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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
小惑星探査:はやぶさ後継機 2010年に打ち上げへ (スコア:5, 参考になる)
記事によれば、今日の宇宙開発委員会部会で「はやぶさ」の後継機開発計画が
明らかにされた。4年後の2010年に打ち上げ、2015年の帰還を目指す。
方針は決まった。次は予算をきちんとつけてもらおう!
まだまだ応援の勢いを緩めるわけには行きませんね。
仲間になってくれないかな?かな? (スコア:5, 参考になる)
確実なサンプルリターン一番乗りの名誉もありますが、何よりも遠方にある探査機との
通信を保つDSN設備は日本は貧弱で、臼田や内之浦の設備だけだと約8時間の可視時間のみ
で運用をこなさなければいけません。そこで、全世界に死角のないDSN持つ米国の
設備を借りなければいけませんが、米国に先行された場合、日本側は設備を使う余地は
ほとんど無くなるでしょう。
(そのうえ、米国のDSN網は老朽化が進んでいてトラブルが頻発しているとの事)
DSNは借り物故、持ち主の米国の探査機が優先であり、可視時間とDSNの空き時間との兼ね合いで
「のそみ」「はやぶさ」の時は綱渡りの運用を余儀なくされましたが、米国のミッションと
競合する場合、「はやぶさ2」では地獄どころか死の運用になる事は目に見えています。
http://srad.jp/science/comments.pl?sid=342445&op=&threshold=-1... [srad.jp]
そこで、探査機の新規開発ではなく、前作の小改良のみにとどめ予算と時間を削減するなど、
計画を無理矢理前倒ししてでも先行させ、一番乗りは不可能だと米国に独自の探査計画を
思いとどまらせた上で、日本の「はやぶさ2」ミッションに参画して貰った方が探査機の
ミッション遂行上有利となります。
ディープインパクトやニアなど、小惑星探査では先駆者と自認している米国のノウハウも
ある程度得られますし、何よりも米国のDSNを利用できるという運用のキモを手に出来ます。
惑星探査で正々堂々と米国を敵に回すには、死角のないDSNの構築は必須ですが、
現状では無理でしょう。
現実的には単独で打ち上げるにせよ、共同で打ち上げるにせよ「はやぶさ2」の
米国の強力なDSNの後方支援は不可欠です。
ミッション立ち上げを急ぐ理由は同じ分野で米国を敵に回すと言うより、
米国を旅の仲間にする為の作戦ではないでしょうか。
日本が独自にDSN網を世界に構築していれば、10機以上の探査機運用でてんてこ舞いで、
その上老朽化しているDSN網維持に腐心している米国にも恩を売れますし、
惑星探査分野でメキメキと力を付けるesaや、惑星探査に参入を目指している
インドや中国などにも強い発言力と結びつきが得られます。
これから訪れるであろう、太陽系大航海時代にしっかりとした後方支援体制構築は
重要になって行くでしょう。
そんな訳で「はやぶさ2」打ち上げの頃には日本独自のDSN網構築計画が
立ち上がっていれば嬉しいのですが・・・・。
Re:仲間になってくれないかな?かな? (スコア:1)
惑星探査を日本の宇宙開発のライフワークとするなら (スコア:1, 興味深い)
中、長期的な視野で戦略的に宇宙開発を考えているかどうかは後方支援設備の
力の入れ様で伺えるでしょう。
ロケットや探査機も大事ですが、打ち上げたあとのフォローも同じぐらい大事です。
予算が少なく、探査機一機、一機が貴重な存在ならば虎の子の探査機を
手厚くサポート出来る体制にして貰いたいです。
(DSNの運用時間の谷間がなかったら「のぞみ」のトラブルは
最小限にとどめられていたかもしれなかった事を思うと・・・・。)