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ソースがいささかアレですが、ちんげ教教祖の近況 [misokichi.com]の2001年5月25日の項にこんな記述があります。
偽薬を本当の薬だと信じ込ませると、3割の患者が治ってしまう、というプラシーボ効果は、実は効果がないことがわかった。というニュースに驚いた。 長いこと信じていたのに、間違いだったのか? 教科書を黒塗りにされた終戦直後の学生は、こんな気分だったのかも。
当時、へぇ、と思ってちょっと検索してみたりしましたが、その「ニュース」を報じる他のソースをネット上で見つける事はできませんでした。 まあ、そういう論文が少なくとも 1本は書かれたという事かと。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
何をいまさらと言う気もするけど (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:何をいまさらと言う気もするけど (スコア:1, 参考になる)
それ自体が否定されてなかったっけ?
#しまった、マジレスマンになってしまったぞ。
Re:何をいまさらと言う気もするけど (スコア:3, すばらしい洞察)
> それ自体が否定されてなかったっけ?
全く異なる二つのものを一緒くたに扱うのはいかがなものかと。。。
#サブリミナル効果は疑問視されてるけどプラシーボ効果は実証済。
#実証済というよりは薬の効果をテストするときの厄介なノイズとして
#認識されているんだけどね。。。
Re:何をいまさらと言う気もするけど (スコア:1)
ソースがいささかアレですが、ちんげ教教祖の近況 [misokichi.com]の2001年5月25日の項にこんな記述があります。
当時、へぇ、と思ってちょっと検索してみたりしましたが、その「ニュース」を報じる他のソースをネット上で見つける事はできませんでした。
まあ、そういう論文が少なくとも 1本は書かれたという事かと。
Re:何をいまさらと言う気もするけど (スコア:4, 参考になる)
・プラセボと無治療を比較している130の臨床試験のレビューを行った。
・結果がカテゴリー変数で示される(binary outcomes)試験については、
プラセボは無治療と比較して効果がなかった。
・結果が連続変数で示される試験では、特に痛みについての主観的な評価で
プラセボに望ましい効果があった。ただ、被験者が増えるほど差が小さくなって
いるので、小さい試験であることに関係したバイアスかも知れない
・結論として、特に痛みを治療する効果を主観的に評価する臨床試験で
プラセボ効果がある可能性はあるが、プラセボ全般に臨床的な効果が
あるという結果は得られなかった。臨床試験以外の場においてはプラセボを
使用することは正当化できない。
否定されているのはプラセボ効果(と総称されている、臨床試験の評価に
バイアスを与える色々な因子)の存在そのものではなくて、
プラセボ(の真の治療的な)効果を期待した治療行為の正当性、と読むべきだと思います。