売のGalaxy S9は現在も月例セキュリティアップデートの対象となっており、2021年2月のセキュリティパッチが海外では提供されているが、国内モデルの最新セキュリティパッチレベルはドコモ・auともに2020年6月となっている。
インターネットアーカイブ (Internet Archive) が、東京大学総合図書館と提携したそうだ。デジタル化ずみの所蔵アーカイブ資料の一部が、Internet Archiveから検索および閲覧が可能になるという。閲覧できるようになるのは、同館が事前申請をせずに利用できる25コレクション・4180点になるという。画像データをPDF形式でも保存することも可能だとしている(Internet Archive Blogs、Internet Archive 東京大学総合図書館ページ、東京大学附属図書館)。
なおInternet Archive Blogsによると、
森鴎外 (1862-1922) の個人文庫に収められていた鴎外自筆の写本や鴎外本人による書き込みがある書物を集めた鴎外文庫、源氏物語の初期の写本、さらに、中国明代中期の条例(皇帝の判断に基づく法令や先例)をまとめた皇明條法事類纂(同館以外での所蔵は確認されていません)などがあります。
とのこと。
漫画やアニメの表現規制に反対している山田太郎参議院議員が21日にツィートしたところによると、2021年2月より、大手クレジットカード会社が複数の出版社に対して、商品の表題に特定の表現がある場合に取り扱わない旨を通知、「○○殺人事件」等のマンガや小説も該当するとして騒動となっているらしい(山田氏のツィート)。
カード会社は兼ねてより、成人向け商品を公序良俗に反するとして取引停止することがあり、これはプラットフォーマーによる事実上の表現規制でないかとしてたびたび議論となっていた(2019年の同人誌に対する規制, 2020年のPornhubに対する規制)。
このツィートでは通知の理由までは述べられていないが、過去の規制時も「エロは駄目で人を殺すのは良いのか?」という議論はあったため、今度は人を殺す作品の規制を始めたということかもしれない。山田議員は「表現の自由とカード決済会社を含むプラットフォーマーの在り方について関係府省、また党内で検討を続けています」としているが、事実であればプラットフォーマーを縛る法規制は必須ではないだろうか?
M1 Mac miniを接続したディスプレイにピンク色の四角い点々が表示される問題について、Appleが調査を開始したようだ(Mac Rumorsの記事、 Neowinの記事、 The Registerの記事)。
この問題はM1 Mac mini発売当初から報告されているもので、ピンクの点々は画面の表示内容に応じて移動するという。壁紙の変更やHDMIケーブルの交換で解消したという報告や、緑色の点々が加わったという報告もみられる。
Mac Rumorsが入手した19日付のサービスプロバイダー向け内部メモによるとAppleは問題を認識して調査を進めているといい、修正時期は示されていないが、トラブルシューティングの手順が記載されている。
手順としては
- Mac miniをスリープモードにする
- 2分待ってスリープモードから復帰させる
- ディスプレイのケーブルをいったん抜いて接続し直す
- ディスプレイ解像度を調整する
といったもの。Mac miniを再起動して問題が再発する場合は、1~4の手順を繰り返すようにとも説明されているそうだ。スリープモードで2分待つというのは聞いたことがない気がするが、どういう意味があるのだろうか。
100万人以上のチャンネル登録者数を誇るチェスの世界最大級のYouTubeチャンネルが、2020年6月に突如「有害で危険なコンテンツを配信している」として一時BANされてしまったのだが、米カーネギーメロン大学のコンピューター科学者による後の調査でこれは「AIが、チェスの白・黒という言葉を人種差別であると誤認してしまった」可能性が高いことが判明したという(カーネギーメロン大学の記事, Gigazineの記事)。
このBANは、2020年6月28日にチェスプレイヤーのヒカル・ナカムラ氏が5度目のグランドマスターを獲得した盤面を解説したムービーを投稿した際に発生したとのこと。アカウントとチャンネルは24時間後に復活したが、現在に至るまでYouTubeからBANの理由は説明されていないという。
この事件を知ったカーネギーメロン大学の言語技術の研究チームは、チェス関連の人気YouTubeチャンネル5つのムービーから抽出した68万件を超えるコメントを、ヘイトスピーチを自動選別できるようにトレーニングされた2種類のAIを使って選別。結果、チェスでよく使われる「白」「黒」「攻撃」「脅威」などの単語が、ヘイトスピーチとして誤判定されていたという。
研究チームによれば、こうしたAIの誤判定は他の分野でも頻繁に起こっており、例えば「活動的な犬」の写真を見分けるAIが、活動的な犬の写真は背景が草原であることが多いことから、犬が居なくても草原が映っていれば活動的な犬と判断していた事例などもあるという。
ようやく「メモ帳にいったん貼り付けてからコピペしなおす」という不毛な操作から解放される
ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ