「中国がUNIX OSに匹敵するサーバOS「銀河麒麟」の開発成功」記事へのコメント

システムについての説明

[Anonymous Coward]

あくまで興味のある方に．
システムについての中国語の説明を読んでみました．専門ではないのでよく分かってませんが，カーネル自体はMach（Darwin）から，システムサービス（System Call）はFreeBSDから，いろいろアイディアを借りているそうです．目指しているのは，Machのカーネル，FreeBSDのシステムサービス，Windowsのデスクトップだそうです．軍事用ということでGPLソフトが含まれないように注意して作られているが，やはり豊富なLinux用のアプリケーションも使いたいため，わざわざLSB基準を満たすまで（LSBを満たす最初の非Linux OS）までやったわけです．
10年開発で結構のところまで来ていますが，まだまだ完成度が低い，特にIO関係が差があるそうです．

Re:システムについての説明

[Anonymous Coward]

10年前といえば、たしかNTTがRT-Machやってたよねえ。 その上でBSDサーバが動いてユーザランドはFreeBSDだった。

Re:システムについての説明

[Anonymous Coward]

うふふ、NTTが配ってたCDROMがまだ手元にあります。 FreeBSDの前しばらくは4.4BSD-Liteベースのサブシステムじゃありませんでしたっけ。