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※ただしPHPを除く -- あるAdmin
本当に根拠がないのか考えてみよう (スコア:1)
たとえば少し離れたところから冷たいものに向かって横から手をかざしたとき。
別にそこの空気の温度が低いとか対流で風が吹いてるとかでなくてもなんとなく冷たく感じます。
これは、室温にある物体はそれだけで赤外線を発している(吸収もして平衡状態になっている)ので、「すでに赤外線による放射を受けている」状態から見れば、「全然赤外線がやってこない物体」は(触れていなくても)冷たく感じる、ということ。
夏と冬で部屋の気温が同じでも、壁から来る放射熱で体感温度はずいぶんと変わります。
#同じ気温なのに夏は暑くて冬は寒い、って経験ないですか?
#天気予報でよく聞く「放射冷却」は、地表からの赤外線がそのまま宇宙に飛んでって帰ってこないから冷えるんだし。
前置きが長くなりましたが、要は「その辺のものもそれなりに赤外線とか出しているから冷たく感じない」ということ。
そこで遠赤外線グッズを考えてみると、
・放射されるエネルギーのうち遠赤外線の割合が多い
・遠赤外線は人の体に吸収されやすい
という前提で考えると、実際ちょびっとは暖かいのかもしれない、と考えられます。
#実際どれくらい遠赤外線が多いとか吸収されやすいとかが不明なので怪しく感じるのかも。
#つーか、公表したら「効果がないわけじゃないがほとんど無し」なので出来ない予感
Re:本当に根拠がないのか考えてみよう (スコア:1)
別コメント(#1038597)にありますが、「輻射(放射)率=吸収率=(1-反射率)」なんです。
これが崩れるとエネルギー保存の法則が破れたり、永久機関が出来たりしちゃいます。
では放射率あらわすものは?、というと接触による熱の伝わり易さをあらわす熱伝導率のように、輻射による熱の伝わりやすさを表す数値なのです。
ということを、「遠赤外線放射繊維」に当てはめると、繊維側が体温より低ければ、遠赤外線を吸収しやすい、といえます。
じゃぁ、冷たく感じるの?というと、話はそんなに単純じゃなくて、実際には放射率だけでなく、表面と内部での熱の伝わりやすさをあらわす熱伝導率、物体の熱容量をあらわす比熱、物体の体積あたりの量を現す密度等に影響されるんですよ。
ま、つまり放射率がどうこうって言うだけでは、それ以外の要因が大きいのでなんともいえないって事です。