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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
丈夫すぎる飛行機 (スコア:2, 参考になる)
耐用年数までは決して壊れないけど耐用年数を過ぎたらすぐガタがくる、それが理想的な設計
Re:丈夫すぎる飛行機 (スコア:1)
所謂"ソニータイマー"というやつは理想的な設計なんすかね…?
# 噂だと思ってますけど
まぁ、確かにレースカーとかではそういう話はよく聞きますね。
でもあくまでそれは
「無駄を削って、その分性能を上げる」というのが前提にあると思います。
#だから何、ってことはないんですけど一応…
Re:丈夫すぎる飛行機 (スコア:1, 興味深い)
飛行機の場合、重量を削ればその分だけ客や貨物を載せられるようになるので、
重量の軽減はそのままエアラインにとっての収益増になります。
一方で重量を削ると構造の寿命が短くなり、耐用年数が減ってしまいます。
もちろん削りすぎて耐用年数が極端に短くなっては元も子もありませんが、
丈夫で長持ちだけど経済性の悪い飛行機というのも、
エアラインにとって望ましい機体ではありません。
エアラインにとっての収益が最大となる耐用年数をきっちり見積り、
ギリギリのところまで重量を削った飛行機が一番という意味では、
ソニータイマー (的な思想) は理想的です。
# あらゆる工業製品について同じことが言えますが、飛行機の場合は特に
# 重量と運用コストの相関が大きく、重量軽減への要求がシビアになります。
YS-11の場合は、胴体着陸しても修理して使えるなんて頑丈さは
エアラインから見れば過剰だったと思いますが、どこをどこまで
削っていいかというのもノウハウですから、初めて作るときには
設計を安全側に振ってしまうのも仕方のないことでしょう。