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惑星から冥王星が除外、太陽系惑星は8個」記事へのコメント

  • これで、惑星の定義は
    (a) 太陽を周回する軌道をもち
    (b) 球形になれるだけの質量をもち
    (c) 軌道周辺の他天体を排除しきっている
    天体ということになりました。

    これは、
    中心星を取り巻いて回転するガス円盤→塵の形成→微惑星の形成→微惑星の衝突による原子惑星の寡占的成長→原子惑星の衝突による惑星の誕生
    という、現在主流の惑星系形成論にかなり合致していると思います。

    今回の決議は、太陽系の惑星のみに有効なものですが、系外惑星を含めて"惑星とはそもそも何か"、という定義を決めるための第一歩目としても上々ではないでしょうか。
    まあ、巨大ガス惑星の作用によって、スリングショット的に飛ばされて恒星を周回しなくなった放浪惑星みたいなのをどうするか、というのはあるでしょうけど。
    エキセントリック・プラネットやホット・ジュピターのようなものがあるのであれば、これだって存在する可能性はありますし。

    #なお、"dwarf-planet"と"Small Solar System Bodies"の境界をどこに置くかについては、今後IAUで検討するとのこと。

    • > まあ、巨大ガス惑星の作用によって、スリングショット的に飛ばされて恒星を
      > 周回しなくなった放浪惑星みたいなのをどうするか、というのはあるでしょうけど。

      この投稿 [srad.jp]中に書かれてる解説ページを見る限りだと「太陽系の惑星」の定義なので、まぁ、放浪惑星の呼び方はこれまで通りで良いのでは?

      でも、今回の定義だと(実際に有り得るかどうかは置いといて)、二重惑星は惑星に入るんだろうか?
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      • by the.ACount (31144) on 2006年08月25日 14時08分 (#1004629)
        連星系てのもあるんだし、惑星が出来る最初から二つセットで周りの物質を取り込んで成長したなら二重惑星もアリじゃないかなー。
        太陽系にはないから今回は関係ないけど、系外惑星がもっと発見されて星系誕生のデータが集まれば、新しく定義を作るでしょう。
        --
        the.ACount
        親コメント
    • s/原子/原始/g

      #別コメントでも間違えた…。
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    • Re:理論寄りの定義 (スコア:1, すばらしい洞察)

      by shinshimashima (9763) on 2006年08月25日 9時59分 (#1004405) 日記
      >(c) 軌道周辺の他天体を排除しきっている
      水星・金星以外の惑星には軌道周辺に衛星を持っているのですが、これはどう解釈すればいいのかな?
      あと、この定義だとよく話題になる二重惑星ってのは存在しえない?

      #やっぱり、かなり曖昧な定義な気がします。
      親コメント
      • それらの天体は、それ自身は成長できなかったものの、惑星がざっと周囲を掃除しただけでは残ってしまったゴミです。
        その他、トロヤ群のように、どうしても掃除しきれない場所もあるわけです。また、地球の月に関しては、ジャイアント・インパクトというある程度特異な事象による産物です。

        惑星系形成論についての東工大の井田茂助教授のページ [titech.ac.jp]を紹介しておきます。
        井田氏は、GRAPEを利用したN体シミュレーションを利用して惑星系形成論(や月の形成論)を研究している方で、専門書や啓蒙書も何冊か [bk1.co.jp]執筆しているので、興味があればそれを読むのもおもしろいです。
        また、古い資料ですがもう少し専門的なものとして、NASAのEvolution of the Solar System [nasa.gov]も参考になるかもしれません。
        #ついでに、井田氏の今回の件に関するコメント [titech.ac.jp]。
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      • by Jadawin (2174) on 2006年08月25日 10時12分 (#1004418) 日記
        冥王星と軌道が交錯している海王星の立場は???

        #定義更新ごとにどんどん惑星が減っていったりして。
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        • by Anonymous Coward
          >冥王星と軌道が交錯している海王星の立場は???
          その軌道で主要なのは海王星なので、惑星でよし。
          冥王星は排除された。
        • by Anonymous Coward
          天の北極方向から見れば起動が交錯しているように見えますが
          冥王星の軌道はかなり傾いているので実際は交錯していないんじゃないかな。
        • 冥王星と海王星の軌道の関係はそれでおわかりになると思います。
          結論としては、冥王星は海王星の軌道上に残っているものではないということです。
      • by Anonymous Coward
        衛星として捉えられたということがすなわち排除されたことを意味します。
        その惑星の系に取り込まれたと言う方が分かりやすいかな。
        • by Anonymous Coward
          クロエニュはどうなるんだろ。

          地球の沿った起動ををもち、かつ、衛星になっていない。
          つまり、排除されていない。

          排除されていない天体があるわけだから、
          地球は惑星ではないってことに…
          • by njt (4968) on 2006年08月26日 1時41分 (#1004989) 日記
            小惑星3753 Cruithne [wikipedia.org] のカナ表記はまだ熟していないので、Cruithne と書いた方がよいように思います。ケルト語発音を採るにしても、「クロエニュ」よりも第1音節は二重母音[ui]なので、普通にかな表記すると「クルイニャ」になるような気もしますし。

            # あっ、この2,3日の間に記事名が移動されてる
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    • by yasudas (5610) on 2006年08月28日 1時53分 (#1005809) 日記
      >(c) 軌道周辺の他天体を排除しきっている

      月を排除できずにうろつかせて、さらに月食とか潮の満ち引きといった影響を受けている「地球」という星について....
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