「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言 119
ストーリー by kazekiri
要らないに一票入れたい 部門より
要らないに一票入れたい 部門より
imp曰く、"ITmedia +D LifeStyleにて、"「補償金もDRMも必要ない」――音楽家 平沢進氏の提言"と題し、現在の著作権管理の状況について、音楽家の平沢進氏へインタビューした内容を掲載しています。
インタビューでは、音楽家から見たJASRACや音楽出版社の現状や、自らの経験を基にした補償金制度への苦言などが語られています。
音楽配信の先駆者であり、自ら著作権を管理するという平沢氏ならではの意見だとは思いますが、果たして現在JASRACに登録されている・音楽出版社等を通して活動をしている多くのアーティストはこの現状をどのように考えているのでしょうかね……?"
ちなみに、FSFではこんな 反DRMキャンペーンも展開している。
買った人フラグ (スコア:5, すばらしい洞察)
俺が買った曲をipodで聞こうがgigabeatで聞こうが車で聞こうがMDプレイヤーで聞こうがライセンス的には正しいような気がするんだけれど。DRMはそれを許さない。
買った人情報が入ってればトラッキングできるからコピーも抑制できると思うんですが。
DRM付きAACではなく、買った人情報付きAAC
Re:買った人フラグ (スコア:3, おもしろおかしい)
JASRAC様に献上される上納金が減るような仕組みには何の価値もありません。
悔い改め、何も考えず、多重課金だろうがなんだろうが気にせずJASRAC様にお布施をするのです。
それが日本の音楽のあり方です。
Re:買った人フラグ (スコア:3, 参考になる)
元記事のインタビュアーである小寺氏のコラムです。ご参考まで。
名物に旨いものなし!
Re:買った人フラグ (スコア:1, 参考になる)
あとこのインタビューのこぼれ話もあるみたいよ。
インタビューこぼれ話 [itmedia.co.jp]
Re:音楽オブジェクト (スコア:2, 興味深い)
人を親だと思って、その人がいるときだけ再生する音楽オブジェクトだったらOK?
#実現は人工生命の次あたりかな?
Re:音楽オブジェクト (スコア:1)
#プレーヤと血の契約を結ばないといけないっつうのは、なんとも。
Re:音楽オブジェクト (スコア:1)
ご主人様に納期が迫っているときはこの曲、酔っ払っているときはあの曲とか、
曲との付き合いが深まるかも
Re:買った人フラグ (スコア:1)
それだと「買った人情報」を外した生の音声情報を簡単にデジタル的に抽出できてしまうような気がします。ひょっとしたら上手い方法があるのかもしれませんが。
(ステガノグラフィでも抽出できますよね?多分…。)
Re:買った人フラグ (スコア:1)
これは例ですが、(金銭に関係するなど)重要な情報がコントロール可能なデータをキーとして使えば、購入者がコピーさせるとしても、その相手は極めて信頼できる範囲、実際にはCD の貸し借りよりも親密な相手に限られて来るのではないでしょうか。
Re:買った人フラグ (スコア:1)
後は不正にコピーされたり流出した場合には、それによって発生した損害を、容赦なく購入者に請求するだけですね。
--
そんな物、流出時の賠償が怖くて買う勇気が出ないのでID
Re:買った人フラグ (スコア:1)
X68k版のプリンセスメーカーがそうでした。
もうX68k自体末期で、このソフトは予約販売でした。
単に購入者の氏名が入ったファイルがゲームディスクに入っていただけですけどね。
5インチFDで、書き換えも簡単でしたし、ゲームの起動プロテクトとは関係ないようでしたが、
うっかりコピーするとオリジナルの所有者がばれてしまうという。
#うっかり買った人
[]_g@
ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:4, 興味深い)
さらにユーザーの利便性失わない方法(非DRM)は実現可能なのだけど、
アーティストが億万長者になったりレコード会社や著作権管理団体がボロ儲けする構造を残そうとするとそれがネックになる。
つまり、「DRMは必要です」と言ってる奴は
「僕のアートは億万長者になる(楽して生きる)ための手段です」と言ってるアーティストか
「我々は他人のアートでボロ儲けしたいんです」と言ってる会社・団体の奴のどっちかってことだね。
一部の不届き者(ボロ儲けしたい奴)のせいで、世間全体が不便(DRM)を強いられているのが歯がゆい。
実際、
一発あてて億万長者なりたいアーティスト → そんな奴の曲、聞きたくない。不要
人のアートでボロ儲けしたい会社・団体 → 過去の遺物。不要
でしょう。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:2, すばらしい洞察)
「自分で作り自分で売る」ってのであれば如何様にもなる。
けど、そこで、
「もっと多くの人に聞いて欲しい」(not 金が欲しいで)
となると、自分はどうとでもなるとしても、CDプレスしてくれる人、店に置いてくれる人に、
「稼ぐ気ないからロハで良いよね?」
とは言えないかと。
ましてや、それなりに利益を考慮したものにおいてや。
でもって、「利益を追求する」こと自体は別に悪い事では無いと思う。
基本的に「プロ」ってのはその業によって生活しているものの事を言うわけだし、それに依って最低限の数量が確保できないなら、産業として成り立たないでしょうし。
現在街中に音楽が溢れているのは、そういう利益を追求してあちこちに手を伸ばした人のお陰でもあるのですから。
#ま、バランスは崩れてたりするのは確かだが。
こういう話をだされるとひょいひょいと乗る人間も多いよなぁ。
こんなのDRMは必要って言っている意見と変わらん、自分にとっての正しい選択ってのを言っているだけじゃないかと。
実際、現在のシステムで巨万の富を得ているアーティストにとっては、現状のシステムが理想的なのだろうし。
#チャンスがあるなら自分の都合に合わせて世論を動かそうって考え事態は嫌いではないけどね。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:2, 興味深い)
ボロ儲けとは違うと思うのですよ(多分に説明不足ですが)。
かつてレコード会社に勤めていた頃の経験として、
年間ボーナスが35ヶ月も出ちゃったり(そのときは嬉しかったけどw)
経営者たちが湯水のごとく浪費するのを見たり
売れっ子アーティストの度肝を抜くような生活っぷりを垣間見たり
して、なんかこれは違うぞと思うわけです。
そういう不自然な事を維持するために、世間全体がDRMみたいな不便を我慢しなければならない、
CDで持っている曲なのに着歌フルに再度お金を払わなければいけないってのが、
全然納得いかないわけです。
Re:ボロ儲けをあきらめれば解決 (スコア:1)
そうですね。よい音楽は音楽そのものがよいのであって、アーティスト(実演家)にその本質を左右されるものでもない、という部分があるとわたしも思います。
そう考えると、レーベルの存在意義は、録音設備、広報、流通、クレジット、ブランドあたりになるんですかね。
でも、小規模であれば、そこらへんインターネットとPCで何とかするほうがよくなっちゃった、と。たとえば、プレイヤーズ王国 [music-eclub.com]なんかを見たり聞いたりしていると、こと音楽の普及という観点では、こっちのほうがよっぽどまともな商売なのではないか、と最近思うようになっています。大量生産にあたって規模の経済性を追求するのに最適化されてきたレーベルおよびJASRACという存在は、多品種少量生産というユーザーからの要求には必ずしもマッチしなくなっているというのが現状ではないでしょうか。
出遅れた (スコア:3, 興味深い)
自分のタレコミ文から抜粋します
氏は以前からJASRACからの脱却を図り、楽曲の無料配信やオンライン販売等を積極的に行ってきた。(過去ストーリー) [srad.jp]
JASRACについてスラド諸兄にわざわざ語る事など無いかもしれないが、音楽業界ネタに疎い人にも分かりやすいような丁寧な話になっている。
またメジャーを去った後の氏とJASRACの関係や売上の遷移等の話も興味深い。
個人的にはe-License [elicense.co.jp]も良いがCreative Commons [creativecommons.jp]も良いと思う。手は幾らでもある。
Creative Commonsライセンスで楽曲発表をしている身として、JASRAC以外の手段で作品発表をする人がもっと増えていけばと望んで止まない。
# いつも心にサングラス。
Re:出遅れた (スコア:1)
あと以前発言しているんですが、OCPLは分りやすげですな。
# どっかにGNU/GFDL,CC,Sampling,OCPL他のまとめはないかな
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:出遅れた (スコア:1)
法的云々になったらライセンス条文なしではかなり苦しいような。
まずは読め (スコア:4, 参考になる)
> JASRACは著作者のためにのみ動く
Re:まずは読め (スコア:2, 参考になる)
譲渡不可能なのは著作人格権の方。
ここで譲渡されるというのは著作財産権の方だと。
Re:出遅れた (スコア:3, 興味深い)
平沢氏でも、そのあたりの事情からテレビメディアに流れる可能性のある曲(映画などで使用されている曲)についてはJASRACとの契約をせざるを得ないでしょう。
プロモーションなどでテレビやラジオを一切利用しないというのはほぼ不可能なので、著作者側もJASRACと契約せざるを得ない、と。
テレビ局等にしてみれば、窓口が二つに増えても煩雑さと出費がかかるだけで、しかも数的には他の著作権管理団体(企業)は圧倒的なマイノリティで契約するうまみなどない。かくてJASRACは独占的な地位を維持し続けるわけです。
この流れをどこかで断ち切らない限り、JASRACの牙城は崩れることはないでしょう。
というわけなので、電気通信役務利用放送法あたりを改正して、放送事業者に対するブランケットライセンスに限り国が取り仕切り、各放送事業者、著作権事業者、あるいは著作者本人は国を仲介して登録しなければならないとする、というのはどうでしょう。
もちろん、ライセンス料のマージンは国は一切取らず手続きなどに必要な費用は国家予算から捻出。そのかわり管理に関してはすべて自己申告のデータと取りまとめるだけでトラブルの対応などは一切行わない。それ以上のサービスは、著作権管理団体の領分とする。
……うーん、無理があるか。なんかいい方法ないですかね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:出遅れた (スコア:1)
無許可でかけまくってるところが大半なのは確かですが、これ非常に危険な話で、訴訟リスク抱えてます。ゲーム会社が結託してテレビ局を訴えるとかしたら、どこからでも証拠は出てくる上に言い逃れの余地はなし、敗訴必至ですね。
YouTubeあたりに文句はつけてるくせに自分たちでは著作権無視しまくっているというダブルスタンダードがまかり通っているのは、著作権侵害が被侵害者の親告なしには成立せず、まだだれも訴えてないからという理由だけです。
もっとも、ゲームミュージックの関係者は大体においてフェアユースを容認して細かいことは言わないし、訴訟する気力体力がないことも多いわけですが。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:好きにすれば良いじゃないか (スコア:2, 参考になる)
>あれは素材集として販売しているものでしょ。
ちゃいます。いろんな番組でJASRAC対象外なサウンドトラックが使われてます。参考1 [gamerseden.kir.jp] 参考2 [fc2.com]
伝聞なので確実ではありませんが、スタッフ個人が所有している音楽CDを使っている場合もあるようです。ゲームのBGMというのは曲自身の演出意図がハッキリしているので、使いやすいんだと思いますよ。
#TV放送にまで使える著作権関連問題クリア済みの素材用ゲームBGM集なんてすごいものがあったらまじで欲しい……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:好きにすれば良いじゃないか (スコア:1)
ゲームミュージックの大半は放送メディアの露出は一切なし、販路もゲーム流通、中にはゲーム本体の初回特典のみなんてのもあるわけで、いわゆる音楽産業とはぜんぜん違うカテゴリで商売している。したがって、JASRACに登録メリットはない(というか、自由に商売できなくなるのでむしろ邪魔)。だから、JASRAC登録なんてしてないわけですな。
もちろん、JASRAC未登録だからといって著作権がなくなるわけでもなく、これらの曲を放送に使用するためには「事前に許諾を得る」必要があります。著作権法上、ここで権利者が断われば、いくら金を積もうが放送したら違法。もちろん無許可で使っても違法。著作権法で規定されているのは無許可での使用を禁止する権利であって、お金を請求する権利ではありません。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
一つ疑問なんだが。。。 (スコア:3, すばらしい洞察)
デジタルでコンテンツを配るって誰のためなんだろう
確かに、CDやDVDはレコードやLDと比べて「便利」ではあるんだけど、絶対的な条件ではないですよね。
どちらかというと、小さくなって流通コストが下がったとか、製造コストが下がったとか供給側にメリットが大きかったんじゃないかと思ったり。
その割りにはモノの値段は下がってないし。(むしろ上がった?)
まぁ、モノを買うんじゃなくて、コンテンツに対する対価なんだから値段が下がらないって理屈はつけられるけど、だったら、一人の人がさまざまなメディアで再生することを排除するような現行のような野蛮なDRMはおかしいって話になるし、メディアを毀損してしまった場合にはメディア代ぐらいでメディア交換を行うべきだし。
なんか、そんなにコピーされる危険性が嫌ならデジタルやめれば?、って思っちゃうと、なぜ『どうしてもデジタルじゃなきゃいけないのか?』の理由が分からなくなってしまいます。
この辺り、なんか上手に説明できる人っていませんか?
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, 興味深い)
破損したDVDの発送料のみで交換してもらいました。
1社だけでなく3社で同じ対応でした。
利用者であるユーザーのことは二の次。まずは自社の利益優先。 (スコア:1)
編集作業に伴う音質の劣化もデジタルなら最小限で抑えられるし、アナログでは不可能な編集も可能になったし。
デジタル化するメリットはもう捨てられない状況になった。
で、デジタルならハード・ソフトが協力すれば、簡単にコピーできない仕組みを組み込むことは容易で、
それを妨げる理由は少ない(レコード会社の大半が、音響・家電メーカーの資本系列にあるし)。
その結果、デジタル音源にDRMは必須という状況になっているのでは?
あと、デジタルでの供給を止めるとなると、売り上げが減るというのも理由でしょう。
いまどきアナログメディアを再生できる環境を持っている人ってどのくらいいます?
Re:その理屈だと (スコア:1)
それはCDなどのデジタルメディアが登場し普及してからの話ですよね?
レコード全盛の時代に、消費者が便利なものを求めたからCDが登場したわけじゃないですよ。
いままでいろいろなデジタルメディアが登場したけど、ユーザー主体で登場したメディアは皆無。
もちろんメーカー側が開発する際に、ユーザーの利便性を考えなかったわけじゃないだろうけど、
それがメインではなかったのは事実。
あとレコードプレーヤは、いまだに作ってますよ(パナソニックとかベスタックスとかDJ向け商品ね)。
でも、アナログレコードを大手メーカーがメジャー商品としてリリースすることは皆無です
(インディーズレーベルからDJ向にリリースすることはある)。
DRMの問題がさじ加減の問題というのは同意。
ただし、その主導権はユーザー側ではなくメーカー側に握られている。
着うたのようにガチガチにDRMがかかったコンテンツがあんなに人気があるうちは難しいんじゃないかな?
利用している人たちは、DRMなんて気にしてないかもしれないけどね。
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:1, 興味深い)
という層に、PCや携帯経由で曲を売りつけられる、と思っているのでしょう>レコ社。だからデジタルベースのビジネスモデルを捨てられない。
レコード会社はその程度の人間まで潜在的な顧客と勘違いしているから、その想像上の客に対して現実世界でちゃんと売れないのは、違法○ピーのせいだとして株主に逃げ口上を打ってるだけ。
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:1)
現状は技術的な問題から制限としか見えないわけですが、DRMの究極形は「再生した回数だけ課金、購入しても再生しなければ課金は発生しない」とかの完全従量制でしょう。
それが実現すれば、物理メディアに値段をつけている今よりもずっと便利になりますよ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, すばらしい洞察)
# 本来それがないとおかしい気はするが。
Nullius addictus iurare in verba magistri
Re:一つ疑問なんだが。。。 (スコア:2, 興味深い)
著作権が消滅するケースには、時限を迎える他にも「本人が放棄した」「著作権の相続人がいなかった」「著作権を持っていた会社が解散し、財産(負債を含む)の引き受け手がいなかった」などの場合があり、特に相続に絡んで放棄される場合は、案外あります。(著作権の時価総額より負債が多い場合など)
あと「そもそも論」的な言い方をすると、著作権なんて時限的な独占権であって、なくなっているのが“自然状態”であるというのもあるかな。
# むしろ、著作権がないものにDRMを掛けるのは私的独占になるので違法、くらいのスタンスで立法してもらえると嬉しいけど。
Nullius addictus iurare in verba magistri
DRMが無くなったら幸せ? (スコア:3, 興味深い)
ネットワークウォークマンとPCで音楽を聴くためにMORAで購入した。
なので、仮にこれのDRMが外れたとして、私には特に恩恵は無い。
他に使い道が無いから。
権利者側の自分勝手で押し付けがましいガチガチのライセンスは気持ちの良いものではないが、実際問題としてそれほど困っちゃいない。
大多数の人も、実は同じなんじゃ無いかな?
iTMSで買って、iTunesとiPodで聞ければ満足とか。
「DRMが無くなったらこんなに便利だ」とか「DRMがあるとこんなに不便だ」ってのが明確になると、もっと大きな運動になるのかもしれない。
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:2, すばらしい洞察)
そんな時、丁度、魅力的な新型 iPod が発売されました。
あなたは iPod を購入しようとしますが、そうすると、あなたが今まで Mora で購入した音楽が全て使えなくなってしまいます。
そして、あなたは本当は iPod を買いたいのに、泣く泣く、またネットワークウォークマンを買うことになってしまう訳です。
と、まぁ、こんな感じで、現状は満足でも、近い将来、このような状況が訪れる事があると思いますよ。
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1, すばらしい洞察)
そんな時、丁度、魅力的な新型ネットワークウォークマンが発売されました。
あなたは新型ネットワークウォークマンを購入しようとしますか?
買わないでしょ?
#旧型だろうが新型だろうが、iPodを魅力的などと思う人の脳がよくわからん
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
ナンバーポータビリティ後のいわゆる“着うた”で話を進めると、困った事態でしょうね。
「なんとかインチキできんのか?」
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
デジタルコンテンツの「プレイヤー依存」についてはDRMだけでなくファイル形式の問題も孕んでいるかと思います。
仮に iTMS および Mora のDRMが外れたとしてもファイル形式は
iTMS:AAC
Mora:ATRAC3、他
であり、DRMに関係ない所でも「プレイヤー依存」になりますから。
いっそのこと「デジタル音楽配信のためのファイル形式」の国際標準規格ができてくれないかなあ。
Someday, somehow, gonna make it alright but not right now.
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
また同時にDRM対応機器に可処分所得を振り向ける気になれない、カジュアルユーザーは音楽市場から離れていくことになる。つまり市場規模の縮小も起こる。
DRMの導入によってコピーによる喪失利益は確かに減るだろう。だが同時に総利益も減る事に、多くのレコード会社は気がついていない。
DRMによって得するのは家電メーカーだけである。
--
風が吹くと桶屋が儲かりそうな話のなのでAC
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
DRM反対派は、DRMで利益が減るという。
でもホントの所は、何も変らないのだ。
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
DRMなしのほうがはるかに扱いやすいし
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
持ち歩いたりしたいと思いますか?
DRMがあると、当然と思える私的利用ができないじゃないですか。
いくつまでコピーができるかなんて、DRM以前は制限されていなかった。
例えば、普段の持ち歩き用、部屋での観賞用、PC用、車用、運動用が
必要な人もいるかもしれない。PCだって一台じゃないしねぇ。
#現に私は、PCが2台、プレーヤが保存用&部屋用のHDDプレーヤと、
#持ち歩き用のメモリ型プレーヤの計4台で、曲を持ち回してるし。
しかも、DRMとその権利強化の話は、現在進行形でどんどんと厳しく
なっている。もし、次にプレーヤを新しいのに変えたら、DRMの
制限で曲が持ち越せなくなっているかもしれない。将来的にダウン
ロード販売が中心になった時が不安だなぁ。
Re:DRMが無くなったら幸せ? (スコア:1)
>#持ち歩き用のメモリ型プレーヤの計4台で、曲を持ち回してるし。
それが一般的な時代になれば、DRMはもっとゆるくなる気がする。
Re:ここで声を上げないともっとひどい事になる (スコア:1)
将来を見越して、賢い選択をできるのは一部の人だけ、その他大勢は、手遅れになるまできっと気が付かない。
DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:3, すばらしい洞察)
確かにそうかもしれません。
しかし、アーティストが理解していないだけではなくて、
彼らにそれを教えようともしないというのも問題でしょう。
実際、平沢氏も自分で興味を持つまでは裏側の仕組みが
そうなってるとは思っていなかったようですし、そういう
説明もしなかったのでしょう。
力のあるアーティストならともかく、駆け出しの人は
やっぱりレコード会社のお世話にならないといけません。
そうなると、業者側も扱いやすいアーティストを使うように
なるでしょう。「ヒットなんて作り出すものだ」、なんて
公言してはばからない業界関係者もいるそうですしね。
そういう体質こそ、批判されるべきだだとも思いますが。
Re:DRMはあってもいい(-2;余計なもの) (スコア:2, すばらしい洞察)
だからかなー??
最近「ヒット作」を観ても聴いても面白くないのは・・・
# あ、自分が年とっただけ??? 失礼しましたー
Re:DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:1)
このトピの主人公の平沢進がメジャーデビューした頃、テクノポップという括りでレコード会社の意図しないヒットがたくさんでたのよ。
それ以前はフォークムーブメントが意図しないヒットだらけだし、その後はイカ天の頃のバンドブームもそうだし。
日本でも欧州みたいに独立レーベルが力を付けると状況が変わるんだろうけどね。
Re:DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:3, すばらしい洞察)
CCCD全盛期、アーティストのブログをみていると「レコード会社の強力な方針であり、CCCDにしない道を選べなかった」という声が多数ありました。(宇多田クラスは例外として許されていたようですが)
CCCDで許されなかった物がDRMで許されるとは到底思えず、現実問題「アーティストがDRMを使うか使わないかを決められる」可能性はまずないでしょう。
Re:DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:3, 参考になる)
DRM自体が現行の制度を根拠に濫用されているという現状がある訳で。
私的複製も許されない形でストリームが暗号化されていたり複製許可があっても一回だったり数回だったり。と言うことで、個人の複製権が著しく制限されているの著作権運用の現状な訳で
…これは、著作権者の財産権が著作権法の前文や憲法の「公共の福祉」「個人の幸福追求権」よりも圧倒的優位に設定されているという「ねじれ現象」を加速させる原因の大きな一つではないかと。
>あと平沢氏が「コピーしたければすればいい」とか言えるのは、既に食っていけるほどメジャーになれたからだよね。これまでの制度の手助けで。
そんなことはない。と言うのが現実でしょ。
マイナーな人達の方がWaccaみたいなCCな音楽配信サイト [wacca.tv]使ったり、自分のサイトでコピー許諾して(暗黙のうちに)一部の曲を配布したりして、
自分達の音楽活動を知ってもらい、ファンを増やすのに必死になってる訳だし、ディスクユニオンのような所にいけば、CD-Rで作られたミニアルバムなんかが立派に商売になってるんだし。
# まぁ、CD-Rだからコピー無制限という訳ではないけど、
# 昔のカセット販売の自主制作のようにひろがっていく事は
# 目論見にあるでしょうね。
>これから食っていこうと志す奴にとっては死活問題になりかねんわけだし。
そんなこと言う以前に、メジャーレーベルからアルバム出していても、音楽だけで喰える程のレベルの人は僅かだと言うのは、音楽やってりゃ昔から常識な訳で
…ライブやるための資金繰りにアルバムを出してる状況の人が大半なのが現実ではないかと。
まぁ、それにはJASRAC云々もあるけど、コンテンツホルダーであるレコード会社にも問題がある訳で…かなりの部分がレコード会社が持っていってしまうと言う問題が存在している訳で、
最近では「賢い」アーティストは、自分の所属事務所や自前のレーベルからCD作って出して、一銭でも多く自分達にリターンがあるように動いてしまっていますよ。
Re:DRMはあってもいい(-1;余計なもの) (スコア:2, 参考になる)
最近は iTMSと提携したアルバムなんかも出していますが、2001年にビクターから出したアルバムを最後に、(再発版を除いて)自分の事務所であるCLUB THE STARが経営するレーベルからの販売に切替えています。
後は、THE RYDERS [the-ryders.com]のように、基本的には自分の所属する事務所からレコードを出すけど、他のインディーレーベルからオファーがあれば積極的にレコードを出したり、オムニバスに参加したりするバンドも結構あります
…でも、この手の形態を取っている所で日本国内でいちばんでかいのは、ビーイングプロの関連企業のGIZA STUDIO [giza.co.jp]になると思いますが。
レーベルを自前で作ることによって、版権収入を効率よく自社に還流させる [hatena.ne.jp]と言うビジネスモデルを確立してしまった訳で…