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東芝、東芝EMIの全株式を売却し、レコード事業から完全撤退へ」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    同業者で同じ事が増えていくでしょうね。
    曲を聞く機会が減ってる気がしますね。
    ドラマ程度しか聞きませんからそれから外れると
    それ以外は全く売れない状況です。

    制度や仕組み自体失敗なのかと思いますね。

    #昔のベストヒットシリーズを回していくだけで新曲はもう要らない時代なのかも
    • Re:今後は (スコア:2, すばらしい洞察)

      >#昔のベストヒットシリーズを回していくだけで新曲はもう要らない時代なのかも

      時代ではなく「世代」じゃないっすかね。
      • by Anonymous Coward on 2006年12月18日 20時20分 (#1077759)
        >時代ではなく「世代」じゃないっすかね。

        それはどうだろう、「昔のベストヒットシリーズ」ってのは世代限定のヒットという意味だけでなく
        「聞きつがれる名曲」っていう意味もあると思うんだよね。
        後から生まれる世代は、自分が生まれた前の楽曲を聞かないわけじゃない。
        (そんなこといったらクラシックにファンがつく理由が説明できないからね)

        アテンション!という本を読めば解るが、昔は録音するのにも相当の資金が必要で、
        結果として取捨選択が厳しくなったり、下手は下手なりに緊張して録音していたから良い物が出来た。
        しかも、(ブートレグなどを除けば)絶対的弾数が少ないので手を出しやすい。
        いまや誰でもプロ顔負けの楽曲をMP3なりCDで公開できるし入手できる、
        気に入らないところはPCで切って貼ってイコライジングしてしまえる。

        むしろ、文化的なハードルが下がった時代、それを実感する世代ほど過去に希望を求める傾向さえある
        具体的には、機械演奏と宅録技術が発達したYMO登場以降に節目がある。
        ここら辺がテクノでもなんでも、生演奏と自動演奏の時代的区切りになっていて
        いまやヒップホップもスクラッチ音をサンプリングされた素材集から取り込む時代だ。

        (宣伝・流通抜き、純粋に録音に関わる部分の)コストメリットが追求された新曲は、
        カラオケで歌うために歓迎されても、聞き惚れられるという事はない。
        素人がオーディションで選ばれて、商品化される時代の楽曲には共感はあるかもしれないが感動は無い。
        感動は言い過ぎにしても、個性は無い。殆どがなにかの焼き直しでしかない。
        しかし、まだ「それなりのコストをかけていた時代の人」の「新曲」も出ているので、
        全部が全部粗製濫造でないわけだが、この古き良き時代の層がいなくなった時代には
        「昔のベストヒットシリーズ」と区別できるような特徴の無い音楽ばかりになるだろう。

        ただし、坂本龍一がエリッククラプトンをさして言っていたように、
        「同じレパートリーを延々とやっているだけで、自己パロディーになっている」
        古き良き時代の層もいて、それよりはカラオケ向きの層がいいというのも解らなく無い。
        たしかに、新曲という価値に熱中する「世代」がいるのは今も昔も変わらないが、
        音楽が新しく興るという感動が無くなり、流行と共に廃れていく消耗品に変わったのは「時代」がある。
        そうでなかった「時代」への郷愁を持つのは「世代に関係なく」なり、
        それは「ある時代を境にした音にしかなく」なった。

        こういう現象はどの業界においても起きている事で、音楽だけだそうじゃない。
        デジカメによって写真を現像するコストが下がりプロの写真屋が食えなくなったり、
        DTPやウェブによって出版のコストが下がり印刷屋が食えなくなった。
        音楽も、制作/録音するコストが下がり音楽屋が食えなくなった。
        (食えなくなった、というよりも技術に対する尊敬が無くなったというべきか)
        「新しく生まれるものの価値が下がった時代」の背景を抜きにしては語れない。
        ネット等のコミュニケーション手段の発達によって、
        「粗製濫造だと気付かされる機会が増えた時代」というのもある。
        それによって、「新しい楽曲はすぐに価値を失い、古い楽曲が評価される時代」になった。
        これを、いまだに「世代の環流に過ぎない」と思ってる人間がいるとしたら、それはよほどの馬鹿だけだ。

        最後に、YMO登場以降の表現者をフォローしておこう。
        世代を超えた支持を、今の新曲や表現者が得られにくくなっている不運はある。
        才能が無いのに先に生まれた理由だけで先行者利益を享受できている人も居て、
        才能があっても後に生まれただけで蔑まれている人が居るように、
        本人たちの努力ではなく時代の巡り合わせが悪かった、と。
        一方で、楽器演奏に頼らなくても創作が出来て、表現者を気取れる人間が出てきたという、
        この時代の恩恵に預かっている人も相当いるので悪い事ばかりの時代ではない。

        それと、このような流れはコモディティ化として我々IT業界の中でも強くなっている事も付け加えておこう。
        親コメント

UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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