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日記

人気作家・村上春樹の新刊、9割を紀伊國屋書店が「買い占め」 45

ストーリー by hylom
新たなパワーゲーム? 部門より
nemui4 曰く、

人気作家・村上春樹の新刊「職業としての小説家」について、紀伊國屋書店が初版10万部のうち9万部を出版社から直接買い付けて販売するという(ハフィントンポストECのミカタWEBEBook 2.0 Forum)。

買い付けしたものについては紀伊國屋以外の書店にも供給するとのことで、「買い占め」を行うことでリアル書店の活性化を目指すという。

書籍流通界隈でのパラダイム・シフトがガクっと動き出した。『ようするに、これはある大手書店が始めたサバイバルゲームであって、喧伝しようとしているような「リアル書店とオンライン書店との戦い」とは別のものだ』というEBook 2.0 Forumの話が一番分かりやすいというか飲み込みやすい気がした。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2015年09月01日 15時09分 (#2874479)

    他の業界では、メーカーに利益を与える代わりに、独占販売は普通に行われる商習慣なので、一般的に見れば問題になるような話ではありませんね。
    例えば初回ロットを全部引き取ることを条件に、第二ロットは発売から数ヶ月待て、とか、広告費や開発費の一部を負担する事を条件に、とか、より高いキックバックを与える事を条件に、と言った者があります。

    例としては、テレショップの世界では初回ロットを全部引き取ることを条件に独占販売というのは良くある話だそうで、開発費を負担することを条件に、と言うのはBtoBの世界ではそれこそ当たり前に行われます。
    より高いキックバックで独占販売をするのは、Amazonがやっている手法ですね。表に出ていて有名なのは、Amazon独自の電子書籍自費出版システムの契約があります。Amazonは基本的に契約内容の開示を一切許しませんので出てきませんが、似た契約はかなり存在しているそうです。

    さて、今回は初回ロットを全部引き取ることを条件にしたことで、出版社は在庫リスクが無くなりました。これはベストセラー倒産を防止する者ですね。
    ベストセーラ倒産とは、話題になった本を注文が来るままに大量に刷ったら、後で大量の返品があって大損害、そして倒産という現象です。これがあるので大作家の作品を体力に乏しい出版社が扱いづらいということもあるそうで。
    逆にこれを警戒するあまりに刷る数を絞ってしまい、欲しい読者に渡らないと言う事も往々にして起きる事です。

    さて、このように当たり前の行為ですが、出版業界で行われるの非常に珍しい状態でした。これは何故かと言うと、再販制度があるから。
    再販制度は、日本書籍出版協会によると

    出版物再販制度は全国の読者に多種多様な出版物を同一価格で提供していくために不可欠なもの

    http://www.jbpa.or.jp/resale/
    とのことで、書籍の入手性を良くするためと言う名目があるためです。
    再販価格を維持させる代わりに、出版社は暗黙的に相手が誰であれ注文を受けたら販売していると言う商習慣が成り立っていました。だから、独占販売などはさせてこなかったんですね。

    #実際には注文したのに本が来ないとか言う話はごろごろしているので
    #実効性などには議論がある

    さて、ここで出てくるのがネット書店との絡みです。つまり、Amazonなど特定のネット書店に卸さないために買い占めるという行為が、再販制度の理念に反するだろうと言う問題です。
    再販制度など無いアメリカでは、本に対しても独占販売は普通です。と言うかAmazonでは買えない本なんかごろごろしていますし、大手書店が期間独占販売する事も普通です。

    ただ、今回紀伊國屋は、出版社からほぼ全量買い受けたら、それを自社意外にも取次流通を通して流通させるために、読者から見るとほとんど何もかわりません。Amazonなどネット書店も、実質販売も在庫が持てなくなると言うだけで、予約分は売られるんじゃ無いかな。
    なので、直接的に再販制度と対立するというわけでは無いです。

    これが上手く行けば今後、出版社から在庫リスクを引き受けることを前提に全量買い取りするようなやり方が増えていく可能性はあります。紀伊國屋はこの点慎重に上手くやっているように見えますが、今後はどうなっていくでしょうか。CCCあたりがやったら、容赦なく自社販売先行とかやるんじゃないでしょうかね…。

    なお、そう言う点で今回「Amazonに売らないなんて読者軽視だ」という声については、それは再販制度を望んでいることになるのですが、それについて無自覚な人が多いですね。普段Amazon賛成、再販制度をぶちこわせ、と言ったような方面の発言をしている人が今回に限って全く逆の主張をしているのを見ると、出版業界はもう少し再販制度について説明をした方が良いのではと思います。

    • >さて、ここで出てくるのがネット書店との絡みです。つまり、Amazonなど特定のネット書店に卸さないために買い占めるという行為が、再販制度の理念に反するだろうと言う問題です。

      今回、紀伊國屋書店さんはAmazonには卸さないの?
      リンク先記事ではその辺読み取れなかった。
      #読み飛ばしたのか・・・

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        日経新聞の記事 [nikkei.com]によると、

        初版10万冊の9割を出版社から直接買い取り、自社店舗のほか他社の書店に限定して供給する。アマゾン・ドット・コムなどネット書店の販売量は5千冊

        9万冊のうち3万~4万冊を自社で、残りを他社の書店に供給する意向だ。狙いについて紀伊国屋書店は「初版の大半を国内書店で販売しネット書店に対抗する」と明言

        とのことです。図も出ているのでアカウントがあればどうぞ。
        他書店というのがAmazonなどは入らないのかと言う所は上手くぼかしているんで実際はどうなのかはちょっと分かりませんけども。

        • by Anonymous Coward on 2015年09月01日 19時48分 (#2874697)

          小規模書店が消えた背景はネットの存在などあるけれど
          それを早めたのは小規模書店には人気新刊を回してくれないとかも一因だったはず
          紀伊国屋がどうやるかはわからないけど、改善の糸口になれば国内書店も・・・

          と思ったのだが、今や紀伊国屋など大手はネット通販も完備して店舗と連携したサービスを提供しているし
          大手書店以外の書店はほぼ消滅してるんだよね

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          > 上手くぼかしている

          どうしてもネット書店と対立していることにしたい新聞社様の思惑と合わないから報道しない自由を行使せざるをえないんじゃないですかね。

      • by Anonymous Coward

        >さて、ここで出てくるのがネット書店との絡みです。つまり、Amazonなど特定のネット書店に卸さないために買い占めるという行為が、再販制度の理念に反するだろうと言う問題です。

        いや、紀伊国屋は「買い取った」んですよ?なので再販制度は該当しません。

        • by Anonymous Coward
          だからー、この(再販外になる)行為が再販制度の「理念に」該当するかどうかって話してんの
        • by Anonymous Coward

          それは完全に誤解ですよ。再販制度が適用されてます。
          再販制度とは正式名称を、再販売価格維持制度と言いますが、販売する時の条件として最後に販売する時は、必ず定価で売りなさいと言う事を契約の条件にし、それを守らなかったとして違約金を求めるなどしても、独占禁止法に違反しないと言う制度です。
          仲卸の業者が何社入ろうと最終価格を縛る事ができます。当然、仲卸として通るだけなので、中古という扱いにはなりません。
          今回、再販価格維持制度の適応外という話はどこにもありませんし、どこでも「定価」です。

          紀伊國屋書店に限らず、書店の中には仲卸業もやっている所は多いですよ。
          例えばスーパーの雑誌コーナー、駅の売店、個人経営の小さな書店などに書店が卸しているケースもよくあります。

    • by Anonymous Coward

      なんか「他の業界では普通」をしきりに強調してる人がいるみたいだけど、だったら価格競争も他の業界並みにやってもらいたいもんですな。

  • by Anonymous Coward on 2015年08月31日 21時39分 (#2873962)

    散々叩かれた電子書籍だけど、
    リアル書店がこういうことして、ニーズのある読者に本を渡さない。
    (この本が人気があって売れるのかは知らないけど)
    こういうことが今後多くあれば、
    多少の問題はあっても、電子書籍を支持するしかないではないか。

    • 今回は実体本と電子書籍の話じゃなくて、実体本である書籍の流通経路が従来とは違うというお話です。

      >リアル書店がこういうことして、ニーズのある読者に本を渡さない。

      紀伊國屋書店が直接買い込んで流通までやっちゃってて、Amazon経由でも普通に買えるし、他の書店にも卸してるそうなのでニーズのある読者にはだいたい行き渡ってそう。

      そのうち電子書籍化もされるんでしょうけど、まだそっちでの販売予定は出てなかったと思う。

      親コメント
      • 紀伊國屋が買い付けて転売した分は、再販制度の枠外に出ちゃうわけですね。価格統制が効かなくなると。

        親コメント
        • プレスリリースや報道では触れられていませんけど、再販契約は結んでいるんじゃないかな。流通経路と再販売価格維持は関係ないですよ。
          親コメント
          • by Anonymous Coward

            いや「買い取り」なので、再販外ですね。

            岩波書店のような例もあるので、仮に売れ残ったとしても価格がどうなるかは解りませんが。

            • by Anonymous Coward

              委託販売と再販売価格維持も関係ないよ。岩波書店はまさにその例

        • 村上春樹さんのように、売れ数が読める流行作家の作品じゃないと今回の話は無理でしょうね。

          そのうち、出版数が少ない作家やデビュー間もない作家の本は手に入れることすら難しくなるか電子書籍でしか読めなくなったりして。
          もしかして、昔は雑誌が担ってたポジションを電子書籍が請け負って行くのかな。

          親コメント
      • 出版社―取次―書店の関係がどう変わるか。

        いままでは取次が各書店に卸していたものが、一書店が各書店に卸すかたちになる。 紀伊國屋は全部買い切ってしまったわけで、当然、取次には返品なしだろう。 取次は、売れない本は出版社に返品していたわけで、これもなくなることになる。

        各書店と紀伊國屋との関係はどうなる? いままでは取次に返品できたはずだが、今回はどうするんだろう。 まあ、いきなりなしとはできないか。これからどうするかは別として。

        大書店は、Amazon対抗か、一定部数の在庫をかかえることで、取次経由の取り寄せを省いて注文品の翌日入荷(以前は入荷までに2~3週間かかっていた)などサービス向上に努めている。これも他の書店にまで適用されるのか?

        とにかく、大変化につながりそうなのは間違いない。

        親コメント
        • ジリ貧の出版社~リアル書店業界弱体化というか衰退が進んでいった結果今回の動きに至ったんじゃないかと邪推。
          取次の在りようや商売の仕方が変わっていかざるを得なくなってるけどそっちはもうガチっと固まっちゃってるので他(紀伊國屋書店)から動いたんだろうなぁ。
          コレを機にアチコチで動きが活発化していって潰れるところと盛り返すところにわかれるか、全滅するか・・・

          >大書店は、Amazon対抗か、一定部数の在庫をかかえることで、取次経由の取り寄せを省いて注文品の翌日入荷(以前は入荷までに2~3週間かかっていた)などサービス向上に努めている。これも他の書店にまで適用されるのか?

          地域の書店は、お互いにユニオンしていって情報や在庫を共有してサービス向上をはからないと生き残るのは難しそうですね。

          都会で、写真集か図鑑に特化した書店が繁盛してるっていう話も聞いたことあるし。
          一分野に先鋭化して趣味に特化した書店とかなら生き残れそう。

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        • by Anonymous Coward on 2015年09月02日 18時32分 (#2875401)

          自分はちょっと違う認識を持ってる。
          従来は

          出版社
           ↓↑
          取次(出版仲卸)
           ↓↑
          書店・ネット書店

          だったのが、

          出版社
           ↓
          紀伊國屋書店 → 紀伊國屋書店グループの流通網
           ↓↑
          取次(出版仲卸)
           ↓↑
          紀伊國屋書店以外の書店

          になるのだそう。
          ここで末端の紀伊國屋書店以外の書店から見た場合、注文する宛先が紀伊國屋になるのか、出版社になるかの違いだけで実際は何にも変わらないのでは無いかと。

          紀伊國屋書店は自前のPOS情報を始めとしていろいろな方法で在庫量をとりまとめて初版買い切り分の数量をきめているっぽく、出版社のプレスリリース [switch-store.net]には、こちらの側面が強調されていたりする。

          全国の書店販売に関して紀伊國屋書店さまが幹事となって、取次各社、並び他社の書店の配本部数をとりまとめていただけることになりました。
          『職業としての小説家』は、紀伊國屋チェーンに限らず、全国チェーンの大きな書店から個人経営の小さな書店まで、十分に配本されることになります。

          ここでは日経が煽ってAmazon対抗とか言う話が強調されているけれども、実際のキモはここにあるんじゃないだろうか。

          出版社ってのはほとんどが中小企業だ。限られたリソースの中で、どれぐらい売れるかを自前で予想し、返品リスクまで織り込んで刷るのはなかなかに難しい。
          こういうケースの時、大手書店が大量買い切り仕入れを実施し、その条件に在庫リスク引き受けの分だけのディスカウント+自社流通の他、取次などに対して再流通を可能にする条件を付けて買い上げる事で、本来は出版社が行わなければならない部数のとりまとめなどを代行すると同時に、書店も在庫切れによる販売機会の損失を防げるのでは無いかと。
          つまり、出版社の営業機能の一部を、有望な書籍については大手書店が代行するということね。
          ここら辺は出版業界以外の一般産業では良く行われている。
          いわゆる商社の商売だ。ただ、出版業界では取次という公正中立をもって出版の自由を保障するための特殊な仲卸がいて、ここは商社の機能は果たさない。そこを紀伊國屋書店は補完してやろうと言うことなのでは。
          (あるいは今の出版社を北米式の出版エージェントの部分に集中させ、米国における出版社ともいえるかも)

          実は従来もハリーポッターなどは、買い切りが条件で希望数をきっちり販売するなんてことは行われていたりしたんだが、書店からの反発が強く結局上手く行かなかった。この時、門外漢としてはそんなもん商社が間に入ればいいじゃねーか、と思ったもんだが、ようやくそういう方向にいくのかな、と。

          親コメント
    • by Anonymous Coward

      電子書籍化が遅れると、スキャン画像一式が裏で流通するというリスクもありますね。

    • by Anonymous Coward

      Amazonについていうなら、フェアな戦いをしようとしない連中にはまともな競争に乗せる必要はないんですよ。
      もちろん、その利益にあやかっている人もね。
      要するに消費税他を払えという事でしょう。

      或いは悔しければ同じことをすればいいだけの話。

      • >Amazonについていうなら、フェアな戦いをしようとしない連中にはまともな競争に乗せる必要はないんですよ。

        今はもうフェアに税金納めてるんだっけ。

        ネットで商売するとで国境やら税金やら法律やら整備しきれてなくてアヤフヤでまだまだ問題多そう。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2015年09月02日 12時22分 (#2875106)

          未だに誤解されているみたいですが、日本の出版社が販売している紙の本はちゃんと消費税納めていますよ。

          Kindle本は、消費税を納めていませんが、これは、Kindleの配信が外国法人が行っている為で、現在の日本の法令では国外の事業者が行うこれらのサービスは「国外取引」に該当するものとして最初から日本の消費税の課税対象でないからです。(同様に楽天koboも払っていないのですが、こちらは話題になりませんね)

          なお、今後の改正で、電子書籍の配信の提供地は「役務の提供を受ける者の住所・居所又は本店・主たる事務所等の所在地」により判定することが予定されている様なので、その改正が実施されればKindle本の配信は「国内取引」になり、通常の課税対象となるでしょうね。

          親コメント
        • by Anonymous Coward

          >今はもうフェアに税金納めてるんだっけ。

          納めてもなければダンピングもし放題だよ。
          http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20121116/239526/ [nikkeibp.co.jp]

    • by Anonymous Coward

      ○○の作品が読めるのはジャンプだけ!とあまり変わらないかなと思うけどどうなんだろう。
      別に買い占めて売らないとか値段吊り上げしてるわけじゃなくて、
      買いたければ紀伊国屋行けば定価で売ってるわけだし。

      しかしやっぱり大手が弱小つぶしという感は否めないね
      アマゾン対抗にはまったく見えないけど。

    • by Anonymous Coward

      リアル本というより、既存の書籍流通の終わり、かもね。
      そりゃ出版社としても、再販で多くの返品がかえってくるより買い切ってくれる方がありがたいだろう。
      リアル本はコストが高いから、今後売れる本しか出さなくなりそう。
      マイナーなものは取り寄せ・ネット直販か電子版オンリーでいいんじゃね。
      再販制度で守る必要もなかろう。

  • by Anonymous Coward on 2015年09月01日 13時11分 (#2874342)

    出版社が既に準備してて即重版かけちゃったらどうなっちゃうんだろうなぁ…そんな状況をみたいなぁ…w

     #まあ一定期間重版しない約束なんでしょうけど

  • うーん (スコア:0, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2015年09月01日 13時26分 (#2874358)

    消費者にとってマイナスしかないのがちょっとなあ。
    こんな、ライバルに嫌がらせするようなやり方じゃなくて、消費者によりよいサービスを提供することで競争すべきだと思うんだ。

    • by Anonymous Coward

      消費者にどんなマイナスが?

      他の本屋にもおろすって言ってるし、いまamazon見てみたら
      発売日に届くように予約できるみたいだし。

      • by Anonymous Coward

        買い占めとはなんだったのか

        • by Anonymous Coward on 2015年09月01日 14時48分 (#2874460)

          紀伊國屋という名前からくるイメージかも。
          ミカンとか買い占めそうだし。

          #関係ないどころか、文左衛門の話も後世の創作の可能性が高いとか‥

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        amazon平気で予約キャンセルするよ。

      • その、できるみたいが曲者でね。水玉螢之丞『SFまで10000光年』(早川書房)がAmazonで予約受付ができるようになってからずっと予約しっぱなしなのにまだ来ない。発売日は7月末だったのにね。
        そんな訳でAmazonの出してくるステータスもあてにならないよ。
        • by nemui4 (20313) on 2015年09月08日 9時11分 (#2878359) 日記

          トーハン系のe-honで注文してましたがこちらも「発送準備中」から状況ステータスが動きません。
          取り寄せ中なのか、そもそも在庫が切れたのか。
          在庫捌けたとして重版しないのか、できないのか。
          こういうのは実体本で手元に欲しいものだけど、最悪(?)電子書籍で出して欲しいと思うようになってきた。

          親コメント
      • by Anonymous Coward

        他の人も言ってるけど、いわゆる「konozama」の可能性もある。

        amazonは在庫なくても受注受けるんだよな。
        「●日後発送」ってのがそう。
        本当に発送できるのかは保証してない。

        場合によっては廃盤になってる商品でも注文できる。
        ただ今入荷手配中ですを2ヶ月くらい繰り返されて一方的にキャンセルされる。

        #予約して買うほどのファンがそこまでいないってだけでは?ってのは言っちゃダメなのかな。

    • by Anonymous Coward

      出版社にもメリットのある方法で買占めたんじゃねえかな。
      価格面でイロつけるとか。

      Amazonは安売り圧力を掛けて来てるから出版社としてはまともに付き合ったら潰されるし。

      あとは、別な見方として、この方法に出版社のメリットがあるとしたら、
      「初版部数を多く表示しておきながら、
       品薄マーケティングを煽る事ができる」
      ってのがあるな。

      • by Anonymous Coward

        >出版社にもメリットのある方法で買占めたんじゃねえかな。
        ただなぁ、別業種の事例からすると、抜けられない状況になるとコストダウン要求しか来なくなるって可能性も有る訳だが。

    • by Anonymous Coward

      ライバルと言っても、DNPと組んでやってるなら当然DNP傘下のhontoへの供給も抜かりないだろうし、
      単なる話題作りのプロレスに過ぎないかと

    • by Anonymous Coward

      そもそも、ネット通販利用者って初版本にこだわるの?
      Blu-rayのように初回限定版と通常版が明らかに違うものならともかく、本の場合は大して変わらないんじゃね?
      ネット書店対抗策と言ってるけど、一番困るのは初版本が手に入らないリアル店舗のような、、。

  • by Anonymous Coward on 2015年09月01日 20時39分 (#2874723)

    ・リアル書店が注文数ちゃんと入荷するか
    ・Amazon品切れでテンバイヤーが儲けるか

    リアル書店経由でうまく顧客まで届かず、テンバイヤー跋扈が最悪パターンか。
    そこまで売れる本かはわからんけど。
    # 人柱的チョイス?

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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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