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真面目に考える気があるなら、少なくとも既存の権利団体が新体制にソフトランディング出来るようなプランでないと現実味がまるでありません。
あなただって、「当社の利益を増やすため、あなたのギャラを半分にして良いですか?」って話を真面目に話し合う気にはならないでしょ?
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:4, 興味深い)
著作物と社会・文化のかかわり合いを冷静に考えてみれば、著作物が自由に流通し、その対価が権利者に適切に還元される事こそが、望まれる著作物の利用形態でしょう。今回の訴訟問題で、果たして権利者側にどれだけのお金が落ちる物か? …無理じゃないかなぁ。そもそも今回の場合は権利者本来の利権を損なっているわけじゃないのだから。
結局のところ、CSS などのような姑息な手段で利用者の利便を妨害する事が、権利者の権利を保護することにはなっていない… ということは今まで何度も指摘されて来たことだというのに、未だそれに気がつかない『ふり』をしているのじゃないか? そういう権利者代理人としての既得権に固執する幇間どもが相変わらずはびこっているということなんだね。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1)
「権利」を「利権」とわざわざ書いているのがなんだかねぇ、と思いますがそれはともかく、
・映画会社自身やそこに許諾を得た業者が有料でpodcastなどのサービスを運用すること
とは商売としてバッティングしそうですね。
あと、今回の業者によりiPodに転送した動画データは何らかの保護がなされているのでしょうか?
このあたりの状況によっては「著作権フリーなフォーマットに変換して頒布」していることが問題かと。
> 結局のところ、CSS などのような姑息な手段で利用者の利便を妨害する事が、
> 権利者の権利を保護することにはなっていない… ということは今まで何度も指摘されて来たことだというのに、
> 未だそれに気がつかない『ふり』をしているのじゃないか?
CSSは今となっては(鍵を抜かれてしまったせいで)ほとんど有名無実となってしまってますが、
次世代の保護規格であるAACSに対する法的運用にも影響しかねない話題だからでは。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1)
別スレッドでも書いたけど、それは権利者の『代理人』のレガシーな既得権なわけ。かならずしも著作権者本来の権利を侵害しているわけじゃないでしょ? で、そうした『代理人』より廉価なコストで著作物を利用した対価が回収されるのであれば、権利者はわざわざ代理人と契約して手数料を支払う理由は無くなるわけですな。
今様な ITF(情報技術基盤)によって物流などを巡る社会は劇的な変化をとげているのに、ひとり著作権だけが50年前のまんまというのは、どう考えても異常だと思いますけどね。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1)
> 権利者はわざわざ代理人と契約して手数料を支払う理由は無くなるわけですな。
もちろん、*そう考える権利者は*そうすればいいですね。
実際にはその「代理人」が著作物を作成するために必要な資金や調整、設備の提供を行っていたり、
広く知ってもらうための宣伝を行っていたりするわけで、著作権者が著作物で食っていくための
give and takeな関係がほとんどです。
そういう前提の下に作られた映画などのコンテンツについて、
「わざわざ代理人と契約して~」なんて主張することは大きなお世話なわけですが :-)
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1)
で、それが過去50年から未来50年までそのまま普遍であることが「どうよ?」ということなんですがね。
それは「卸し」「仲買」というシステムがこれまでの物流の中で何故存在して(いた|る)のか? という話しになるのですけどね。
著作物も所詮「流通するもの」で、そこに「卸し」や「仲買」があるわけ(だった|なの)だけど、今様な社会環境の下で、なお旧態依然とした「物流秩序」に従う事が果たして生産者たる権利者と、利用対価を支払う消費者という両者にとって「最善の策」であるかを問う意義はあると思いますがね。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:2, 興味深い)
「どうよ?」と文句を言うだけで「こうすればもっと儲かる」(あるいは「こうしなければ儲からなくなることが確実だ」でも可)と誰もが納得できるモデルを示さないのであれば,全く無意味ですね.だって,わざわざ儲からない方向に向かうメリットなんて無いわけですから.
この手のネタで以前から感じていることですが,「コンテンツホルダ側の権利ばかりが云々」とか「デジタル時代になったのだから,従来のモデルは崩壊して云々」あるいは「コピーをガチガチに禁止するよりも,もっとユーザの自由にした方が双方のメリットが云々」みたいなことを言う人って,議論が進むと「~すれば,ユーザが増えるだろうから,結果的にはプラスになるに違いない」みたいな希望的観測に帰着するか,そもそもユーザ(=自分)側のメリット以外には何も考えて無いかのどちらかですよね.さらに言えば,前者の場合のモデルケースとしてiTunesを挙げる人が多いですが,残念なことに,iTunesは(売ってる側では)Appleに*のみ*メリットがあって,レーベル各社は「Appleにしてやられた…」と思ってる状態なので,コンテンツホルダ側からすればiTunesも失敗例の1つです.
ということで,もしも本当に「今後50年は今までとは違うんだ」と思うのであれば,「こうすれば,今後50年はウハウハでっせ」っていうモデルを示してくださいな.
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1)
>「こうすれば,今後50年はウハウハでっせ」っていうモデルを示してくださいな.
そんなモデルがあれば/.-jではなくほかの手段で示すに違いない、に10カノッサ:)
# 仲谷教授……
---- 何ぃ!ザシャー
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
前コメントのどの部分に同意しているのかわからないけど、
いくら言われても、この人の頭の中で映画会社がやっている事は
「監督が作った映画をもらってDVDを焼いて配送業者に渡すだけ」
なんだよね...
>で、それが過去50年から未来50年までそのまま普遍であるこ
>とが「どうよ?」ということなんですがね。
何の事言ってるんだろうね。
50年前も映画が店頭で販売されてたと思ってんのかな。
で、50年先もそうなるはずだと思ってんのかな。
音楽や映画のネット販売なんてとっくに始まってるのにね。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
利益も同じ。
手数料だって払う以上の利益が有るから払うのであって、この場合の手数料は全体の利益の一部です。
劇的な変化だって? あなたが思っているだけでしょう。
50年前と同じだって? 世の中ちゃんと見ています?
上辺だけの劇的とか古いという意見に何の意味はない。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
・映画を作った人が直接客に売れば良い
・PCを使えば物流コストがかからない
これだけだよね?
製作コストも宣伝コストも利益回収も製作のアウトソーシングもパクリ対策も
何も考えなくていい、個人の趣味で作った映画なら「代理人」がやることは
物流だけかも知らんけど、実際の商売はもう少し難しいんじゃ無いかってことも
考えてみた方が良いと思うよ。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
花は咲くけど種は出来ない3倍体みたいなコピーコントロール
をしたいんじゃないかな?
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1, 興味深い)
ITF(情報技術基盤)における CRM(著作権管理)な実装モデルは、私がここでわざわざ説明するまでもなく、この数年の間だけでも文字通り星の数ほども提案されてきているのだよ。…が、そう云うモデルの大半は、権利者の利益と利用者の利便を同時に矛盾なく成立させることが可能であるのにもかかわらず、実用化は一向に進まないわけだ。なぜか?
それは、権利者の権利を代理している組織としての、映画会社、レコード会社、著作権管理団体の既得権を崩壊させることになる(と連中は認識している)からなんだよね。で、この既得権というものが、はたして今どきの ITF な世界においても依然として「フェアなもの」であるのかどうかについて、こうした場での議論がもっとなされるべきだと認識している。権利者に金を払う立場として、その対価として主張するべきものは主張しなければならないのだよ。
--- Toshiboumi bugbird Ohta
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
例えば?
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0, すばらしい洞察)
説明してください。説明できるなら。
>この数年の間だけでも文字通り星の数ほども提案されてきているのだよ。
提案はされたでしょう。提案の中だけなら結構良かった物は有りましたね。シグマとか。
>… が、そう云うモデルの大半は、権利者の利益と利用者の利便を同時に矛盾なく成立させることが可能であるのにもかかわらず、実用化は一向に進まないわけだ。なぜか?
ここが肝で、つまりは現実世界に当てはめたら有効でないモデルという事でしょう。
あなたのはなしは「理論が正しいのにかかわらず、現実が間違っている...なぜか?」
という疑似科学がよく使う言い回しなのです。
普通に考えれば理論が間違っているのです。
>権利者に金を払う立場として、その対価として主張するべきものは主張しなければならないのだよ。
再度いいます。説明してください。現実世界に適用する主張ならばクリエーターらに大きな益をもたらすのだから。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
結局、単純に既存利益を新興に移し変えるだけの話なんて、大量の利権を抱えている者が飲む訳が無いって事位は考えたほうが。
真面目に考える気があるなら、少なくとも既存の権利団体が新体制にソフトランディング出来るようなプランでないと現実味がまるでありません。
あなただって、「当社の利益を増やすため、あなたのギャラを半分にして良いですか?」って話を真面目に話し合う気にはならないでしょ?
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
不満ですが...
新しい映画を買うたびにiPodも買えということ?
そんなものは映画の消費者の利益にはならんでしょ。
問題の販売手法はたまたまiPodを買うときに欲しい映画を取り込んでくれる
ということで、iPod購入者の利益にはなるかも知れんけど、無許可でこの手
のサービスをやる業者が儲かって他の業者のiPodが売れないということであ
れば他の業者から不満が出るので、早めに取り締まった方が良いのは当たり
前の話。
ただそれだけでしょ。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
> のサービスをやる業者が儲かって他の業者のiPodが売れないということであ
> れば他の業者から不満が出るので、早めに取り締まった方が良いのは当たり
> 前の話。
いやいや、それは当たり前でないよ。
そのサービス自体に問題が有るかどうかが問題で、他の業者が売れるようになるかどうかは関係ない。
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
(他人に頼らずに、自分でも考えようよ)
Re:CSS が問題の解決とはならないことを自ら証明してみせたわけね (スコア:0)
店員が自宅に来ていちいち家のPCでリッピング作業してiTuneにデータを入れるの?
それともCSSを外したDVD-RをDVDにバンドルして渡す?
どっちにしても手間がかかりすぎる上に違法のにおいがプンプンするな。
(他人に頼らずに、自分でも考えようよ)