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理研、カオス理論に基づく通信方式を第4世代携帯向けに推進」記事へのコメント

  • CDMAというかスペクトラム拡散では、拡散符号の長さで多重度(帯域)が決まると理解しているのですが、帯域を増やそうとすると逆拡散の際のPLLによるロックに時間がかかり、実用面ではトレードオフとなることから、あまり帯域をかせげないという話を聞いたことがあります。
    「独立成分分析」の処理分の時間的コスト増があっても、分析能力の向上によって「50倍」かせげたってことを実証したってことなんでしょうね。(たぶん)

    # 今回のリリースは「カオスCDMA方式」と「独立成分分析」の相性の良さ(個性的な声)が売りのような感じではあるため、オフトピ気味ですが。
    # 識者によるご指摘をどしどしお待ちしております。
    • 拡散符号の「長さ」じゃなくて「組合せ」の問題でしょう。

      スペクトラム拡散では、通信したい情報そのものを「拡散符号」で変調することで広い周波数帯域にわたる信号に変換し、複数の信号を周波数的にも時間的にも完全に重ねて送受信します。
      受信側にとって「拡散符号」の異なる信号は単なるノイズで、目的の「拡散符号」で変調された情報だけを取り出すことが可能です。
      しかし、例えば、拡散符号が8ビットあれば一見256通りの情報を重ね合わせることが出来そうですが、実際には逆拡散で分離できない符号の組合せがあるので、使える拡散符号数は少なくなります。

      • by Canadian (31348) on 2006年12月13日 15時39分 (#1075021)
        「帯域が増える」というのはミスリーディングかと思われます。
        通信路容量は割り当てられた周波数帯域とS/Nでシャノン限界として決められてしまうので,それをいかに多くの局で効率よく分割して使うかという方法が周波数分割,時分割,符号分割多元通信かと。
        そういう意味でスペクトル拡散通信は効率のよい通信路容量の分割を目的としないという意味でちょっと違います。(i.e. JPL符号を通信に使っても必要な帯域の割に収容局数が小さい)

        CDMAの場合は効率よく通信路を分割するために相互相関が小さいことが求められます。例えば,親コメントに出ている符号は直交符号なので,位相が違うと相互相関が大きくなってしまいます。
        位相が違っていても相互相関の小さいM系列符号や,M系列をもとにしたGold系列を使う場合が多いです。

        カオスCDMAはそういう意味で符号長が長く,相互相関が小さく,決定的(同一の種から生成すれば双方で同じ符号が得られる)な拡散符号をカオスで生成しようという話かと思われます。

        発表タイトルが書いてある, 電子情報通信学会 非線形問題研究会 [ieice.org]の講演名とプレスリリースの文章から推測すると,今回の結果は
        • 復号時に符号間の相関をとって復号すると面倒だから独立成分分析を使いたい
        • 符号化にカオスCDMAを使うと独立成分分析でCDMAを復号可能なことがわかった
        …という内容のような気がします。ここに信学技報がないので,はっきりとはわかりませんが。
        信学なら通ソCS研, RCS研や基礎・境界でもWBS研とか, 発表する場所は他にもあるような気もしますけど, NLP研で発表しているというのは, カオスの基礎的な説明は省けるということなのでしょう。



        量子通信ならエンタングルメントを使ってシャノン限界を超えられることは 確かですが(「Holevo限界」で検索してください), それはまた別の話と言うことで。

        #もうIDでいいや
        親コメント

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