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東大研究チーム、オス決定遺伝子「OTOKOGI」を発見(タレコミ)」記事へのコメント

  • by Anonymous Coward
    #さて、このサブジェクトがここまで嵌まったストーリーも空前絶後だが
    #これで旧約聖書の記述にケチがついた訳だ…(違

    しかし、今回明らかになったのは藻(植物門)の雌雄であって、
    それって動物門の雌雄の別にも当てはまるのだろうか?

    進化的に性の萌芽って、動物・植物の門の分離の前だったっけ?
    • 動物ではすでにメスがベースであるとされています。
      手元に資料がないので記憶を頼りに書きますが……

      ヒトの場合、Y染色体上のSryと呼ばれる遺伝子が発現するとオスになります(マウス等でも同等の遺伝子があります)。
      組換えなどでSryを消失したY染色体の場合、XYでもメスになりますし、逆にSryを獲得したX染色体ではXXでもオスになります。
      #遺伝学的な性別の場合です
      #ホルモン受容体の異常は別で、これはこれで面白い話なのですが……

      Y染色体は、このSryのためだけにあるような染色体で、オスとなるのに必要な遺伝子の多くは常染色体上にあるので、オスもメスもこ

      • by s02222 (20350) on 2006年12月21日 21時51分 (#1079979)
        >ちなみに、性別とは生物学的には『互いに有性生殖を行うことが出来る』という感じに考えられていて、ゾウリムシ(だったかな?)は十数の性別があります。

        とすると、オス、メスのラベルを付ける指標って何でしょう?
        ある程度までは、卵を産む方がメス、で片が付きそうですが、単細胞生物まで行くと、ついうっかりオスメス逆に定義しちゃったよ、みたいな事例は起きないもんなんでしょうか?
        電子の電荷がマイナスになっちゃったみたいな感じで、長らく雌株と呼称されてるけど○○生物学的な意味では実はオスでした、みたいな。
        親コメント
        • by teratera (19792) on 2006年12月21日 22時18分 (#1080010) 日記

          厳密な指標は存じませんが、別にオスメスで区別する必要はないでしょう。
          区別できれば良いので、単細胞生物のように区別不能であるなら、aとbみたいな分け方でもかまいませんし。

          ちなみに、オスメス逆に定義するには、オスとは何か、メスとは何かを定義する必要があります。
          適当に「こっちをオスと呼ぼう」と言って、あとで撤回するのは研究者的に汚点なので(笑)やりたくないことですね
          そう発表するのであれば、それなりの根拠があるはずです
          あと、オスメスの違いについて、動物、植物、単細胞生物、原生生物まで網羅するような基準については存じません。
          せいぜい、卵を持っているか精子を持っているか、という程度のものだと思います

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        • by Anonymous Coward on 2006年12月21日 23時00分 (#1080052)
          >ある程度までは、卵を産む方がメス、で片が付きそうですが、
          配偶子の大きさや機能に明らかな差異がある時、
          大きい方(ex.卵子)を持つのがメス、小さい方(ex.精子)が雄では。
          その差がない場合は、そもそも雄雌の区別が無くなる。

          >単細胞生物まで行くと、ついうっかりオスメス逆に定義しちゃったよ、
          でその差が小さくて機能面でも差異がない時は雄雌の定義が弱くなるんで
          しょうね。たとえば蝸牛とかミミズとかのように雌雄同体というのもある。
          また一部の魚類でも条件に応じて性転換する種があるように、雄雌の区別は
          必ずしも絶対的なものではないようです。

          「攻め」だの「受け」だのとは無関係な話のです。 orz
          親コメント
        • by soy_milk (26202) on 2006年12月23日 1時08分 (#1080788) 日記
          とすると、オス、メスのラベルを付ける指標って何でしょう?

          たとえばマツタケなどのキノコも有性生殖を行いますが、種によっては数千の「性」があると推定されています(実際にいくつ性があるか確認することは不可能に近いです)。で、ある性の個体は同じ性の個体とは交配できないが、それ以外のあらゆる性の個体と交配可能、といった様式になっています。
          # ここは細かく説明すると非常に面倒くさいし、私自身最新の研究をフォローしていないので、
          # おそろしく乱暴に簡略化した説明になっています。
          # 詳しいことが知りたい方は菌学の入門書などを読んでください。

          また、これらのキノコでは、動物のように減数分裂で生じた交配用の細胞同士が単細胞のまま融合するのではなく、減数分裂で生じた胞子が発芽して多細胞になってから細胞融合を行い、交配が成立します。さらに、交配前の個体が交配後の個体と出会うと、交配後の個体から性の合うハプロイドの核を1個もらって交配するというワザを使うグループもあります(もちろんこうしたグループでも、普通のタイプの交配もします)。

          ここまで有性生殖のやり方が違う生物について「オスメスをどう決めるか?」などと考えることに意味があるでしょうか? むしろ「オスメス(という二分法)」などというのは、所詮人間を含む一部の生物でだけ有効な概念であって、生物全体に一般化できるものではない、と考える方がよいのではないでしょうか。もちろん、「一部」とは書きましたが、オスメスのある生物は沢山いますし、実用的にも重要な生物が多いのですが、しかし生物はそういうものだけではないのです。

          こういう、「変わった」様式を包含するような、既知の有性生殖の様式全体の概念的整理というのは果たしてあるのでしょうか? 私は生殖生物学に詳しいわけではありませんので、どなたか教えていただきたいです。

          親コメント

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