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中国初の実用放送衛星「Sinosat-2」運用を断念。」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward on 2006年11月25日 15時33分 (#1064417)
    かつての宇宙機は、ミッションに最低限必要なごく単純な機能を満たしていれば問題なく、
    故障しにくさを最も重視して、電力や機材配置の効率を犠牲にして壊れやすい可動部分を
    極力減らし、姿勢制御も単純なスピン制御で問題ありませんでしたが、
    近年のミッションの高度化を見ると、宇宙機の可動部分の搭載をどんどん進めているようですね。

    通信効率や各種機器の稼働を上げるためのジンバル(首振り)機能、
    消費電力の大きい機材の為、発電効率の悪いスピン制御から、太陽電池パネルの可動化など。

    特に、姿勢制御の肝となるリアクションホイールと、
    衛星の命とも言うべき太陽電池パネルにまつわるトラブルは多いですね。

    先日ミッション断念の可能性が高くなったマーズグローバルサーベイヤーも太陽電池パネルの
    トラブルが引き金になったようですし、我が国に至っては特に地球観測衛星「みどり」「みどりⅡ」を
    太陽電池パネルのトラブルで喪失していますね。
    http://www.sorae.jp/031006/1586.html [sorae.jp]
    http://ja.wikipedia.org/wiki/ADEOS [wikipedia.org]
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8AII [wikipedia.org]

    今回の太陽電池のトラブルを聞くに、宇宙開発で有人飛行を実現するなど、
    近年、躍進目覚ましい中国は、有人宇宙飛行のみならず、
    西側と同等水準の高機能な衛星を製造出来る所まで、技術水準が上がりつつある事を伺わせますね。

    西側は宇宙機を悩ませている可動部分の破損問題に早く決着を付けないと、
    ロケットのみならず衛星市場も中国が幅をきかす世界になるかもしれません。

長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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